お笑い芸人のキングコング西野、コンビ結成してからすぐに漫才の賞レースを席捲し、M1グランプリにも決勝進出。
破竹の勢いでゴールデンにも進出したのだが、その後は思うところがあってテレビ出演を徐々に減らし、絵本を製作したり、個展を開いたりと芸人の枠にはまらない活動で脚光を浴びる。
しかし、その芸人の枠にはまらない活動には、芸人仲間や業界内外から激しいバッシングを浴びる。でもめげずに自分の道を切り開き成功を収めている。
芸人としては順風満帆だったのだが、それはタモリ、たけしとかさんまが切り開いてきた道を歩んでいるだけで、同じ道を歩んでいくだけではそこを超えることは永久にできない。自分に自信があるだけに、世界のトップを獲ろうとするためには先人のいない芸能界の枠を外れたところに活動の場を得ようとしなくては。
この本はそんなキングコング西野が何を思い何をして、そしてこれから何をしようとしているかを自分の言葉で書いている。
確かにテレビの勃興期を牽引してきたたけし、タモリ、さんま、そしてダウンタウンなどはバラエティのありとあらゆるパターンをある意味やりつくしてきた。今、若者の間にテレビ離れが言われてきた中で、才能あるものは今の時代を切り開く道を考え出す。
西野はオンラインの有料会員コミュニティ―を主宰しているのだが、毎日がっつり記事を書いているとか。このサロンは日本一の会員数(約1万2千人)とかで月額1000円の会費とか。う~ん、思わず収入を計算してしまいます。
そしてここを起点にクラウドファンディングとか美術館造りとかレターポット活動とか、新しい仕組みと生き方を提示している。
お金がすべてのように言われている世の中ですが、お金とは「信用」であり、信用を稼ぐことを考えなければ。
インターネットの普及した今の世の中は、誰でもリアルタイムの情報にアクセスすることができ、受動的に消費することにお金を出すだけでは満足できなくなっている。むしろお金を払っても自分が面白いと思うことの経験にお金を払おうとする。
実際この本でも紹介されているけど、西野のイベントに従事者として参加する権利を売っていて、毎回一番早く売れて即蒸発とか。自分が面白い、やってみたいと思うことに対してはお金を払ってもやりたい人が多いみたい。西野のやっていることに対する期待と信用がこれを担保している。
西野自身は信用が一番大切と思い、テレビのお約束の美味しいということとかあってもいないことを勧めるということは拒否している。
これが業界のおきて破りだ、生意気だと言われる所以でもあるけどね。
それでも、今まで好きにやらせてくれた吉本興業に対しては恩義を感じているみたいで、西野なりに吉本の未来像としての共同でクラウドファンディングプラットホームを作っている。いろいろ悪役になった吉本興業だけど食うや食わずの若手をどうやってハンドリングしていくかについては一つの方向性としてはいいかもしれません。それにしても文句を言っているだけでなく、思いついたらすぐにやってみる行動力とスピード感はすごいものです。又それを実現できるネットワークを作り込んできた実力はさすがです。
この本はコミュニティサロンに西野が書いてきたことをまとめたものみたいですが、非常に読みやすくて半日もかからず読了。年寄りには字が大きくて余白が多いのがいい。
しかし内容はかなり濃くて色々考えさせられました。お金より信用が大事って結構古風な考え方みたいですけど、ネット時代のこれからの働き方、生き方のヒントが詰まっています。
今度ビジネス本として高い評価を得た「革命のファンファーレ」も読んでみましょうか。
そうは言ってもいまだにいつもニコニコ現金払いでガラケーを使っている私としてはネット時代の思考法にはちょっとついて行けれないかと思う今日この頃です。
破竹の勢いでゴールデンにも進出したのだが、その後は思うところがあってテレビ出演を徐々に減らし、絵本を製作したり、個展を開いたりと芸人の枠にはまらない活動で脚光を浴びる。
しかし、その芸人の枠にはまらない活動には、芸人仲間や業界内外から激しいバッシングを浴びる。でもめげずに自分の道を切り開き成功を収めている。
芸人としては順風満帆だったのだが、それはタモリ、たけしとかさんまが切り開いてきた道を歩んでいるだけで、同じ道を歩んでいくだけではそこを超えることは永久にできない。自分に自信があるだけに、世界のトップを獲ろうとするためには先人のいない芸能界の枠を外れたところに活動の場を得ようとしなくては。
この本はそんなキングコング西野が何を思い何をして、そしてこれから何をしようとしているかを自分の言葉で書いている。
確かにテレビの勃興期を牽引してきたたけし、タモリ、さんま、そしてダウンタウンなどはバラエティのありとあらゆるパターンをある意味やりつくしてきた。今、若者の間にテレビ離れが言われてきた中で、才能あるものは今の時代を切り開く道を考え出す。
西野はオンラインの有料会員コミュニティ―を主宰しているのだが、毎日がっつり記事を書いているとか。このサロンは日本一の会員数(約1万2千人)とかで月額1000円の会費とか。う~ん、思わず収入を計算してしまいます。
そしてここを起点にクラウドファンディングとか美術館造りとかレターポット活動とか、新しい仕組みと生き方を提示している。
お金がすべてのように言われている世の中ですが、お金とは「信用」であり、信用を稼ぐことを考えなければ。
インターネットの普及した今の世の中は、誰でもリアルタイムの情報にアクセスすることができ、受動的に消費することにお金を出すだけでは満足できなくなっている。むしろお金を払っても自分が面白いと思うことの経験にお金を払おうとする。
実際この本でも紹介されているけど、西野のイベントに従事者として参加する権利を売っていて、毎回一番早く売れて即蒸発とか。自分が面白い、やってみたいと思うことに対してはお金を払ってもやりたい人が多いみたい。西野のやっていることに対する期待と信用がこれを担保している。
西野自身は信用が一番大切と思い、テレビのお約束の美味しいということとかあってもいないことを勧めるということは拒否している。
これが業界のおきて破りだ、生意気だと言われる所以でもあるけどね。
それでも、今まで好きにやらせてくれた吉本興業に対しては恩義を感じているみたいで、西野なりに吉本の未来像としての共同でクラウドファンディングプラットホームを作っている。いろいろ悪役になった吉本興業だけど食うや食わずの若手をどうやってハンドリングしていくかについては一つの方向性としてはいいかもしれません。それにしても文句を言っているだけでなく、思いついたらすぐにやってみる行動力とスピード感はすごいものです。又それを実現できるネットワークを作り込んできた実力はさすがです。
この本はコミュニティサロンに西野が書いてきたことをまとめたものみたいですが、非常に読みやすくて半日もかからず読了。年寄りには字が大きくて余白が多いのがいい。
しかし内容はかなり濃くて色々考えさせられました。お金より信用が大事って結構古風な考え方みたいですけど、ネット時代のこれからの働き方、生き方のヒントが詰まっています。
今度ビジネス本として高い評価を得た「革命のファンファーレ」も読んでみましょうか。
そうは言ってもいまだにいつもニコニコ現金払いでガラケーを使っている私としてはネット時代の思考法にはちょっとついて行けれないかと思う今日この頃です。