ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




最近話が固いですか(笑)?でも、また書きますよ、せっかくですからね。

まず、僕がなんでユダヤ人に興味を持ってるのか、なんてお話を。

大学の頃です。たいした実力もないくせに、「あー、プロになりたいなー、でもどーすれば」って悶々としていた時に、たまたま手にした世界の格言集にこんな言葉がありました。

「祈りなさい。それでも祈りが適わなければ、それはまだ祈りが足りないのです。だから、もっと祈りなさい」

これが、ユダヤの格言だったんですね。当たり前の事のようですが、「あきらめる」ということを否定したその言葉に、その時の自分に一番足りてないものを指摘されたような気がして、こう、フッと身体の力が抜けて、同時に「よしっ、やったろうじゃないの。」って思ったんです。

そして、「うむ、まずはもっと練習しよう。自信をつけなきゃダメだ。もっと勉強しよう。知識も必要だ。もっと飛び込んでいこう。恥をかくことから逃げてちゃ、進まん。」と思いました。

とはいえ、今でもまだまだ練習不足で、勉強不足で、恥をかくのは、やっぱり恥ずかしいですよ(笑)。でも、当時、自分の尻を引っぱたくきっかけにはなりました。この後もいくつか個人的なターニングポイントになったきっかけはあるんですけど、それはユダヤとは全然関係ないので(笑)、またいずれ、機会があったら。

他にも、

「過去一千年の間に起きなかったことが、次の瞬間に起こるかもしれない。」

「奇跡を願っても良い。しかし、奇跡に頼ってはならない。」

「病んでいる人が病んでいる人のために祈るときは祈りの力は倍になる」

・・・とか。以下に述べる理由からもわかると思いますが、実用的というか、わりとすっと納得できることばかりなんですよね。小難しさがないんです。そしてほかにも、もっとすごく現実的な格言もあります。例えば「お金を愛する者は、いくら稼いでも満足することはない。」、「金銭は無慈悲な主人だが、有能な召使いにもなる。」など。興味のある方は、沢山「ユダヤ格言集」というような本が出ていますので、そちらを。

 

そして、いくつか、よく言われるユダヤ人の特徴といいますと、まず「頭がいい」。

ユダヤ人は世界に0.25%しかいないのに、ノーベル賞の受賞者のなんと21%(150人超)がユダヤ人です。受賞者の5人に1人がユダヤ人なんですね。ちなみに日本人受賞者は現在、12人です。

アインシュタインや、精神分析で有名なフロイトもユダヤ人です。こんな有名人だけでなくても、一般的なユダヤ人も、とにかく記憶力、分析力が半端じゃないそうです。じゃあなんでこんなに頭がいいか、といいますと。

よく言われるその理由の一つに、彼らは世界中に散り散りになってしまった分、自分たちの民族性を守るために、小さな子供の頃から、彼らの信仰のよりどころである旧約聖書(ユダヤ教にとっては「新約」はないので、これが唯一の「聖書」)を暗記し、タルムードという分厚い何冊もあるユダヤの聖典(旧約聖書を実生活に生かせるように、解り易く解説したもの)を読む訓練をさせられるからだ、というのがあります。

そして、例えばこんな話があります。ユダヤの母親は子供に、「今日は学校で何を習ったの?」とは訊かず、「今日は学校で何を質問したの?」と訊くんだそうです。そして、「この世の中に、意味の無い質問はないのよ」って

 

それから、うーん、なんて書こう・・・「経済における優秀性」としましょうか。「お金儲けの上手さ」、といった方が分かり易いかな(笑)。

アメリカの人口からすると、ユダヤ人はたった3%なんですが、毎年発表されるアメリカの大富豪トップ400のうち、25%がユダヤ人なんです。そしてこれは、とてつもなく長い長い時間をかけて計画されたことだともいいます。やはり民族的迫害を受けた彼らは、世界一の経済大国であるアメリカに渡って、そこで成功することで、民族的価値を高めようと考えたんだんじゃないか、ということです。まぁこれを「ユダヤによる経済支配だ」と、恐れたり、やっかむ人々もいるのですが。そもそも、今の僕達の世界の大半をしめる資本主義の原理はユダヤが作った、とも言われていますね。

超がいくつ付くか分からない位の世紀の大富豪のロスチャイルド財閥、同じく今ではロックフェラー財団もユダヤです(これらは表向きは現在世界一の大金持ちであるビル・ゲイツなんて足元にも及ばないくらいの莫大な資産を持っているそうです)。ほかにも皆さんに馴染みにあるところでは、シェル石油、デル・コンピューター、ハイアットホテルの創始者たちもそうです。ウォルト・ディズニー亡き後の1984年にディズニーの会長に就任したのも、それまでパラマウント社の社長としての経営手腕を買われたユダヤ人でした。まだまだほかにも、金融界、経済界、先日書きました映画界などなど、数え上げたらキリがないくらい。「えー!あの会社もそうなんだー」ですよ。しかしなぜか、スポーツ界にはあまり居ないんだそうです。あ、有名なロイター通信社を作ったのもそう。本筋に関係ありませんが、僕は最近ロイターのホームページをポータルサイト(PCを開くと最初に表示されるサイト)にしています。ニュースの偏りが無くて(←常に中立、ということです。大事です)、配信も速いし、写真も良いので

 

そして、「民族性の強固さ」。

国を失い2500年もの間(!)、世界中に散らばっていたのに、彼らはユダヤ人であり続けたんです。宗教はもとより、風習、慣習、言葉、文化、誇り。全てきっちり伝承し、守り通しているんです。我々日本人が海外に移住して100年も経っても、その子孫達は「やっぱりお正月はこたつとミカンとお餅だよねー」言いますでしょうか(・・・これだけが文化だとは言いませんが、まぁ例えとしてね(笑))。そして、日本語を間違いなく話し続けられるでしょうか。ましてや2500年ですからね。おそらく、無理でしょう。海外移民は世界中にいますが、三世、四世くらいになるのを待たずして、二世でも母国語がちゃんと話せなくなる人が多いのが現実だそうです。ユダヤ人の民族意識の高さ、強さがおわかりになりますでしょうか。

 

こんなね、「飛びぬけて頭が良くて、お金儲けがとっても上手い、そして民族意識が高い」というかなり特殊な民族なんですが・・・これが、悲しきユダヤ人迫害の歴史の一つの原因になったんです。

ヒトラーがユダヤ人を嫌い、虐殺(ジェノサイド=民族皆殺し)をしたのは、この優秀性に対する「嫉妬」だったというのが一つの説になっています。「ゲルマン(ドイツ)民族こそ、世界一優秀なのだ!」と言っていた彼には、目の上のたんこぶだった、というわけです。ひどい話です。

 

うーん、そして、イスラエル。1948年にできたユダヤ人悲願の国家です。しかし、ここで今日もまた、事件が起きました(こちら)。民間人を含む18人のパレスチナ人(=アラブ人)が殺されました。イスラエル人(ユダヤ人)の攻撃によって。・・・。頭の良い人々のはずなのにー。このいわゆる「パレスチナ問題」は、知れば知るほど、・・・根が深い。ともあれ、とくに民間の犠牲者が出るのはもう沢山です。心から早期解決を願います。

 

あ、そうそう。ご存知、デーブ・スペクター氏も、ユダヤの血を引いています。正しくはロシア系ユダヤ移民のアメリカ人、ということで、いわゆる正式な定義上の(母親がユダヤ人でかつユダヤ教徒、という)ユダヤ人なのかどうかは、ちょっとわかりません。でも彼も、頭良いいですよねー。僕らがいくら外国に行っても、なかなかあそこまでのギャグは飛ばせませんよ。寒いかイケてるかは別として(笑)。

 

またこんな話題を書きましたが、今日は生カキ食べました(←関係がありそうでまったく無い(笑))。あぁ、そう言えば昨日も食べましたね、カキ(笑)。えぇ、好きなんです。うまーでした。

ではー。



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昨夜からカレーが食べたくて、今朝起きた時には朝ご飯の前に、「よし、今日の夜こそは、必ずやカレーを食べるぞー。」と意気込んでおありました。

このところ、ちょっとワケあって(ワケはまた改めていつかお話しますね)、1970年前後ですに活躍したアメリカのロックバンドの曲をコピーしています。いやー、70年代、ロックが一番発展してたころのサウンドって、やっぱり凄いです。上質の本物は、いつまで経っても新鮮な発見に満ちてます

「もう食べようか」「・・・いや、もう少し後のほうがより美味しく」などと、集中出来てるんだか出来てないんだかよくわからない状態で譜面カキカキし、先ほど、念願のカレーを食べに・・・って、自分で作るんじゃないんかい(笑)。ええ、自分で作るとね、つい作りすぎて、食べ過ぎますから。おお、光り輝く、カレー色のカレーよ(←なんだそりゃ(笑))。

と、今日のところは軽~くカレーの話だけして、ではー。と締めくくっても良かったのでしょうが、このカレーを食べる前後だけでも、どうも気になることが引っかかってきました。でも、長くならないように、書こう(と、努力してみます(笑))。

クルマに乗ると、ちょうど6時半でしたので、テレビニュースの音を聞きながら行くことにしました。すると、

「防衛省・・・迎撃ミサイル・・・新宿御苑・・・配備」

という言葉が聴こえてきました。

「ぎょ、御苑に、迎撃ミサイル?」・・・さすがに、ビックリしましたよ。

ニュースをご覧になった方も多いかと思いますが、要するに、防衛省が、日本を狙ったミサイルが飛んできた時に、それを打ち落とすための迎撃ミサイルを、新宿御苑に配備するための調査をした、ということなんですね。新宿御苑って、僕も子供の頃から時々遊びに行ってましたけど、広くて緑豊かな静かな公園なんです。

海上や国内各地の自衛隊基地に、こういうシステムが配備されているのは知っていましたが、実際に都内のど真ん中の、公共の公園内に自衛隊の車両が入ってミサイル配備の為の調査をしたとなると、これはかなり穏やかではありません。(ニュースはこちら。動画もあり)(別なニュース記事

どうやら、いざ都心を狙われた際には、基地からのミサイルでは届かないんだそうです。再来年までには、海上から(前にご紹介したイージス艦で。)日本全土を守れるようにはするらしいんですが、それが外れちゃった場合の保険として、迎撃ミサイルをクルマに載せて移動して、備える、と

 

ちょっとちょっとー、もうそんなに差し迫ってるということなわけですか

 

「要らなくなったので、基地をなくします」、とか、「平和になったので、もう自衛隊の予算を削減します」、っていうニュースじゃないですからね。その、まるっきり逆ですよ。なんかイージス艦も、また買うらしいし。安全はお金の問題じゃないですけど、・・・一隻、1200億円なり。そして、御苑に配備されるかもしれない迎撃ミサイルのPAC3ってのは、一発5億円です。

いやー、しかし複雑です。日本にミサイルが落ちてくるのは非常に困ります。でもだからって、積極的に迎撃する準備をするよってのは、・・・仕方ないのでしょうか。ミサイルが落ちてからでは、遅いのも分かる。でも・・・。うー、ジレンマです。

こういう予算をもっと有効に使って、外交努力(話し合い)で緊張緩和できないんだろうか、って意見も聞かれます。こちらの方がもっとものような気もしますが、実際には、それが出来なそうだから、「やっぱり一応守っておこう」ということで、こういう事になってきてるわけですよね。難しいんですね、外交って。しかし、普通にカレー食べに行こうとしてて、普通にこういうニュースを見てしまうって・・・、なーんか怖いことになってきてませんかね。日本は、大丈夫なんでしょうか。素通りできないですよ。

そしてカレー屋さんに着いて、注文をして(今日はカキフライも乗せてみた)置いてあった新聞を開きましたら、今中東に行っているブッシュ大統領が、(彼の大嫌いな)イランを牽制するために、周囲の親米国家に200億ドル(2兆1千億円)の兵器を輸出、というニュースが(こちら)。また武器をバラ撒きますってことですよ。出てきたカレーを食べようと開いた口が塞がりませんでしたよ。・・・それじゃ食べられないじゃないかー(笑)。

武器で平和は作れないって、なんでいつまでたっても、分からないんでしょうかね。人間って弱いなー、愚かだなー・・・なんて思ってしまいますが、我が身を省みれば、自分も目も当てられないほど弱く、愚かな人間なわけですが。くはーっ、辛いなーっ(←ここは、あえてカラいなーっ、と読んでおいてください。カレーだけに(笑))。勉強せななー

 

片隅に、「イスラエル人ピアニストのダニエル・バレンボイム氏が、パレスチナの市民権を取得」という記事を見つけました(こちら)。バレンボイムさんと言えば、数々のグラミー賞にも輝く、世界的に有名なユダヤ人ピアニストの巨匠です。その彼が、ケンカしている二つの国の国民になった、ということですよね。「イスラエルとパレスチナの和平の見本になるように」、とのこと。この記事には、救われました。おかげで、カレーも美味しくいただけましたよ

バレンボイムさんは、2004年に、イスラエル国内で大きな音楽賞を受賞した際、その授賞式となった国会のセレモニーでこんな発言をしています。

「心に痛みを感じながら、私は今日お尋ねしたいのです。征服と支配の立場が、はたしてイスラエルの独立宣言にかなっているでしょうか、と。他民族の原則的な権利を打ちのめすことが代償なら、一つの民族の独立に理屈というものがあるでしょうか。ユダヤ人民は、その歴史は苦難と迫害に満ちていますが、隣国の民族の権利と苦難に無関心であってよいものでしょうか。イスラエル国家は、社会正義に基づいて実践的・人道主義的な解決法を得ようとするのではなしに、揉め事にイデオロギー的な解決を図ろうとたくらむがごときの、非現実的な夢うつつにふけっていてもよいものでしょうか。 」

・・・先日の広河さんの写真展で見た、イスラエル軍兵士を前に一時間もピースサインを掲げ続けたパレスチナ人女性の姿が思い起こされます

ではー。



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昨夜はあれから「約束の旅路」という映画を観ました。

そして今日改めて起き抜けに、昨夜は見なかった特典映像として収録されていた監督と主演男優のインタビュー部分を観ました。昨日の「ミュンヘン」もユダヤ人の話でしたが、こちらも、ユダヤ人というもの、そしてその文化、社会、そしてその抱える民族問題を描いた映画でした。

ユダヤ人の描かれた映画となると、真っ先に思い浮かぶのは、ドイツのホロコースト(ジェノサイド)に代表される歴史的被害者としての、「シンドラーのリスト」や「ライフ・イズ・ビューティフル」などが挙げられるかと思います。新しいところで「ブラック・ブック」という映画も最近観ましたが、これもお勧めします。オランダでの、やはりナチスによるユダヤ人迫害を軸に描いた映画ですが、サスペンスとしても良く出来ていました。主演女優さんが特に魅力的で(特別、美人とかっていうのではなくてね、なんか、常に闊達とした雰囲気が)、題材ゆえに悲しく切ない話ですが、映画として面白かったです。悪役のすっごく嫌なドイツ軍人がピアノ弾きだったのが、ちょっとアレでしたけどー(笑)。

 

皆さんは、「ユダヤ人」って聞いて、どのような人々が思い浮かびますか。さきの映画などでも描かれていた、ドイツ(ヒットラー)によってとんでもない迫害を受けた悲しき民としてのユダヤ人でしょうか。またはロスチャイルド家やドナルド・トランプ氏などに代表されるアメリカの(いや、世界の、かな)政財界を牛耳る人々でしょうか(他にも挙げたらキリがありませんが、例えばアメリカを代表するハリウッド映画界もユダヤ人が築いた、と言っても過言ではありません)。パレスチナとの対立が問題になっている、今も戦争をしている国、核保有も含めた軍事大国としてのイスラエルの人々、でしょうか。

彼らは、僕達みたいに日本に生まれたから日本人、というのと違って、長く国を持たなかったユダヤ人は、まず「ユダヤ教」というものを信じる人々である、というのが大きな前提になります。実際、中世以前は、本当にこれが「ユダヤ人」でした。なので、例えばの話、僕達日本人でもユダヤ教を信じれば、原則、ユダヤ人になれちゃった、というわけです。とはいえ・・・有名なところでは、ユダヤ教の熱心な信者になったアメリカ人歌手マドンナが2004年に、本名をユダヤネームである「エスター」に改名しましたが、彼女は依然、アメリカ人です。「ユダヤ教徒」にはなったんですけれど、「ユダヤ人」にはなっていない。

というのは、現在ではさきの条件に加え、「ユダヤ人を親に持つ者がユダヤ人」とされているんですね。でもこれがまたちょっと複雑で、母親がユダヤ人じゃないとダメなんだそうです。父親がユダヤ人でも、母親がユダヤ人でなければ、その子供はユダヤ人ではない、ということになるのだそうです。しかしこれとて、国を持てなかった民の「民族を守る」為の苦肉の策といいますか、実際は完璧な区別になっていないのが、また色々と問題の種なのでありますが。

我々日本人の感覚では、まず故郷としての日本という国があって、放っておいても誰からも日本人として認知される、というのが当たり前ですが、これが当たり前では無い人々がいるということです。そして、それがどんなことを引き起こすのか。いくらグローバル化だと言っても、いくら「我々は地球民族だ」と言っても、やはり民族としての、日本人としての誇りは、皆さんもきっと持っているでしょう。

ちょっと長くなりましたので、今日はこの話はこの位にしときます。もしもユダヤ人という存在に興味を持たれた方は、是非色々と調べてみてくださいね。ネット上にも、この定義や問題について書かれた記事が沢山あります。僕も個人的にもとても興味深く思ってますので、また機会があったら書きたいと思います。

 

さて、映画の話に戻ります。

この映画はユダヤ人迫害の映画ではありません。もっと、家族的な映画です。だからこそか、文部科学省の「特選作品」にもなっているわけですが・・・、どうも「文部科学省推薦」というレッテルは、僕はちょっと疑ってかかっちゃう、と言いますか、当たり障りの無い感動もの、みたいなイメージがありまして。いや、いい映画だから推薦されるのは勿論だと思うんですが、お役所の仕事だけに、いい映画でも毒のある作品にはなかなかこのお墨付きが付かないんじゃないの、というひねくれた先入観がありまして(笑)。

でもね、結論から言いますと、この映画は観て良かった。僕もお勧めします。「僕推薦作品」の一本に。予想に反して、・・・単純なお涙頂戴の感動映画とは大きく一線を画す見応えのある映画でした。

アフリカ大陸のエチオピアというキリスト教化された国に、「ファラシャ」と呼ばれる古いユダヤ人達がいたとされています(ここの定義が歴史的には複雑なんです。この映画のドラマとしての一つの発端ではあるのですが)。そしてイスラエル政府は、ユダヤ人ならば、ユダヤの国であるイスラエルに戻す必要があるとして、1982~84年に「モーセ作戦」として、政治的危機状態であり、また酷い貧困にあえぐ彼らを脱出させ、本国へ輸送する計画が行われたんです。

しかし、この物語の主人公である少年は・・・実はユダヤ人ではなかった。母親はキリスト教徒だった。しかし、彼の母親は極貧の難民キャンプでこのまま子供を死なすわけにはいかないと、離れるのを嫌がる彼に「行きなさい。生きて、そして、何かになりなさい」と突き放すように言い、一人の女性に少年を託し、脱出させます。名前も変え、自分の出生も隠し、ユダヤ人と偽って、かれはイスラエルへ渡ります(実際にこういう人達が沢山いたそうです)。そして、彼の苦悩の日々が始まるわけです。里親となった心優しいユダヤ人家族(特にこの母親は、涙がでるほど素晴らしい)との生活、人生の師となるユダヤ人おじいちゃんとの出会い、またユダヤ人ガールフレンドとの恋愛などを通して、彼は悶々と悩みながら、少しずつ成長していきます。そして、彼はやがて・・・。少年の成長を通して描かれるもう一つの大きなテーマは、母親、そして女性。

主人公の青年時代を演じた俳優が、実際にエチオピアからの移民であった、というのもこの映画に重みを加えていますが、何よりも監督の仕事が素晴らしい。細かいところまで、徹底的に調べてから撮影をした、というだけあって、実に丁寧な作りになっています。観ていて「あれ?」って思うところが全然ない。そっと添えられている音楽も素晴らしかったですよ。ユダヤ人の描き方も、いわゆる彼らに対する迫害を描いた映画とは違っていて、とっても普遍的な人間として描かれていて(本来、これが当たり前の姿なのでしょうが)、このニュートラルな感覚がとても新鮮で興味深かったです。

 

そして今朝、特典映像にあった監督のインタビューを観て、絶対にこの監督の映画をまた観ようと思いました。僕よりも10歳年上のルーマニア人。世界中で公開される映画を作った監督というよりも、そこらへんの地味なおっちゃん、といった感じ。ゆっくりと丁寧に話す彼の、人に対する感覚には感動してしまいました。「日本についてどう思われますか?」などというありきたりな質問に対して

「まだ、良く分からないよ。だって、僕が喋ってばかりで・・・(笑)。でも素晴らしい人たちだと思う。」とリップサービスをしつつ、「僕はもっと、色んな話を聞きたいんだ。(カメラの周りを見回す)ここに12人も人がいるのに(収録の技術さんや映画関係のスタッフ達でしょうね)、ずっと僕ばっかり喋ってるなんて。もっとみんなの、12人の人達の素晴らしいストーリーを聞きたい。」

宣伝しに来ているのに、「皆さんの話を聞かせてほしい」というこの姿勢が、この人の生き方なんだろうな、と思いました。それがどんな立場の人であれ、常にその他人の人生に興味を持って、人と接するって、出来そうでなかなか出来ないことですし、・・・素晴らしいと思いませんか?こういう人の作った映画です。

リンクから見れる監督のコメント、そしてよかったら予告編だけでも、是非観てみて下さいね。予告編は、ちょっといかにも「文部省推薦の感動巨編!」みたいになっちゃってますけど。まぁ日本の映画会社の作る予告編って、そういうものですよね(笑)。でもほんと、何度も胸がキューッとなる、いい映画ですよ

ではー。



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目覚ましをかけなかったにもかかわらず、9時前に目が覚めました。・・・ちゃんと、朝の、ですよ(笑)。

せっかく早起きしたことですし・・・、はい、今日は徹底オフに決定。気になっていた映画を観ることにしました。完璧な、映画デーです。そして、これはたまたまだったんですが、今日の映画はどれも「史実に基づいた映画」ばかりになりました。

まず一本目。スティーブン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」。今年は夏に北京オリンピックがありますが、これは1972年のミュンヘン・オリンピックで実際にあった、イスラエル人(=ユダヤ人)選手11人が殺されたテロ事件を元にした映画で、ベースには、パレスチナ問題があります。ユダヤ人であるスピルバーグ監督がこの問題をどう描いているのかずっと興味があったんですが、やっと今日腰を据えて観る事ができました。さすがスピルバーグ監督と言いましょうか、2時間40分超という長さを全然感じさせないサスペンス映画に仕上がっていました。ストーリーも、映像も、視点も、決して期待は裏切らない、硬派ないい映画でしたよ。

ただね、今日はこの後見た映画の印象があまりにも強かった。

 

その二本目、「ルワンダの涙」。ルワンダというアフリカの真ん中にある国で1994年(ほんの十数年前ですね)に起きた、民族間対立から発展した、恐るべきジェノサイド(大量虐殺、民族浄化。ユダヤ人に対するホロコーストも、これです)を描いた映画です。僕達日本人には、見た目ではまったく見分けは付かないような二つの民族、「フツ族」が「ツチ族」を、たった100日間で80万人~100万人(広島、長崎原爆被害者のおよそ3倍)も虐殺した事件です。描写はあくまで映画での表現可能な範囲ですが、それでも、ナタを振り回して追いかけてくるフツ族は、ほんと観てて嫌になるくらい恐ろしいですよ。でも、ついこの間に起きた、現実だったんですよね。・・・いや、現実はもっともっと凄かったんだろうな。

映画は、この黒人民族の対立に巻き込まれてゆく数人の白人達の視点で描かれていくんですが、もうね、主人公達と共に、観ているこちらが感じるのは、ただただ、とてつもない無力感と絶望です。誤解を恐れずに言えば、これはある意味「泣ける映画」なんですが、決して感動して、では無くて、あまりに無力な自分が悔しくて、情けなくて、恥ずかしくて、泣けてくるんです。「なぜ、あの時、逃げたの?」。このセリフは、主人公に向けられたものですが、おそらく、観ている誰もが自分に向けられたように感じることでしょう。あまりにも、痛いです。でもね、この映画は是非沢山の方に観ておいて欲しい一本です。そして、同じ題材を扱った「ホテル・ルワンダ」も、併せて観て欲しいです。僕はこれは昨年観ましたが、やはりお腹にズシッときた見応えのある一本でした。

 

そして三本目。「ラスト・キング・オブ・スコットランド」。先ほどのルワンダの隣、ウガンダの「アフリカで最も血にまみれた」独裁者、「人喰い」アミン大統領と、その主治医に抜擢された若いイギリス人(スコットランド人)医師との物語です。先ほどのルワンダが狂った集団を描いた映画だとすれば、こちらは一人の権力者が狂っていく映画でした(・・・「狂う」、とかを言葉として避ける風潮がありますが、僕は闇雲な自主規制には反対の立場です。実際、「狂った」としか表しようが無い状態って、あると思っています)。人間ドラマですが、題材が題材なだけに、目を覆うような恐ろしいシーンもありますし、これもやはり観るにはそれなりに覚悟が必要な映画です。しかし、そんな残虐なシーンよりも、権力を持つこと、そしてまた、その取り巻きとなることの恐ろしさの方が生々しく残りました。恐い映画です。しかし、自国民を30万人も虐殺したアミンは、やはりついこの間、2003年まで生きていたんですよね。

 

こういう映画を観てね、とっても思うのは、明日が当たり前にくる、来週や来月も当たり前のように迎えられる、ということのありがたさです。そして、映画を観て「うわー、こんなこと、あるんだな・・・」なんて思ってるけど、実は僕達も、いや、僕達こそ、・・・もしかしたら、とっても特殊な世界に生きているんじゃないの?って。

 

さて。今日はもう一本観るとしましょうかね。

ではー。



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あ~みのっしっきっ♪

\(゜ロ\)(/ロ゜)/

・・・古い(笑)?


いやぁ最高でした!超楽しかった!

---追記。---

ライブって。

どんなライブになるかって、本当に始まってみないと、いや、終わってみないと分からないものですね。今日があんなライブになるとは、正直予想だにしてませんでした。ほんっと、楽しかった。演奏しながら「うわー、すげーなー」って何度も思って、それから、あの場に自分がいるって事が、とっても嬉しくて、またとっても誇りに思えました。

みんな、すっげー、かっこよかった。

必死になって自分の楽器で音を紡いでるメンバー達を見てて(曲が凄いから、みんな冗談抜きで必死なのです(笑))、その華奢な身体のどこから!?というパワー全開で走り回って、踊りまくりながら歌い続けるへきるちゃんを見てて、どんだけー!って位の一体感と迫力で盛り上がって楽しみまくってるお客さん達を見てて、

ほんと、感動しました。素晴らしいライブだったと思います。(・・・まー細かい事は、今は言いっこなしで、ひとつ(笑))。

今日、会場でご一緒できた皆さん、本当にありがとうございました。皆さん、最高でした。そして、・・・またもや幾人かの方から嬉しいお手紙や差し入れをいただきました。ちゃんと全部読ませていただいてます。ありがたく、食べたり、飲んだり、使ったり、読ませていただきます。でもどうか、ご無理だけはなさらずにね。会場まで足を運んでくれて、一緒に素晴らしい時間を創れるだけで、十分に嬉しいですから

いやーしかし、さすがに身体にあまり力が入りませんな。燃焼しまくりで、お腹も空いてるのもあるけど。今なら幼児と戦っても負けそうです

さて、アレ(セロリ)食べながら、コレ食べて、とにかく・・・ぷっ、ですよね、あんな素晴らしいライブの後は(笑)。

 

写真はリハーサルの時に、スタッフさんが僕のカメラで撮ってくれたものです。着てますよー、頂いた献血シャツ。ブイッ。

ではー。



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今年の初献血に行ってきました。献血初め。あんまり語呂が良くないか(笑)。

帰りに、記念品のミニカップ麺5個セットを頂きながら、ハタと思いました。「毎度毎度、ちょっとしたものとは言え色々と貰って帰ってるけど、このお金ってどっから出てるんだ?」

僕は今まで、大怪我をしたり、輸血の必要な病気になったことがありませんので、献血はすれど、この「輸血」について、あまり深く考えていませんでした。ただ、「大して時間のかかることじゃ無し、必要な誰かの役に立つならば」というのと、「自分自身の健康診断代わりにもなるし」ということで、行っていただけなのですが、気になって、ちょっと調べてみました

そして、ちょっとビックリ

僕が今日献血をした血液は(血小板のみを取り出す成分献血をしました)、日本赤十字社により様々な検査、工程を経て、『血小板製剤』という血液製剤になるわけです。そして、それは病院で購入されて、手術などで必要などなたかの身体に入るわけです。入る、と言っても、タダではないんですね。血液は、買うものなんですね。医療費の一部として、あとで請求されるわけです。さて、では僕の血液の末端価格は、いったいお幾らなのでしょうか。

 

はい、なんと、

 

・・・15万4523円!もするんだとか

 

・・・これ、僕が今日、一回の成分献血をした分だけの血液製剤のお値段ですよー。ちなみに、僕は「HLA型」という分け方の登録もしておりまして、これは必要な時に電話はハガキで献血の依頼が来るのですが、この「血小板HLA」だと、さらにお高くなってて、なんと18万5250円にも(血液製剤には「単位」というの量があるのですが、これは20単位という量の場合です。日や身体によって採れる量は違うんだそうで、訊いてみたら僕の場合、通常は20単位採れるそうですが、少ない時は10単位だとか。ちなみに、おなじみの400ccの全血献血で作られる赤い袋に入った血液、あれも「血液製剤」になるわけですが、一番手を加えてないもので、1万2000円ほどだそうです。そして手術の時にはこういうのが何リットル、とか使われるわけです)。詳しくはこちらのリンクををどうぞ。「輸血用血液の種類

うーむ、だから何だ、というわけではなく、ただ単純にビックリしましたよ。結構、ってか、随分するんですね。第一印象としては、高っ、と思います。でも、本当に色んな工程を経て患者さんの元へ届くわけですし、その為の念入りな検査費用や輸送、保管に関わる人件費、また採血の為の機械(一台1000万円とかするらしい)や消耗品のお値段を考えると、この位になってしまうんだそうです。そして僕も、いつか輸血をしてもらわねば、という時には、このお値段で買うことになるわけですね(健康保険が適用されるとしても、三割は自己負担で)。

でも、少々高くたって、安全であるに越したことは無い。ってか、値段より何より、まずは安全第一ですよね。

旧ミド○十字社のように、利益目的で、安いからといって海外から出所の不明な血液を買って(「売血」で、ですね)、適当に混ぜて、安全だと偽って売られたりしたら、それを使われた人は、泣くに泣けないわけです。ご存知、薬害エイズ、薬害肝炎問題ですよね。この問題も、一般にはあまり報道されませんが、実に驚くべき事実が沢山分かってきています。あの会社の人間だけでなく、一部の医者にも、もちろん国にも、そしてアメリカにも、責任はあります。そしてまたしても、根っこはあの戦争にまで関連してくるわけですが、・・・長くなりますので、また、この話はいずれ。

 

「赤十字社」というのはスイス人実業家のアンリ・デュナン氏によって設立された、特殊な法人団体で、元々は戦争の時に犠牲になった人の救助のあたるための人道的な団体で、今は、世界各国にありますね。戦場では、この赤十字の腕章を付けた人、兵隊を攻撃してはならない、と国際法で定められています(・・・残念ながら、時々破られますが)。さらに、世界中の事故や災害などでも派遣されますね。血液事業は、この団体の沢山ある事業のうちの一つです。ちなみに、日本赤十字社の名誉総裁は、皇后陛下なんですよ(また、名誉副総裁として、秋篠宮妃ほか皇族の方々が)。

血液は、どんな最新の科学の力でも決して作れないそうです。そして、いつでも必要なもの。でもね、日本の献血者数、実は年々減ってるんだそうです。また、献血経験のない若年層16際-29歳)の4人に1人が「献血っていうもの自体を知らなかった」なんてことが、2006年の調査で分かりました。あらら、ですねー。

どの国でも、国民の3~5%が献血をすれば、その国の必要量はまかなえるそうなんですが・・・日本も、足りなくて結局輸入に頼ってるんですよね。事情がある方は仕方ないとして、なんかチャンスやきっかけが無いからやってないんだよね、って人もまだまだ沢山いそうなんだがだなぁ。そして、もっと沢山血液が集まれば、お値段も少しは下がるんじゃないのかなぁ。自分が買うときにも、安い方がいいよ-(笑)。でも、僕が手にしてる記念品の分も、確かにこの売値の中から捻出されてるんでしょうから、微妙って言えば、微妙なのかなー。まぁ、啓蒙費用ってことですかね。でもちょっと前までは図書券やクオカードだったんですってね。でも、これだとそのまま換金できちゃうので、売血になってしまうっていう理由で、2002年に廃止になったとか。・・・なのでカップ麺はありがたくいただいて、その分また血液造って、また使ってもらいに行きますよ

 

あ、最後にマメ知識。僕はAB型ですが、よく「ABは数が少ないから、足りなくて、献血するとありがたがられるんじゃないの(笑)。」なんて言われますが、実は一番足りてないのはA型なんだそうです。ABに関しては、「AB、足りてるか?足りてないんじゃないか?」っていう少数意識があるそうで、結果的にわりとABの人は献血に行く頻度が高いそうなんです。なんか自分がそうなだけに、ちょっと笑えてしまいました(笑)

 

でも、A型だけじゃなく、B型も、O型も、AB型も、どれも決して足りてるってわけじゃないんですよ。足りないってことは、どこかで誰か困ってる人がいるってことなんですよね。そしてそれは決して人の為のみならず。いつか、自分や、自分の愛する人が必要としてる時・・・。

 

さて、明日はZepp東京。短かったけど、怒涛のへきるちゃん冬ツアーの最終日。ボロ雑巾目指して(笑)、張り切ってまいりましょうぞ。参加される方、しっかり体調を整えて、どぞよろしくですー

ではー。



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なんだか、この辺りは、ここ数日ちょっと暖かい模様

部屋で仕事をしてたんですけど、午後、ご飯を食べに外に出て、「こんなに暖かいなら、せっかくだし」と、そのまま少し散歩をしました。実はせっかくだし、というのは言い訳で、本当はパンパンに食べたので少し動きたかっただけなんですね

餃子二人前とチャーハンと唐揚げとニラレバ炒めは、お昼にはちょっと多いでしょうか?・・・そうですか(←自覚アリ(笑))。でも、餃子久しぶりだったし(←ホンとですよ)、色々食べたかったんだものなぁ(笑)。

でも、多くても残しはしませんけどね(キッパリ)。あ、ご存知でしたー?奥さんー、日本人って、食べ物の4割も食べ残して棄ててしまってるんだそうですよー。まったくねー、もったいなーい。ですので、せめて自分で頼んだ分は残さず食べましょう。・・・でも食べれるからと言って、そもそも頼みすぎもどうか、って話ですよね。実は今日はちょっとだけ反省しました。ちょっとだけね。

なんにせよ少し歩こうと思い、川を目指しました。暖かいとは言っても冬ですし、平日の午後の川原の土手は、人もまばらで静かなものでした。ランニングしてる人がちらほら、犬の散歩をしてるおばあちゃん、ベンチでギターを弾いて何か歌ってる若者、そして僕。見廻した感じ、こんな程度でした。

川のそばまで行って、「うへー、しっかし良く食べたなぁ」と、深呼吸。しかし山あいのキレイなせせらぎ、ってわけじゃあないですからねー、あまり良い匂いがするわけでもなく(笑)。子供の頃ですが、近所の川原で、火の点いた爆竹を頃合を見計らって川に投げ入れては上から覗き込んで(上手くやると、消えずに水の中で『ボムッ!』って爆発するんです)、「水中爆破ー!」とかやって遊んでたときに、どういうわけか見事な加減で川の水が僕の口にジャポッと入ってきたことがありました。今から30年も前の事です。当時は今よりも都会の川では水質なんてあまり考えてない時代ですから、水が、すっごく臭くてねー。飲み込んだわけじゃかなったですけど、その日はなんかグッタリしてたのを思い出しました。

今は都会の川も、大分キレイになってきたみたいですよね。そりゃあ地方都市にはかないませんけどね。札幌の街中に流れる川に、「この川には鯛がいます」って書かれてて、ビックリしたのを覚えています。「鯛(タイ)がいるのか!?」って思って近づいて覗いてみたら、「鯉(コイ)」でしたけどね(笑)。そりゃそうだ。淡水ですものねぇ。でも、街のど真ん中とは思えない、キレイな川なんですよ。

 

川原にしゃがみこんで、足元にあった石を一つ拾って、投げ入れてみました。

「・・・ポチャン

もう一個、・・・ポチャン

お、なんか微妙に楽しい(笑)。

だんだん投げ入れる石が大きくなります。あれ、普通・・・なりますよね(笑)?写真も撮ってみることに。しかし、投げて、構えて、撮るのは難しい。

えいやっ、・・・ボチャン。カシャ。

とおりゃあーっ、カシャ。・・・ボッチャーン

 

タイミングの合わないことと言ったら(笑)。

 

夢中になって石を投げ入れていると、背後に人の気配がしました。

振り返ると、少し高くなっている場所から、3歳位の男の子(・・・←ボ、ボッチャン・・・(笑))が身を乗り出す格好で、僕をじっと見下ろしていました。その後ろでは、僕より全然若いであろう、お父さんとお母さんが子供の肩に手をかけながら、見るともなしに横目で僕の様子を見ていた、という感じでした。い、いつから(笑)。

平日の午後、川原で一人、ムキになって川に石を投げ入れている、カメラを持った、変な男・・・(笑)

 

まぁ、でも別に通報はされまい。しかし、もうやめよっと。なんか、うすら寂しい図に見えなくもないしね(笑)。

というわけで、最後に大声で、川に向って突然「バ○ヤローッ!」と叫んで、その家族連れがビクッってするのをコッソリ見届けてから、帰ってきました。

・・・嘘ですよ、そんなこたーしませんて。普通に軽く会釈して、むしろ笑顔でその場を立ち去るわけですよ、その怪しい男は(笑)。

 

石投げ、楽しかったけど、明日肩が筋肉痛になってたりして(笑)。よし、今夜もゆっくりお風呂に入って、良~くほぐしておきましょう

ではー。



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また出ました、東京タワー。しかし、これは・・・。

信号待ちで暇だったのもあり、何とは無しにクルマの窓を開けてシャッターを切りました。片手持ちでの夜景、しかもノーファインダー(フィインダーを覗いていない)ですから、構図が中途半端なのと、ブレているのは仕方がないとして。・・・でも!

・・・なんだ!?この光のスジは

(前後に撮った写真にはこのようなものは写っておりませなんだ)

 

「あなたはUFOの存在を信じますか?」

と訊かれて、約3人に1人のアメリカ人が「信じる」、「エイリアンは、既に地球に来ている」と答えたそうです。大昔ではなく、昨年度末の調査での話です

また、同じく昨年度末ですが、元航空関係者の作るグループがアメリカ政府に対して、30年前に公には打ち切りになっている(らしい)政府によるUFOの調査を再開するように申し入れたそうです。フライト中に目撃したり、ある軍パイロットは「撃墜に失敗した」のだそうです。そのグループのメンバーが、CIA(アメリカ中央情報局)の職員に話したら「おい、それはUFOじゃないか」と大真面目に取り合ってくれたが、「じゃあ政府として発表を」と促したところ、「いや、公表したらパニックになるからまずい」と言われたそうです。

墜落したUFOを回収し、研究しているのでは、と言われているネバダ州の空軍基地があります。映画や本にも度々登場するので、名前を聞いた事のある方も多いと思われます、グレーム・レイク空軍基地、通称「エリア51」です。実際に今もここにはグレイ(宇宙人)が居る、という噂までまことしやかに囁かれているのですが、確かにこの周辺ではUFOの目撃情報が極めて多いそうなんです。僕が見たわけではないので、だからどうだ、UFOはいるのか、いないのか、とは言えませんが(笑)。しかし、この基地が極秘基地であることは間違いないようで、周辺には「撮影禁止」「無断侵入者は射殺」という立て看板がそこら中にあって、実際に広大な敷地のそばまで行こうとしただけで警備員が飛んでくるとか。しかも、アメリカ政府の作る地図には、その存在すらも載っていない。うーむ。

 

こなた日本。同じく昨年末の12月18日。我が日本の国会でも民主党の議員から「本格的にUFOの調査、情報収集をしたらどうか」という質問があり、これに対し福○首相が、「私はまだ(UFOの存在を)確認していない」と苦笑いするという場面がありました。ダメだよ、確認しちゃったらUFO(未確認飛行物体)じゃなくなるじゃん、って言ってみたり(笑)。

そのあと、町○官房長官(政府のコメント出す人ね)が、「政府見解としてはUFO対策は検討しないということですが、私個人としては絶対に(UFOは)いると思っている。そうでなゃナスカの地上絵なんて説明つかないでしょ?と思っている」とコメントしました。いいですね、少年の心を忘れてませんね(笑)

その後20日の石○防衛大臣の記者会見も、なかなか素晴らしいものでした(僕、個人的にはね(笑))。それでは、日本を守るトップの発言から僕の好きなポイントを。ポイントっつっても、ほとんど全部面白いので、結構長くなりますが(笑)。まぁ、お時間がございましたら。

「存在しないと断定できない以上、いるかもしれない。私は有り得ると思う」と前置きした上で、

「ゴジラの映画なんかで、自衛隊が出ますよね。『何なんだ、この法的根拠は?』という議論があまりされない。防衛相の決定なのか、首相の決定なのか。そういうシーンが無い」

「ただ、ゴジラがやってきたということになれば、これは災害派遣なのでしょうね。要請か、命令によるかは別として、天変地異の類ですから。モスラでもだいたい同様であろうかな、と思いますが・・・UFO襲来という話になると、これは災害派遣なのかね、ということになるだろう」

「領空侵犯なのか、というと、じゃああれは外国の航空機かということになる。外国というカテゴリーにはまず入らないでしょうね。航空機というからには翼があって揚力によって飛ぶのが航空機ですから、UFOが何によって飛んでいるのか、色んな議論があるのでしょうけど、それをそのまま領空侵犯で読めるかというとなかなか厳しいかもしれない。」

「そうなってくると、これは飛翔体なのかねということになるとするとどうなのか。例えば隕石(いんせき)が降ってきたことと同じに考えられるか。隕石は自然現象だから何の意思もなく降ってくるわけですが、UFOの場合は意思なく降ってくるわけではない。これをどのように法的に評価するのかということもある。」

「そうすると災害派遣が使えるのか、領空侵犯でもなさそうだ。そうすると防衛出動かねということになるが、それをわが国に対する急迫不正な武力攻撃と考えるかというとそうはならないだろう。UFOが襲来して、色々な攻撃を仕掛けるということになれば、そういう評価も成り立つのだと思うが、『地球の皆さん、仲良くしよう』と言って降ってきたときに、それはわが国に対する急迫不正な武力攻撃でも何でもない。」

「当省として、こういう場合にどうするかという方針を固めたわけでも何でもない。これは私個人の話であって、私は頭の体操という言葉はあまり好きではないが、色んな可能性は考えておくべきものだ。ある日突然にそういうことが起こって、どうするのかというのもあまり望ましいことではない。」

なかなか素晴らしいでしょ?実際に何かあってからでは遅い、と言うポイントは、まったくその通りですよね。日本を守る防衛大臣としては、UFOに限らず、すべからくそうであって欲しいですよね。しかし、退屈な日本の国会も、こういうひとコマにはちょっとだけ笑えます。個人的には「ゴジラ」は「天変地異の類」って解釈と、「モスラでもだいたい同様であろうかな、と思いますが」ってところが特に好きです。モスラを話に出すあたりと、「だいたい」ってのが、また一段と面白い(笑)。じゃあキングギドラだとこれはかなりヤバいのでは?などとツッコンで訊いてみたくなります。「いえ、同様ですね」って答えてくれても、「そうですねー、キングギドラはちょっと」って、答えてくれても、両方面白いんだけどな(笑)。って、他にも問題山積み過ぎて、見てるこちらも笑ってる場合じゃないんですけどね

 

で、この光は一体何なんだー!?ひょっとして、オレを連れ去る気だったのかー!?聞いてないぞ

ではー。



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東北は岩手県に住む親戚のおばあちゃんから、ダンボール箱一杯のリンゴが送られてきました。

箱を開けると、リンゴの匂いが部屋中を一杯にしてくれました。澄んだ空気と、清らかな水と、健康な土に育まれた、真っ赤な果実。僕が生まれ育った土地というわけではないのですが、毎年送られてくるこの香りを嗅ぐと、どんな芳香剤やアロマよりも、なんだかスーッと落ち着くような、懐かしいような気持ちになるのです

リンゴ・・・。最初の人類であるアダムとイヴが食べてしまった禁断の果実。「決して食べてはいけないよ」、と神様に言われていたのにエデンの園に忍び込んで「善悪を知る木」になるこの実を食べてしまったイヴが、突然自分の罪に気付き、それならアダムも共犯者にしてしまおう、と彼にも食べさせたんですね。これが人間の原罪といわれていますが、アダムがリンゴを齧っている時に天使が降りてきて、慌てたアダムが喉にリンゴの欠片を詰まらせた・・・これが英語でいう、アダムズ・アップル(Adam's apple)、つまり「のどぼとけ」の由来ですね。こういうわけで、アダムの子孫である僕達男性には、全員のどぼとけがあるわけです

じゃあ、イヴは?女性は?と言いますと、彼女は先に一つ食べていたわけですが、アダムに食べさせる時に、さらに自分ももう一個食べた。都合二つ食べたので、彼女のバストが膨らんで、・・・というのは、ジョークなんだそうですが、面白いですよね(笑)。

でも今では、実はリンゴじゃなかったという説が有力らしいですね(アプリコット、または無花果(いちじく)では、と)。もし禁断の果実がスイカだったら、のどぼとけはもっと大きくて、えーと・・・(以下不謹慎につき自粛(笑))。

あまりに沢山送ってもらったので、スタジオに持っていって、皆に配りました。リンゴ、嫌いな人はそうそういませんものね。スタジオのあちこちに、リンゴ。リハーサルスタジオが、とってもいい香りで包まれました。

「一日一個のリンゴは医者いらず」、なんて諺がありますよね。「リンゴが赤くなると、医者が青くなる」なんてのも。果実の王様ともいわれるリンゴには、豊富なビタミンCほか沢山の栄養素が含まれています。食物繊維も豊富なので、便秘にも、下痢止めにもなりますし、ダイエット効果もあるとか。そうそう、眠気覚ましにはコーヒーよりもリンゴ一個丸かじりの方が即効性があるそうですし、あと高血圧や動脈硬化の予防にもなるし、引力は発見できるし。・・・って、引力はニュートンがすでに(笑)。

あ、ニュートンが引力を発見したのは、実は庭でリンゴが木から落ちるのを見てじゃなくて、トイレだったって話があるそうですが、これは・・・まぁいいか。本人に訊かなきゃわからないし(笑)。しかし、ニュートンって、23歳で万有引力を発見してるんですよね。おまけに、微分積分法(数学でやりましたよね)に、光学の基礎であるスペクトル法ってのも、全部23歳の時に発見しちゃったとか。すんごい人もいたもんですよね。こちとら、微分積分だけでも、結局ろくすっぽ分からなかったのに(笑)。

あんまり凄いんで、「1ニュートン」なんて力学の単位が出来ちゃったくらいですからね。

「『1ニュートン』とは、1キログラムの質量をもつ物体に1メートル毎秒毎秒 (m/s2) の加速度を生じさせる力」ということです。何度読んでも、残念ながら僕には分かりません(笑)。

「『1川村ケン』とは、10人前の餃子を1メートル置きに並べて、毎秒毎秒(m/s2)加速しながら食べ続ける様子」

・・・って、様子かよ。単位じゃないじゃん。

 

リンゴを送ってもらったお礼の電話をしました。独特のイントネーションで「あんにゃ~ケンちゃんか~」とおばあちゃん。OKだったのは、ここまで。生粋の岩手の人と電話で話すのは、非常に難しいのです。難易度は英語とどっこいかなー、いや、まだ英語の方が幾分・・・(笑)。3分程の電話でしたが、2分30秒くらいは、正直何を言っているのかどうしても聞き取れなかった・・・うぅ、今年も玉砕(笑)

でもね、「ケンちゃんがはーうぢざいるどぎさぬもつついでよがっだぁー」って、三回位言ってくれた。「ケンちゃんが家に居る時に荷物着いて良かったー」って。そして、「リンゴ、食べてねー」って。

なんだろね、こんな何でもない事なんだけど、あったかいのさ。

おばあちゃんの育てたリンゴ、ほんと美味しいよ。今も、一個食べてからブログ書いたさ。どうもありがと。また、来年も楽しみに待ってるからね

ではー。



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朝(←本当に朝か?という審議あり(笑))、朝食の後にはコーヒーを飲むことが多かったのですが、最近は紅茶を淹れることが多いです

最初はコーヒーを淹れる手間を惜しんで、ティーバックの紅茶を飲んだのがきっかけでしたが、何日か飲んでいるうちに、これが意外にもクセになりまして(笑)。

紅茶を一番よく飲んでいたのは、学生の頃でした。試験の前とか、受験勉強なんかの頃です。眠気覚ましにはコーヒーよりもカフェインの多い紅茶の方が効く、なんて話があって、夕食が終わると少し仮眠をして(2時間位ね)、それから紅茶を飲みながら朝方まで勉強。・・・なんでこんな無茶な時間の使い方をしていたのかは、当時の自分に訊いてみたいところですが、たぶん、深夜ラジオにハマっていたせいだと思われます。いやー、テルテルワイド位から聞き始めて、オールナイト・ニッポン、スーパー・ギャング・・・色んなアーティストのお喋りに夢中になって、っておい、勉強は(笑)?

実は一杯あたりのカフェインはコーヒーよりも紅茶の方が少ないということを最近知りましたが、当時は信じて飲んでましたね(笑)。

茶葉とコーヒー豆の時点では、確かに紅茶の方が約2倍ほどカフェインが多いんですけれど、同じ100gのコーヒー豆で淹れられるコーヒーが10杯なのに対し、100gの茶葉で35杯の紅茶が出来上がりますので、一杯あたりに含まれるカフェインということになると、コーヒーの0.13%に対して、紅茶は0.077%になるんだとか。

それでも当時は「いやー、やっぱり眠気覚ましには紅茶だよねー」なんて思っていた自分って(笑)。プラシーボ効果も甚だしい。ようするに、「気は持ちよう」ってことですね(笑)。

今は、美味しいから飲むので、どっちでもいいんですどね。両方好きですし

またたまに、アプリコット茶などを淹れてみますと、香りが素晴らしい。毎日だとありがたみが無くなるので、数日置きに

って、これ、結構昔に大量に買ったものなんですよね(笑)。海外(ものは紅茶の国、スリランカ産)で買ったものなので、賞味期限とか書いてないし、それ以前にまぁ絶対に買った時期を考えると、消費期限もとうに過ぎているのでは、と思われますが、

全然美味しいから、まだ大丈夫

 

・・・たぶん、大丈夫

 

むしろ熟成されているとも考えられる(笑)。

 

でももしも「お茶でもいかが?」って僕に出されたら、「これ、古くない?」って、一応訊いて下さい(笑)。嘘はつきません。「ふ、古いけど・・・」

「大丈夫だよ、のび太くん!」って言うと思います(笑)。

ではー。



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なんやねん、それ!って言われそうなタイトルをつけてしまいましたが(笑)。

 

ツアーで地方に出ることを、僕達はよく「旅」なんて言います。

まぁ、普通っちゃあ普通ですが(笑)、「来週、旅だよね」とか、「あれ?今日は旅帰り?」なんて使ったりします。

でも「旅」というと、なんだかこう自由気ままなイメージがあると思うんですけど、僕達の旅は、もともとライブという決まった開演「時間」に全てを合わせて動くわけですから、そんなに自由というわけではないんですね

当日乗りの場合、先に行って準備をしてくれるスタッフさん達それぞれの仕事時間を読んで、「メンバー入りは○○時」と予めちゃんと決められてますから、それに合わせた移動チケットが配られますし、帰りも、ホテルから駅や空港までのタクシーやバスの手配の事情があったりもして、だいたい皆一緒に移動するんですね。前乗りでも、やっぱり皆一緒の便のチケットですし。

僕もちょいちょいやりますが、本来は当日乗りなのに、どうしても個人的に前乗りしたかったり、後戻り(延泊などですな)したい場合、基本的には現地では一人で移動するわけですので、そんな時はちょっとだけ「旅」っぽくなります(笑)。でも、これが全体を仕切ってくれてる制作サイドからしたらリスクにもなるわけで(←予期せぬダイヤの乱れや、事故などは勿論、ホテルや会場が分からず迷ったりして遅刻、など(笑))、そりゃあ気をつけて行動しなくてはなりませぬ。あ、いや、してますって。気をつけてますって(笑)。

会場に入ったら、リハーサルや打ち合わせなどがありますから会場から遠くに出歩くことはできませんし、終演後の食事なんかも、基本的には皆で時間を決めて一緒に。こういうコミュニケーションはやっぱりとても大事だったりもするので、風邪でも引いたくさい、なんていうよっぽどの事情でもない限り、多少疲れてたって皆んなだいたい一緒に行って、それで一緒にワイワイ飲んで食べて、一緒に帰るわけです(←「飲み足りない」と言って行く二次会、三次会とかは別ですが(笑))。旅と言っても、こんなふうに、けっこう集団行動なんですよ。まぁ、そもそも仕事だろって話ですが(笑)。

というわけで「旅」とは言え、長い旅中のオフ日を除けば、本当に自由になる時間は、集合時間までのちょっとの間、僕は散歩することが多いですが、その程度の時間くらいなんですよね。あとは色々と決まった時間があるので、味噌煮込みうどんを食べるのにも、走って動く!・・・となるわけです(←走らなくても下調べしとけば回避できるんじゃ?ということは今回特に学びましたが(笑))。

そんな中、まったく個人の自由に出来て、ばっちり旅気分が出るのが、その土地土地でのお買い物。これも旅の大きな楽しみの一つでもあります。買い物と言っても、主に食べる物です。大阪で通天閣のオブジェや、北海道に行っても木彫りのクマーは買わないですから。ツアー中には(←でなきゃ買うんかい(笑))。

 

さてさて、名物には事欠かない食いだおれの街大阪ですが、僕は帰りにはよくこれを買います。ご存知、「551の豚まん」ね。一昨年の11月の京都公演後の(ドラマー、松本)淳さんの優しさエピソード(←そんなタイトルではなかったけど)を覚えている方もいらっしゃるかと思われますが、そう、あの豚まんですね。以来、僕はこの豚まんを見るたびに、あの時の事が思い出されて、涙が(笑)。

とゆーわけで、今朝も買いました。帰りが一緒だったスタッフさん達にも人気なようで、皆で駅構内の551売店へゾロゾロ(笑)。やっぱこれだね、です点々の餃子も美味しいんですけれど、今日は時間が無くて買えませんでした。

写真のシルエットは、昨日、一緒に煮込みうどんを食べに走ったマリオさん(←マリオさんも食べ物に関しては労を惜しまないタイプなので、僕は何かあるといつも誘うのです(笑))。「車内で食べるように二個と、ウチでまたゆっくり食べるように四個」のセットをお買い上げ。

寒い季節、豚まんはひときわ美味しいですよね。子供の頃はお小遣いで一個だけ買って、ハフハフ言いながら大切に食べたものですが、六個も買うなんて、・・・大人になったものですねぇ(笑)。

 

いやー、やっぱりグーでした

・・・ホテルを出る時(このちょうど1時間前)に、おにぎりを二つ食べたばっかりだったと言うのに、ぺロッと入ってしまいましたもの。食べ終わって「ごちそう様ー」と言うと、隣でまだ一個目を食べてたマリオさんが「えー?もう食べたの?ウヒョー」って、笑ってました。うーむ、今年は少しゆっくり食べることを心がけてみようかなぁ・・・でっきるっかなでっきるっかな、はてさてふっふっふっーん(←字余りに真剣に取り組む気があまり感じられない(笑))。

ではー。



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いっやぁ、楽しかったー、めちゃめちゃ激しかったー・・・おかげでお腹空っぽー(笑)。

まじでアンコールに入ったあたりで何度か「お腹すいたーっ(+o+)」って叫んでみましたが、さすがにあの爆音では誰にも聞こえてはいまい(笑)。

でもね、お客さんの楽しそうな顔ってすっごいエネルギー源になるんですよね(*'ー'*)。ありがたいです。おかげで、乗り切れちゃいました。

今日は何だかつくづくそう思いました。何もかも、忘れさせてくれるのですよ。

しかし手が・・・じんじん熱い(笑)。

 

---お礼。---

カウントダウンライブ、名古屋、そして大阪と、会場にいらして一緒に楽しんでくれた幾人かの方から、またしても嬉しいお手紙や美味しい差し入れなどを頂いちゃいました。

本当にどうもありがとうございます

一夜明け、帰ってまいりましたが、まだポワンポワンしておりますので(笑)、取り急ぎ、お礼までで失礼します

ではー。



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昨夜、いい感じで手羽先やら何やらを、いい感じでぶわっやら何やらと頂いた帰り道、ふと頭に浮かんだのは「しまった・・・味噌煮込みうどん、食べなきゃいけないじゃないか」。

というわけで早起き決定~└|∵|┐びよーん。

問題は、楽しみで予定より三時間も早く目が覚めてしまったことです(笑)。しかし、それだけ待った分、うまーのはず・・・。

10時にマリオさんと待ち合わせてお店に行くと「開店は11時です」とおっしゃる(´;ω;`)。

ホテルに戻り、早く開いてる店舗はありませんかと訊くと「デパートなら10時開店ですからレストラン街なら、もしかして」と言われたのですが。こちらの写真(笑)。

 

こうなったらもう意地です(笑)。集合時間まであと15分。いや、駅地下店ならきっと早く開いてるはず。15分あれば食べれる。「先に行きます」と連絡して、タクシーを止めました。

新幹線乗り場にて、ギリギリでしたが無事皆と合流。いざ、大阪!です。

いや~三度目の何とやらでありついた味噌煮込みうどんの美味しかったことと言ったら(笑)。ご飯お代わりまでしちゃいましたよъ( ゜ー^)。

ではー。



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なんぼでも食べれてしまう天むす。しかもこのサンドイッチも美味しいのですよ。

一緒にアズキサンド(つぶあんをトーストでサンド)なんてものもありましたが、これはそれぞれ別な方がベターかと思ったり、思わなかったり・・・どっちやねん(笑)。

・・・まぁこうもお腹が減ると、何でも美味しくて(・~・)v。

あ!今から手羽先食べに行くんだった。

仕方ない、じゃあ後二つで我慢するかなー。

いやー今日も気持ち良くクタクタになりました。まだ、身体中が熱いです。まるで、なんかの試合の後のよう(笑)。

ではー。


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夕食の時に当たり前のようにビールが用意されていたので、僕も「あ、そうですか。」と、当たり前のように頂いてしまい、結局一泊してまいりました。

コタツにでも入って、朝からお酒などをいただきつつ、お気楽なお正月番組などを横目で見つつ、一日中食べて、飲んで、食べて、食べて、ゴロゴロ・・・なんていうのが、僕の一つの理想の過ごし方なんですが、なかなかそう都合良くはいかず(笑)。

父の「あれについてはどう思う」「お前から見たアレはどうなんだ」などの質問に「うーん、それは赫々然々(かくかくしかじか)だろうさ」などと答えているうちに、いつのまにか・・・「お正月討論会」の体。まぁ、めったに帰らないし、元々議論好きの父のこと、「今年もそうなるだろうなぁ」と、半ば予測はついていましたし、驚くこともなく、ほどなく僕もすっかり議論モードに、ザブーン(笑)。

パソコンやオーディオ関係の話、日本や海外の音楽業界の話などをしているうちはまだ良かったのですが、家の夜間電力を使った湯沸かし器の調子が悪い、なんて話から地球温暖化とエネルギー問題について小一時間。水力発電は効率が・・・、しかし僕は原子力発電所の設置と管理には疑問が・・・、ソーラーシステムは初期投資が大きすぎて実用化には、うんたらかんたら(笑)。

いつの間にかどういう話の飛び方か(笑)、天皇家の話になり、それから日本の政治家の話、東京裁判と戦後教育、自衛隊の派遣活動、核問題、パレスチナ問題、アフガン、イラク、北朝鮮問題、アメリカ大統領選、そして、憲法9条・・・

まぁ、この議題を読まれてお察しのことかと思いますが、僕が「じゃあさ、アレについてはどう思うのさ」などと、自ら結構に話題を提供して火を点けてしまったしまったりもしてたわけですが(笑)。僕としても、終戦前後に生まれた父や母の世代が、こういう問題にどういう解釈を持っているのか、実は、訊いてみたかったことだったんです。一緒に住んでいる頃は、なかなかそんな話は出来なかったので・・・まぁ、こっちが精神的に幼すぎてた、ってのもありますけどね(笑)。

でも、「前にパキスタンからアフガニスタンにバスで入った時だけど、国境を越えるといきなり辺り一面花畑。うわっ、キレイだな、と思ってよくよく見ると、それ全部ケシの花なわけだ。やっぱり彼らの重要な財源の一つになってるわけで」などという話を父の口から聞くのは興味深かったです。実際に目にした人間の話は、リアリティと説得力があります。ケシの花とは、ご存知アヘン、ヘロイン、モルヒネの原材料で、日本で法律で栽培が禁止されている植物ですね。言ってみれば麻薬です。他に、ボスニアやカンボジア、中米など、国内情勢が不安定な国で、手っ取り早い現金収入の為に栽培されるケースが多いわけです

そのうち割とおとなしく聞いていた母親も加わって、議論はさらにヒートアップ(笑)。ほどなく彼女の口から「チェ・ゲバラっているじゃない?あの人とカストロ議長って、もともと」などとキューバ革命の話が出てきて、ビックリしました。あ、貴方、いつの間にそんな知識を

そのウチ、僕があの戦争の、開戦に至った経緯について興味があるんだよね、という話をすると、彼女はすかさず「なら、○○○○の『△△△△』を読みなさい。感情を交えずに淡々と書かれていて、実際の経緯が良く分かるわよ」と教えられました。うーむ、ビックリしました。素直に、・・・大人をなめちゃいかんなー、と思いました。何という本かは、いずれ僕が読んでみてから、改めてご紹介するかもしれません。一応僕チェック、通します(笑)。

いやぁ、しかしなんだか頭を使った正月でした。面白かったけど

写真は、実家の和室にて。あたりまえですが、僕の部屋なぞはすでに無く、こちらに寝かせてもらいましたが・・・寒かったー!寒くて目が覚めた、まだ薄暗い6時頃の一枚です。しかしイッケンヤって、寒いのですね。布団やら毛布やら4枚も載っけてたと言うのに(笑)。すっかりマンション住まいに慣れたナマクラ身体には、少々堪えましたよ。「そんなに寒かったか?慣れだよ、慣れ」と言われましたが(笑)。

とは言え、そんな朝に作ってもらったお雑煮には、とってもほっこりさせてもらいました。実は昨夜も作ってもらったんですが(←お餅大好き)、朝が寒かった分、今朝は余計に温かくて美味しく感じました。こういうのもマンション住まいで失った、ひとつの季節感なのかもしれませんね

 

帰ってくると、旅好きの従姉妹から年賀状が届いていました。「11月にエジプトに行ってきました。ギザのスフィンクスは気高かったよー。ケンちゃんの言っていた通り、(スフィンクスの)目線の先には、本当にケンタとピザハットがありました!」とコメントが。

確かに、僕はいつだったか、何かの本で読んだそんな受け売りを彼女に話したことがありました。しかし、実際にエジプトまで確認しに行ったとは(←それだけの目的じゃあるまいに(笑))。うーむ、エジプトかー・・・行きたい国の一つです。うらやましい・・・ケンタとピザか・・・うらやま(←ってそこじゃないだろ(笑))。よし、三十路をほんのちょっとだけ超えて若干おヨメに行き遅れている(あっ、失礼!いや、もったいぶっているだけ・・・の(笑))従姉妹嬢を一度デートに誘って(笑)、色々と現地の話を聞いてみようかな、リアリティのある話を、などとひとりごちてみる三日の夜。

 

さて、明日はへきるちゃんで名古屋、そして明後日は大阪です。張り切って参りますよー

ではー。



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