言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

効率化って、なんだろう?

2013-02-21 08:30:53 | 接客
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


よく晴れてはいますが、やはり冷たい。
今週はずっとこのように冷たく、寒い日が続くようですね。
晴れていると陽射しの暖かさがいくぶんかはその寒さを緩和してくれるのは、やはり暦的には春だからでしょね。
次の低気圧がやってくるとまた雪になるようなことも予報では言っていますが、どうでしょうか。
昨日も寒い一日で、陽が陰るととたんに寒風に身を切られそうになりました。
さらに昨日の午後は桐生でも山の奥の方、梅田の奥の方に行ってきましたので、夕暮れが早く、4時過ぎにはもう陽射しがなくなり、冷たさでじんじんしてきました。
昨日は梅田の奥の方にあるある旅館の相談に伺いました。
いい旅館ですが、こちらもやはり旅客減少でいろいろ手を打って頑張っているんですが、減少に歯止めをかけられないようです。
こちらの話はまた今度ーーー。


さて、効率化ってなんだろうなって考えることがよくあります。

先日も、最安値で頑張っている回転寿司屋さんへ、昼食で入りました。
初めての店です。

入っていくとレジ前に、わたしの嫌いなあの、銀行や郵便局に多くおかれている例のマシーン、受付機があります。

人数のアイコンを押し、カウンターがいいかテーブル席がいいかというアイコンを押し、それでやっと受付です。
愛想のないこと甚だしい機械です。

それでやっと店員さんとの接点ができます。
店員さんに席番号をあらかじめ張りつけた勘定用の札を持たされ、やっとその指定の席に座ります。


何とまあ、昼飯をちょっと食べようと思っても、このざまです。

まるで店員さん以下、お客様まで機械に振り回されている感がありませんか?
これでサービス業なんだから恐れ入ります。

まあ、そうした機械を導入して効率化(?)を図り、その分安く提供しているのだから、それはそれでいいでしょう。
わたしのような、それがいやなお客様は二度と行かなければいいだけの話です。

そうしたお客様が増えればその店はつぶれるだけ。
自然淘汰、ですね。

しかし、嫌いやながら、安いからと、その面倒さに無理矢理慣らしているお客様はかわいそうですね。


さて、そのタッチパネル式の注文方式を、ちょっとした高級店でさえとり始めているのには驚きました。

この面倒な(お客様にとって)機械を便利だから(誰にとって?)と、進んで導入するその心構えに、サービス業の原点を忘れてしまっている経営者の方、ちょっと考え直しませんか?

といっても、考え直しはしないでしょうが………。


メニューで注文する料理を選び、そばにやってきた店員さんに口頭で注文するのと、いちいちひとつずつタッチパネルを操作しながら注文するのとでは時間的にいうと、もちろん口頭の方が絶対的に早いはず。

しかしたまには店員さんも人間だから聞き間違いもあるし、お客様も注文ミスがあります。
機械だったらミスがなくなるという店側に好都合なこともあります。

でもそれって本当にお客様のためでしょうか。
注文ミスがあっても、そのミスはすべて注文したお客様が悪いということですよね。

効率化の名のもとに、お客様への負担を増すような、お客様にサービスを強いるようなサービス業って一体何なのでしょうか。

そんな店に限って、厨房内は全然効率化されていなかったりしてね………。
中途半端な効率化を目指す店では、まずお客様へのサービスから効率化を始めますが、本当に考えるお店では厨房内や自分たちの作業から効率化を始めます。

あなたのお店はいかがですか?

その前に考えてほしいのは、サービス業で効率化を考える前にもっとすることないの?



それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所と桐生商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
また関東経済産業局中小企業支援ネットワークという長い名前の専門家登録をしていまして、今年度は数件の案件をまかされました。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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