月曜テニスを早退したのは名証の株式投資ウインターセミナーが当選しており、13時からなので早めに昼食を摂っていく必要があったから。会場はいつものナディアパークです。
この日の企業説明は3社ですが、いずれも社長さん自らが出席してのプレゼンテーション。上場企業の社長さんの実際の姿人となりを見て何を話すのか聞き、どうしてこの人がトップに立ったのかと想像するのは興味を惹かれます。その企業の在り様というか風土も分かるような気がします。投資対象とは別に好奇心をそそられます。
さて最初はケイティケイ株式会社。と言っても全く基礎知識なし、初めて聞く名前です。
説明を聞くとそもそもはリサイクルトナーを製造販売するところから始まったのですが、中小企業・小規模事業者を対象にサプライ事業を行い併せてITソリューション事業を行って共通プラットホームとして「yoridori」を起ち上げている。どうも強みがよく分からないのですが、中小事業者にきめ細かい対応をして顧客にしていると言う点でしょうか。社長さんは真面目な能吏という印象ですが、創業者は会長みたいで、見込まれたんでしょう。
次の会社は日本空調サービスですが、一応私は株主。事業内容はよく分かっているつもりですが、以前の社長さんは口八調のイケイケどんどんの人から一転朴訥な真面目な人に替わったのですが、業績は当然ながらイケイケどんどんの人の時は良かったのですけどコロナ禍の影響もあったのでしょうけど最近はちょっと足踏み的。今の社長さんは今年替わったばかりですけどどちらかというとイケイケどんどん的で活力ありそう。業績も上向き予想しています。質疑応答では海外事業について質問があったのですが、中国は赤字でシンガポールは頑張っている。タイ、ベトナムは苦戦とかですが、そもそも人を大事にして内部養成して人材として活用していくと言うモデルが海外で通用するのか?会社の経費で技術を身に付けた途端もっといい条件で転職されたらどうする?
最後は東名。実は太陽光発電で売電している先なのですが、具体的に何をやっているところがは無知でした。オフィス光119事業として快適なインターネット環境を提供しオフィスソリューション事業として電力サービスや情報端末機器など提供とか。主な顧客は飲食・理美容・小売業で、大手業者がなかなか組織立って扱え切れないいわゆる隙間をターゲットにしている。中小事業者にとってはきめ細かい対応は有り難くネットとか電気に対する需要はあったみたいで業績は右肩上がり。果たしてそれがどこまで行くかということが課題ですが、まだまだ需要はあると強気でした。この会社はまだ若い会長がプレゼンですが、この人が創業者なんでしょう。ちょっと今風のIT企業の社長さん然として自信たっぷりの話ぶり。
第二部の株式講演会はニッセイ基礎研究所の井出真吾さんが講師。
見出しに書いてあるようにこれからの日本経済はインフレは2%程度は定着し、総人口は減り高齢化率は39%(2070)となる。社会保障の負担増は避けられないけど明確な財政計画はない。賃上げは二極化し人手不足倒産も増えていく。日本企業は人手不足に対応するため設備投資して付加価値アップを図っていくしかない。日本企業の業績は堅調で、その面では日本株に伸びしろはある。株価で言えば当面は35000円から40000円程度?
一方アメリカ景気は過熱気味で米国株のPERはコロナバブル時に匹敵、どこかで修正されるかも。トランプ2.0ではインフレ再燃の可能性もある。
結論的には長期的にはNISAを活用して日本株に投資しなさいと言うのはいかにも名証のセミナーです。
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