
福岡、そして、広島。
自宅を離れ、少し遠い街の空気を吸ったことで、色々と整理できたこともあるような気がします。
一方、思いを強くした部分もあります。
特に、広島の地を踏み、あらためて「まさかなあ・・・」という気持ちにもなりました。
世界で唯一核爆弾を落とされた国、日本。
放射能という「長期間にわたって身体を蝕み、攻撃し続けるものの恐ろしさ」を、
多くの国民の健康や命という、かけがいのない代償を払って、知ってきたはずの日本。
原因は、地震や津波という自然災害があったからだとしても、
放射能というものの扱いについて、その
「過去に学ぶのだ」「日本が率先して世界に核の恐怖を発信しよう」と、
あれほど言っておきながら、
現実は・・・。
起きてしまったことは、もう仕方がないけれども。
「なぜだか知らないが、日本は地震の多い危険地帯に原発を建設している」
ロシアのプーチン大統領の言葉です。
あの事故から50日。
100歩譲って、結果的には、安全なのかもしれない。
どうということがないのかもしれない。
病気になる人は子どもなんて、全然でないのかもしれない。
全て、取り越し苦労なのかもしれない。
でも、
安心ができない。
心から「そうか!良かった!なら大丈夫だね。さすが日本
。」と安心させてくれる手立てが講じられた様子が、そういう頼もしいニュースが、
・・・ほとんど皆無に近いくらいないのが現実だと思うのですが、
どうなんでしょうね。
なんかね、重たいブログを書き続けるのも辛いのですが、
知ることや考えることをやめるのは、もっと辛いなあ、と思うのです。
でもなあ、どうしたらいいかなあ、どうしたものかなあ、と、このブログひとつのあり様についても、考えてしまいますねえ。
なんかアイデア、ありますか?とか聞いてみたりして
。
ではー。