日本に帰ると、、、どうやって地方を元気にしていったら良いのかと言う相談をいろんなところより相談を受けます。

そこでちょっとしたフランスで最近見た素晴らしい事例のご紹介をします。

ボルドーと言えば、、、ワインでもの凄く有名なところですが、そこにワインでまず素晴らしく有名なシャトーがあります。
http://www.smith-haut-lafitte.com/
シャトースミスオラフィット、ワインを好きな方なら一度は聞いた事ある名前ではないでしょうか？
Pessac-Leognanを代表するワインです。

今のオーナーは１９９０年から、、、このシャトーのオーナになっているのですが、もの凄いやり手です。
以前はスキー選手だったようで、そしてスポーツ用品店の社長さんをやっていたようです。

http://www.go-sport.com/
フランスの地方にはどこにでもあるスポーツ用品店なのですが、実はここの創業者だったのです。
そして会社は全部売却して、大好きなワインのシャトーになったようですが、、、それが単なる趣味に終わらせたのではなく、ビジネスとしてもブドウ作りからいろいろと発展させているのです。

http://www.smith-haut-lafitte.com/Smith-Haut-Lafitte_video.html
もし時間があればこの映像を見て頂きたいのですが、本当に凄いなーって思います。

伝統を大切にしながら、どんどんイノベーションを起こそうとしています。

日本が今後上手にやって行かなければいけない、農商工連携の良い見本だと僕は思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/農商工連携
もちろん他の国にも他の場所にもこのような事例はあると思いますが、たまたま最近行ったばかりと言う事もあるのでご紹介させてもらっています。

ブドウ作りは、、、まずはもちろんワインを作ります。

そしてブドウ作りから、、、化粧品を作ります。
http://fr.caudalie.com/
ここ最近フランスで沢山見られて来ているブランドです。
日本では少しまだ弱いかもしれませんが、、、そのうち日本にも来るのではないかと思います。

そして、そのワインと化粧品を消費する為のホテルスパレストランがここ
http://www.sources-caudalie.com/
ホテルのアメニティはもちろん全て化粧品会社のもの、そして、ビストロ、レストランではワインを楽しむ事ができるのです。

んーこれは本当に素晴らしいビジネスモデルだと思います。

ワインは世界中を旅し、そしてファンを拡大します。
興味がある人はシャトーに訪れ、そしてこのホテルスパレストランを訪れるはずです。

素晴らしいブドウ畑を見ながら飲むワインはやはり最高ですよね、、、

そしてそれ合わせる食事は僕の友人であるNicolas masseの作る料理！！
ガストロノミーもビストロもとても洗練されたお店です。

同じく、ここの化粧品にファンになった方は、本場でスパを受けたいと思うからここに来るはずだと思うのです。

ここではヴィノテラピーと言うスパを提案しているのです。
http://www.sources-caudalie.com/#/Vinotherapie/

ブドウ作りから、、、ここ迄の事ができるなんて、本当に素晴らしい事例だと思います。

複雑性の中からのこの芯の太さは本当に素晴らしく、、、是非多くの地方都市は参考にして頂ければって思います。

ブドウがここ迄の可能性を広げてくれるんです。本当に凄い事だと思います。