う~ん、難しいですね。高校生10人との「生命は何か」を中心とした対話?の記録なんですが、もともと文系頭に加えて最近では前立腺に反比例してスカスカになってきている前頭葉ではなかなか理解できません。
話は生物の進化から人工生命、ゲノム、エネルギー、エントロピーと縦横無尽に広がって行き、数式も飛び出すはで、最近の高校生の知力に足元も及ばないのを思い知らされます。
そういえば、池谷裕二の「進化しすぎた脳」も同じように高校生との対話だったけど、同じように最近の高校生の知力に脱帽してしまったね。それにしては我が家の愚息たちは何でああ知力を感じられないんだろう。
閑話休題。それでも理解できる範囲だけでも十分に知的好奇心を刺激される話題が一杯です。
鯨は「かば」が海に進出して進化したもの。生物は基本的には光を食べているのですが、光の届かない深海には海底火山のエネルギーを利用しているものもいる。
陸上と海洋の生物重量より2倍以上の生物量が光の届かない地下生活圏で存在している。ちょっと信じられないですよね。
パソコンの中のウイルスは生命といえるのか、生命っぽい動きをする油滴はどうか。DNAを人工的に合成して移植したマイコプラズマウイルスは人工生命なのか。
エネルギーの第2法則すなわち「エントロピー増大の法則」についての議論。エントロピーとは何かというと「乱雑さの指標」「無秩序の度合い」と言えばいいのか、どうもここらあたりになると私の理解力の限界に近づいてしまいます。
それでは生命とは何か、生命とは「渦巻き」のようなものだと。
私たちの体は原子、分子レベルでは絶えず入れ替わっている。物質なんて全部入れ替わっているのに私は私として同一性と連続性を保っている。
自分の本質は自分の形を成すパターンであってパターンを作っている原子が変わってもなんら問題はない。その意味では生命の本質は渦巻きのようなパターンである。
これは、そう!福岡伸一の「生物と無生物の間」の議論ですね。確か福岡伸一は生命とは「動的平衡」といっていたと思いますが、ほぼ同じことを言っているのですよね。
難しいけど理科系頭の人には、なんともないかも。私のように硬直化しつつある文系頭でほとんど理解できなくても世俗を離れてこういう議論に身を浸すのもたまにはいいんじゃないかに。
話は生物の進化から人工生命、ゲノム、エネルギー、エントロピーと縦横無尽に広がって行き、数式も飛び出すはで、最近の高校生の知力に足元も及ばないのを思い知らされます。
そういえば、池谷裕二の「進化しすぎた脳」も同じように高校生との対話だったけど、同じように最近の高校生の知力に脱帽してしまったね。それにしては我が家の愚息たちは何でああ知力を感じられないんだろう。
閑話休題。それでも理解できる範囲だけでも十分に知的好奇心を刺激される話題が一杯です。
鯨は「かば」が海に進出して進化したもの。生物は基本的には光を食べているのですが、光の届かない深海には海底火山のエネルギーを利用しているものもいる。
陸上と海洋の生物重量より2倍以上の生物量が光の届かない地下生活圏で存在している。ちょっと信じられないですよね。
パソコンの中のウイルスは生命といえるのか、生命っぽい動きをする油滴はどうか。DNAを人工的に合成して移植したマイコプラズマウイルスは人工生命なのか。
エネルギーの第2法則すなわち「エントロピー増大の法則」についての議論。エントロピーとは何かというと「乱雑さの指標」「無秩序の度合い」と言えばいいのか、どうもここらあたりになると私の理解力の限界に近づいてしまいます。
それでは生命とは何か、生命とは「渦巻き」のようなものだと。
私たちの体は原子、分子レベルでは絶えず入れ替わっている。物質なんて全部入れ替わっているのに私は私として同一性と連続性を保っている。
自分の本質は自分の形を成すパターンであってパターンを作っている原子が変わってもなんら問題はない。その意味では生命の本質は渦巻きのようなパターンである。
これは、そう!福岡伸一の「生物と無生物の間」の議論ですね。確か福岡伸一は生命とは「動的平衡」といっていたと思いますが、ほぼ同じことを言っているのですよね。
難しいけど理科系頭の人には、なんともないかも。私のように硬直化しつつある文系頭でほとんど理解できなくても世俗を離れてこういう議論に身を浸すのもたまにはいいんじゃないかに。