知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~
昇り龍を見た友人は運気が向いて来たの
か、ひょんなことから凄い刀を手に入れ
た。
ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ!!ウッソ!とか思ったが現実
だ。
「人はひょんなことから知己を得るもの
ですなあ」(『七人の侍』片山五郎兵衛)
というのはよくある事だが、日本刀の場合
もただならぬ目に見えぬ縁によっての出会
いが確実にある。
ただ、日本刀の場合は、出会いがあり、
一度縁が結ばれないと二度と会えない事
が多い。
私も、心に残る二尺三寸三分の古刀の事
が頭から離れない。
もう30年も探しているが、再び世には出て
来ていないようだ。
どこかの家に収まっているのだろう。
ミリタリーベレーの着帽のやり方は和服
の袴の着付けと全く同じで、決まり事が
ある。
それは自分で自覚的に研究するか、誰か
から正しい着用方法を教わらないと的確
な着用のやり方が分からないことだろう。
ミリタリーベレー着帽のイロハを知らない
人は、大抵はズッポリと被ってしまい、
頭に「はめる」ことをしようとしない。
形はキノコのようになったり、中国の丸
帽子のようなまるでニット帽のワッチ
キャップのようにしてしまう。
私の場合は、かぶり方は人から習った。
もう40年以上前の事だ。
私はミリタリーベレーに関しては、「被
る」という表現は使わない。正規の着用
の実際が「被る」のではなく「冠る」のに
近いからだ。侍烏帽子のように冠るの
である。
しかし、載冠とも異なり、「ハメる」こと
をミリタリーベレーでは行なう。
そのため、私はミリベレに関しては、
「冠る」さえも使わず、「かぶる」と
表現している。