こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日は久しぶりにずっと晴れ間が続いていました。
シャツ1枚で快適な温かさもあり、春~という天候でしたね。
さて、今日も同じような感じの朝ですが、部屋の中にいるとちょっと汗を垣間ますが、外に出ると北風がけっこう強くて、寒い感じです。
今日は太田商工会議所では10時から「ニュー・ビジネス・プレス発表会」が開かれます。
それに合わせて、1時間早くの出勤です。
3社がエントリーしていて、どこも自慢のがんばっている地域の情報を発信する予定です。
さて、本題です。
先日テレビを見ていたら、“ママ名刺”というのが流行っているというのがありました。
いわゆる“ママ友”同士の挨拶代わりに、ということですね。
肩書きは“○○ちゃんママ”です。
これはビジネスとして事業者が始めたというのではなくて、自然発生的に「面白い!」ということでだんだんとママ友の間に広がっていったんだと思います。
町の印刷屋さんで、もう廃業しなくてはならないというところも出てきていますが、このように、思いがけないところから需要というものはでてきます。
それを相手目線で様々なことを考えると、そうした“ママ名刺”なども出てきてもおかしくないですよね。
もしくはこうした風潮が出始めた瞬間を、自分なりに捉えて事業化できるということも結構あるように思うんです。
それはやはり常日頃から考えていることで、さらには好奇心のアンテナを、まったく自分の関係のないことにまで伸ばしているからできることでもあります。
好奇心のアンテナを、あなたはいつも四方八方に伸ばしていますか?
さて、連載中の『老舗が変わるーーある料亭の再生物語』は今日で18回目、いよいよ最終回です。
ここからどうぞ。
いいことづくめだと言いたいが、やはり逆効果もあった。
今までひいきにしてくれていたお客様から、批判の声が上がったのだ。
しかし、これも織り込み済みだった。
その声は無視しようと話し合っておいた。
いずれは落ち着く。
もちろん今までのお客様が気に入らなくて千樹から離れても、それはそれでしょうがない、その人たちには今までは恩があるが、そうかといって彼等だけを大事にしてこのまま営業を続けていけば、千樹は早い段階でなくなってしまう。
そうなれば元も子もなくなってしまう。
そういう人たちも新しい千樹についてきてきてほしいが、ついてきてくれなくても、追いかけないでおこうと了解しあっていたのだ。
離れていくお客様はしょうがない。
そういう人は、本当に心から千樹を愛してくれているわけではなかったのだと思うおう。
それよりも、新しい千樹についてきてくれるお客様の方を大事にしよう。
そうすることで千樹は暖簾を守りながら、お客様と一緒に未来を見ることができるのだ。
こうしてかつての料亭千樹は、徐々にではあるが時代に合わせて変わることができた。
暖簾を大事にしながら、時代に合わせて変化していくこと。
特にこのように変化の激しい時代を暖簾を一方では守りながら、常に新しいことに挑戦していくこと、昔から続く企業でも店でも、この暖簾を保守的に守るのではなく、その暖簾を利用しながら、常にその暖簾に恥じないように、その企業、業種ではトップの層に位置しながら走り続けることこそ、伝統を守るということなのだということが、社長も、女将も実感としてわかった。
2年後、今まで来てくれたお客様を招待して、従業員の素人芝居を見せ、お料理を楽しんでもらおうという計画もある。
それは、それでまた新しい千樹を見せることにもなりそうだ。
おわり
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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