渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

電熱グローブ

2023年12月26日 | open



とても暖かい。
温度は3段階に調整できる。
小型バッテリーを左右の袖口
ポケットに収納。便利。
質感は普通の防寒グローブの
ように柔らかく操作を阻害し
ない。住友3M素材。
これはかなりのスグレモノだ。



フレームのしなりとよじれ

2023年12月26日 | open
 

私は好きでこの97年式G2に
乗っている。
この機種自体は、人気の有無
関係なく名車だと思っている。
名車は人気には左右されない。
傑作機であろうと不人気だっ
たりする機種もある。
 
名実ともに歴史的人気車種で
あり、事実傑作であった二輪
にヤマハのRZ(1型)がある。
350をメインに開発されたが、
派生型の250を先に発売させ
た。


RZはメインの350も派生型先行
発売の250も、
ブレーキングし
ながらコーナー
に突っ込むと、
フレームがよじ
れた。
コーナーリング中にはフォース
によりフレームはしなった。
実はカワサキゼファーχも同じ
である。
フレームはよれ、そしてしなる。
旋回中など、フレームがギュイ
ギュイよじれるのを体感感知
できる。
まあ、だがオートバイはそんな
だろう。ガチガチに固め
と別な部分に不具合が発生す
る。
 
ヤマハRZもカワサキゼファーも、
どちらも歴史的な名車である
感じる。
本当に傑作だ。
 
私が個人的に普段一番よく乗っ
ているのは、ヤマハ2ストビーノ
だ(笑
これまたよくできてる二輪車で
日々驚いている。
なんて出来が良いのだろう、と。
こういうの作っちゃう人って、
どういう発想と手業を持ってい
るのだろうと感心している。

名車の条件

2023年12月26日 | open
 

排ガス規制で消えた名車は多い。
このホンダVツインマグナもその
一つだ。
 
このオートバイはユニークな
造りだが、跨ってハンドルを
握ると「えっ?」と思う事が
ある。
それは、アメリカンでもクル
ーザーでもなく、オリジナル
カテゴリーを形成するような
オートバイなのだが、ハンド
ル形状がピタリと来て違和感
が皆無なのだ。私の場合。
それを以て名車とはいえない。
言うとしたら間違いだ。
名車の要件は別なところにこそ
ある。
マグナはバンク角は浅いが、シン
バンク角
で峠を攻めるオートバイ
では
ない。これでいい。
また、エンジンは電子制御で
回らない。
これは、ホンダの別機種のレ
ギュレータにポン付け交換す
るだけで上までストレスなく
回るエンジンになる。
ただ、そうしたカスタムをし
なくとも十分に楽しめる。
 
遠出するのが楽しくなるバイク。
跨ると「どこか行きたいな」と
思わせるバイク。
そうしたオートバイというのは、
目に見えない何かを持っている。
そうした目に見えないものを持
つのが、本当の名車かと思う。


ヤマハXSR700は、私の存在があ
たからこそ数えきれない
ヒント
得て完成した、とは
XSR700を
作ったヤマハの開発
総責任者本
人の言葉だ。
だが、私は未だXSR700には
っていない。
そのうち自分の相棒として乗る
だろう。1型に。
多分、自分最後のオートバイは
XSR700なのではなかろうか。
その人が後に開発総責任者を
外れてからはXSR700は別な
人によって別物にされてし
まっ
た。
今のXSR700は、最初の開発
コンセプトからは離れ、名前
のみが使用された別物だ。
多分、私はそれには乗らない。
日本刀のように親から子へ受
け継がれる「絆」を中心幹に
据えたコンセプトのXSR700
ではないからだ。
XSR700の初期型は、欧州で
爆発的な人気だった。
それは伝統を重んじる欧州人
には素直に受け入れられた。
「名車」だろう。
XSR700は最初イギリスで発
売された。人気爆発だった。
様々な「大人の事情」のしが
らみがあり、日本での発売開
始はアメリカと同時、発表
ら3年後だった。






乗り味さえもオールドテイスト
にしたXSR700は、どうやら
新規の現代二輪車を好む日本
の新参の人たちには好まれな
かったようだ。
しかし、古くから「オート
バイ」
好む人たちには日本
でさえも
歓迎された。
フワフワ感とフレームのしな
りは、あれは開発者が名車RZ
350の1型の再現としてあえて
あの味付けにしている。
それが理解できるか否かで評
価が分かれているようだ。
ヤマハXSR700は「レンジで
チン」の料理ではない。そこ。

 

オートバイで行く事

2023年12月26日 | open


以前にも紹介したが、私は
この動画が好きである。
現在まで存在する全ての二輪
動画の中で一番好きだ。















乗り方 ~四輪と二輪~

2023年12月26日 | open



ちょうど50年前の13才中1。
既にヒール&トゥで四輪は操縦
していた。
四輪も二輪もヒール&トゥや

ブリッピングは大切。
それの慣いはまずイメトレから。

イメトレはかなり大切。
だが、アクセル開度によるツキを
掴んで繊細なアクセルワークをす
るのは、実践しかない。

イメトレは大切で、例えば筑波で
あっても、目をつぶって実走と
同じように周回する。
すべて実践と同じ操作のイメージ
で。
二輪レーシングライダーがよくやる
イメトレだ。
そして、タイム計測して、自分が
走る実走とぴったり同じタイム
ならば、そのイメージは正確だ。
そして、実走訓練と併せて考える。
どこを詰められるかを。

実はイメトレは、剣道や抜刀術でも
極めて有効な稽古方法である。

ローバーミニ旧型の場合、ヒール&
トゥではなく、サイド&トゥのよう
な位置関係だった(笑
あの車のみ、クラッチに負担をかけ
ないように、信号停止直前にはNに
入れていた。
オートバイでも、私は信号停止や
駐車場所への停止の際には、車体
停止の前にNに入れて滑走してい
る。

これは教習所では×の乗り方。
だが、止まる時に、停止後に二輪
でガチャガチャとギアを下げる事
は私の場合には一切無い。
そして、エンジンに負荷をかける
エンブレ使用での制動や減速は私
の場合にはやらない。

二輪の場合は、ブレーキングしな
がらのブリッピングシフトダウン
が四輪でのヒール&トゥに該当す
る。
四輪車でも状況によっては必要だ
が、二輪車ではオートシフター
装着車以外では絶対に必要な
操作がブリッピングだ。
ブレーキレバー4本掛けではスロッ
トルを煽ってエンジン回転を同調
させるブリップはできない。

最近、オートバイに極度に乗れな
い人が大量に日本にいるのは、も
しかすると四輪車もマニュアル車
を運転できない人たちだらけだか
らではなかろうか。
実は四輪車もオートバイのように
すべてマニュアル車にすれば、
アクセルとブレーキの踏み間違え
などという呆れる間違いは起きな
い。
だが、あの誤操作の蔓延は、「足
を浮かせて踏みかえる」という
大嘘教えがはびこったゆえだ。
原因はそれ。高齢者がどうのこう
のではない。
足を空中に上げてから踏みなおす
という危険で不安定な事を「正し
い」と教え込んだ結果が今だ。
足の踵を床に着けて、左右で扇形
に足先を動かす操作をすれば、
アクセルとブレーキの踏み間違い
などは物理的に発生しようがない。
だがその安全な操作を教習所や
警察では「誤った操作」として
させないようにしている。
その大嘘の結果が、踏み間違え
事故の多発原因となっている。
しかし、嘘を指導しているのは
お上とその腰巾着たる教習所だ。
事故原因が自分たちの誤操作
指導にあるとは絶対に認めない。
また、その大嘘を指摘するモー
タージャーナリストも一人も
いない。プロのモータージャー
ナリストは真のジャーナリズム
精神などは皆無で、御用学者
よろしくお上とメーカーのひも
付きのイエスマンしかいないか
らだ。
結果、踏み間違え事故は無くな
らない。
高齢者の加齢による判断ミスで
あるかのように虚偽報道するば
かりで。



もう引き返せない、人生初のバイク旅!

2023年12月25日 | open

バイク歴一年未満の二十代女子、
小さなバイクで旅に出ました
【モンキー125】
もう引き返せない、人生初のバイク旅!#2

乗れてる。


乗れる乗れないは機種や排気量は
関係ない。
乗れる人は乗れるし、乗れない人
は乗れてない。

オートバイの楽しみ方はいろいろ
ある。
ただオートバイを走り込みのため
だけのマシンとして使うのもその
一つだろう。
だが、オートバイで見知らぬ世界
に行く楽しみを捨象しては、二輪
の楽しみの8割以上を捨て去って
いる
事は間違いなく、それはとて
勿体ない。

オートバイと共に行く。果てしな
く。

これ、かなり二輪車での楽しみの
大きな部分を占める。
車でもいいじゃないか、なのでは
ない。
寒いし暑いし汚れるし、そして何
よりも危険なオートバイという乗
り物で共に行く事に意味がある。
手作り料理でなく、レンジでチン

でいいじゃないか、というのとは
違うのに似ている。
そこには一つの「豊かさ」がある。

苦難と共にある人間的な豊かさが。
実利だけ優先するならば、人は

あえて二輪車になどは乗らない。
だが、人の中には二輪に乗る種族
がいる。
それは、その種族が「二輪乗り」
だからだ。
単に特定区間を走らせる事だけ
を選択しているのは「二輪乗り」
ではない。つまり乗り屋でもない
ただの「走らせ屋」でしかない。
オートバイ乗りはオートバイに
乗って見知らぬ世界に走り出す。
たとえ、それが闇夜であっても。

モーターサイクルロードレースと
いうスポーツがある。モーター
スポーツだ。
だが、レースというものは、最初
は旅から始まった。
自転車でもレースが「ツールド~」
とあるのは、それは二輪車での
遠路の道行きの旅から始まった
からだ。


オートバイで道を行く。
独りで。あるいは友たちと。
車や電車ではない。
あえて悪条件の二輪で行く。
ある時には目的地を定めて。
ある時には、行き先を決めずに。
走る道の一つ一つ、風景のすべて
に出会いがある。

オートバイで外に出る。
自分の知らない世界へ。
オートバイは連れて行ってくれる。
そして、その道程の中で、オート
バイと対話しながら走る。
景色の中に溶けながら。
オートバイはそれがいい。

 

カワサキの真の持ち味

2023年12月25日 | open
 

カワサキの400新型。
 
ホンダのこのカテゴリーの車種
はどう転んでもクソダサで、な
ぜあれが現代においては超絶人
気なのか不思議で仕方ない。
が、カワサキの400のこれは、
同じカテゴリーの機種なのに
ぜかカッコよく見える。
ホンダのバイクは、何というか、
ブランドスーツにゴム長履いて
るようなダサさがあるのだ。
デザインシルエットがそもそも。
ホンダはSSやレプリカはイケ
てる。NSRのシルエットなどは
最高だ。曲がらないけど。
ホンダは復活モンキーの造形な
ども最高にセンスが良い。
だが、女子にも人気のあの250
はダメだ。一定数の「ダサい」
と評する人たちがいるのも頷け
る。
ダサいもんはダサい。形が変
なのだ。
 
カワサキは全機種においてダサ
さとは無縁だ。
これは大昔から。


そして、ヤマハにお株を奪われた
ので有名にはならなかったが、
カワサキは特筆すべき特徴があ
る。
それはハンドリング。
ある時期以降のカワサキのハンド
リングは素晴らしいものがある。
それは「ハンドリングのヤマハ」
に匹敵どころか抜く機種も多い。
だが、世間のカワサキイメージは
「漢カワサキ」が定着してしまい、
特筆すべき良性ハンドリングに
ついては言及されないまま40数
が過ぎた。
実質、エンジン特性もシャシも
ホンダ88年型NSRより優れて
いてNSRより加速が速かっ
KR-1のハンドリングや、
その後のゼファー
400、
ファーχのハンドリング
の良
さはあまりクローズアップ
されないままだった。
カワサキに乗った人があまりカ
ワサキ離れを起こさないのは、
あの「隠れた良質ハンドリング」
に背景があるのではなかろうか。
やはり、ダシのよく利いた蕎麦
つゆやうどんつゆ、隠し味の良
いスープのほうがまた食べたく
なる。
カワサキのマシンはそうした
「静かな隠れた味」を持って
いる。「パワーのホンダ」「ハ
ンドリングのヤマハ」「マニア
のスズキ」だったが、カワサキ
は無骨さのみで捉えられがち
だった。
実はカワサキこそが良質ハンド
リングを持っている。
これ、知られざる事実として
マシンに落とし込まれている。
ハンドリングはオートバイの命
だ。
その命とつながるために自分の
命を乗せて走る。
カワサキは命と命を繋ぐオート
バイという乗り物を作っている。
 

日本で最も高い標高の国道と一番低い国道

2023年12月25日 | open


日本で一番標高が高い国道

一番低い国道


さあ、見知らぬ世界を目指す魂
の二輪乗りたちよ。

来年の夏にはアドベンチャーだ。

【国道トリビア】日本で一番高い場所を走る国道ともっとも低い場所を走る国道とは?

【国道トリビア】日本で一番高い場所を走る国道ともっとも低い場所を走る国道とは?

国内に全部で459路線ある国道。今回は国道の中からその高さにスポットをあて、豆知識を記していきたい。

GAZOO.com

 

 


電熱グローブ 〜防寒対策〜

2023年12月25日 | open


今回の冬は充電式電熱グローブ
で乗り切ろう。




乗り方

2023年12月25日 | open

基本的に乗り方がまるで違う。
判りやすい例。

車種が違っても、乗り方は同じ。


車体のポジションが異なるだけ
で、乗る際の要点はどの車両で
も同じだ。
同じオートバイなのだから。


ただ、私の乗り方は、「現代に
おいての多数派(1980年代に
はごく少数派)」の人たちとは
根本的に異なる。
私は16才の高校1年の公道乗り
始めから今のスタイルだが、
始まりが別方向だと、たぶん
ずっとそのままで終わるだろう。
その違いは、走りの為の走りか、
そうでないかの違いだ。
単なる移動手段として二輪を
利用流用している人たちとは
まるで違う乗り方を私はする。
同じオートバイでもそういう
二分の方向性が現実に確実に
存在する。
それは起点からすでに二股に
分かれた道のようなものだ。
乗り方走り方の方向修正をした
いならば、スタート地点に戻ら
ないと、行く先で合流は絶対に
しない。
そして、その戻るという事は、
考え方を基本基礎に戻すという
事でもある。
しかも、間違った方法を基本と
思い込むことは拒否して。
間違った事を間違った事として
認識できる素養を自らの手で育
てないとならないし、そうした
自分に厳しい視点を持つ勇気が
ないと、進む先もそれなりの地
点でしかない。(たぶん行き止
まりか崖で道が途切れている)

 

静かに進む日本型ファシズム

2023年12月24日 | open


クリスマスカード

2023年12月24日 | open



ピンクドラゴン/クリームソーダ
の高橋誠一郎店長から動画アニメ
クリスマスメッセージが届いた。
セイちゃんサンタさんの(笑


毛布

2023年12月24日 | open



人間だけでなく、犬も猫も
とても毛布が好きだ。
これは、防寒効果だけでなく、
いわゆる包み込む「安心毛布」
の心地良さの心理作用が、人
間のみならず犬や猫にも働い
ているものと思われる。





FFF

2023年12月24日 | open



20年以上前、前世紀から今世
初頭にかけて、私はアメリカの
モンタナ州ボーズマンに本部を
置くFFF(Federation of Fly
Fishers/フライフィッシャーズ
協会)の正式会員だった。


FFFはキャッチ&リリースによる
資源の保全と環境の回復を目指
す毛鉤釣り人たちの非営利団体
の世界組織だ。

ボーズマンという地名がおかしい。
坊主マン=釣れない人、という
日本語での語呂になるから(笑
FFFは毛鉤釣り人環境団体とい
うよりも、啓蒙教育機関のよう
な団体だった。
モンタナ本部とのやりとりは
すべて英語。
これ、結構大変だった(笑
基本、ペンパイナッポーアッポー
ペンだから(笑

愛用ベストはオービス。


タイヤに面圧をかけて走らせる

2023年12月24日 | open







































トラクションを得るためにタイヤ
には面圧をかけて乗る。
タイヤは傾けるのではなく、潰す
感じ。

S字の切り返しでは、減速が必要

な速度とレイアウトなら、ブレー
キングとブリッピングシフトダウ
ンと体重移動をすべて同時に淀み
なく短時間でジェントリーに緻密
に円滑に行なう。
ガチャガチャした雑な動きではな

く、「そこはツルンとしていた」
というような滑らかな動きで。
それらを同時に行ないながらコー
ナーに突っ込んで行く操縦をする。

私の場合、深い左コーナー手前の
緩い右S字では平乗りをする。
広島県三原の竜王みはらしライン
でも1ヶ所だけ平乗り(1987年に
は清水選手も筑波1ヘア手前で採
用)をするコーナーがある。

平忠彦のタイラ乗り。




他選手も2年後には採用した。