こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
さすがに冬至前日の夜明け、今朝は7時頃になっても暗い。
で、やっと日が出てきたなあと思っていたら、すぐに雲に隠れてしまった。
冷たい!
夕方にはちょっとにわか雨があるようというような予報。
さて、本題です。
最近わが家にも、毎年恒例の近隣商店街の合同歳末セールのチラシが入りました。
と言って、じゃあ行きたくなるかというと、全然そんなことはありません。
単に「へ~え」と思うだけ、というか、思いもしないで、すぐに紙ゴミの袋行き、です。
行ってみようという気も起こさせないチラシって一体?
あなたはチラシをもし考えた場合、何のためにチラシを撒こうと考えますか?
もちろんだいたいは売上を上げるため、お客様にたくさん来てほしいため、のその2つですよね。
その前に、どちらかにさらに絞った方がいいですよ。
売上を上げるためと、お客様にたくさん来てほしいためとは、一見同じようで、同じではありません。
売上を上げるためと称する場合は、やはり商品中心、それも価格訴求が中心になります。
さらには商品の品揃えの豊富さ、ユニークさでのアピール。
売上を上げるためだけにも、ちょっと考えるとそれぐらいの要素が出てきますが、それさえもひとつに絞った方がアピール度は上がります。
そのようにチラシに限らず、宣伝広告というものは、絞りに絞ったたったひとつの要素でアピールしないと、それでなくても効果が少ない昨今のこと、結局喜ぶのは印刷会社と新聞屋さんだけです。
肝心のあなたのところへ喜びをもたらすものは、ほとんどないという結果に終わってしまいます。
ということで考えると、上記の商店街合同の歳末チラシですが、いったい何をメインにしているのかまったく見えてこないと言えるチラシでした。
各店の目玉商品も掲載されていない。
単にいわゆる福引きに似た景品だけの、数十年も前から続いている売り出し形式です。
今どき歳末セールなどという言葉だけで当の商店主でさえ思ってもいないのに、ましてやシャッター街と化している商業非集積地などに、お客様がやってくるわけはないですよね。
そんなチラシにお金を使う予算があるのなら、お客様を喜ばせる仕掛けに使いましょうよ。
「お客様を喜ばせるには何がいいか」と皆さんのアイデアを結集させれば、何かひとつぐらいすぐに出てくるはずです。
ただ単に、その季節がやってきたらから従来のセールをやろうというのは、すでに死にイベントということは、すでに当事者の方たちも充分に分かっていることなのに、どうして相も変わらない死に金を使うのか、そこのところが理解できません。
少ない予算なんですから、もっとお客様が喜ぶ企画を練りましょうよ。
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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