言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

店の都合、お客様の都合

2013-11-29 09:59:54 | アイデア・事例


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今朝もよく晴れています。
でも冷たい。
この冷たさは今季最低気温ということです。

ニュースを見ていたら、神宮外苑のイチョウの落ち葉が歩道を黄色く染めている映像がありました。
きれいですねえ。
でもあそこを掃除する人にとってはたいへん。
立場の違いで180度モノの見方が違ってきます。
お店側の立場とお客様側の立場の違いによく似てます。


一昨日、太田商工会議所へ伺った際に、昼食に太田市役所の12階に行きました。
2軒お店があり、片方は中華の定食、片方は和洋食の定食が中心です。
両店ともほとんど500円均一で、特に中華の方はボリュームがあります。
「うまい!」と声をあげるほどうまくもなく、まあ普通ですか、味の方は。

で、そこに行くとどちらかに入るわけです。
エレベーターを出ると廊下があり、その廊下を向かっていくと突き当たりで、左右にその両店が別れているわけです。
左は中華、右は和洋食。
いつもは行く前にだいたいどちらに入るか決めていくんです。
両方とも一人ずつ、従業員(中華の方は店主の場合も多い)が店の前にたっていつも呼び込みをしているので、その前で迷っているのが苦手なんです。

一昨日は中華に入りました。

すると、注文のシステムがそれまでとは変わっていたんです。
そのシステム、隣りの和洋食の店と同じ方法になっているのにはビックリしました。

今までは店員(中華の店らしく片言の日本語しか話せない中国の方も数人います)さんがテーブルまで案内して注文を聞いていたのですが、一昨日は入っていくと、今まではドリンクバーになっていた場所にデーンとあったのが食券販売機。

まだ導入したてなので、その前に一人立って説明するようにしているのは、まあいいことです。

この店の場合メニューが豊富で、定食にしてもラーメンにしても、合計で20以上もあり、そこにさらに単品メニューもあるので、50ぐらいにもなり、なかなか目的のものにまで行き着くには時間がかかります。

ですから、上2段は定食メニュー、その下1段はラーメン定食メニュー、その下が単品メニューと、うまく配置されていたのもよかったですね。
まあ当たり前ですけど。

で、その食券をカウンターに渡してから、テーブル選びは自分で選ぶようになっているんです。

一人なので、2人用か大きなテーブルにいつも案内されるので、このときも大きなテーブルを選んで座りました。


ここであなたはひとつ何か変だと思いませんか。

そうなんです。
勝手にテーブルに座れば、注文した料理は? と思いませんか?


食券を渡すと番号札が渡されます。

料理ができあがると、カウンターの方から大きな声で「○○番のお客様!」と呼びかけられるわけです。
だいたいひとつの番号で3回ぐらい、大きな声を張り上げて呼びかけます。

その声がうるさくて。
おまけに昼食どきなので、ひっきりなしです。

その声を肴に昼食を終える始末でした。

これも隣りの和洋食の店と同じシステムです。
悪いところまで真似しなくてもいいのにね、と私は思いました。


これはやはり、ショッピング・モールで食事エリアがとっているシステム=料理ができあがったら持っている番号札から音とランプの点滅で知らせるようにした方が、他のお客様の迷惑にならずに済みます。

自分たちが楽をするために取り入れたシステムが、お客様には迷惑に感じるということ、これは新しいシステムを考えるときに一番注意したいことでもあります。

あなたのお店ではいかがですか?


ところで、昨日の「BGM」の件で、じゃあわたしの店にふさわしいBGMは、と親しいお店の方からコメントをいただきました。

何が良いでしょうね?

一緒に考えましょうよ。ね。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
また関東経済産業局中小企業支援ネットワークという長い名前の専門家登録をしていまして、その案件でも活動しています。
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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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