新型コロナウイルスの流行が深刻化し、東京、大阪など4都府県に3度目となる緊急事態宣言が発令されています。
これにも若干疑問があるのですが、この都府県にはすでにまん延防止措置が適応されており、それなりの対策がされていたにもかかわらず感染者は減少しなかったのです。この事態を専門家はどう考えているのでしょうか。
昨年の1回目の緊急事態宣言では国民にそれなりの危機感、緊張感が出て繁華街などの人出も完全に抑えられました。個々の感染対策なども進み感染を抑えることができました。しかし政府はここで信じられないようなGoToキャンペーンを始めたのです。
人が動き接触が増えれば感染が拡大するという考えがなかったのでしょうか。ウイルスのような感染症が飛沫によって感染することは確かであり、大気中に拡散したウイルスが何時間かで感染力が低下するのかもしれません。
しかし死ぬという概念の無いウイルスは、感染力が0になることもないような気がします。当然ながらこのGoToにより感染は急激に拡大し、2回目の緊急事態宣言となりました。
しかもこれが長かったので、危機感や緊張感が続くはずがありません。そのためかかなり抑えられる前に解除せざるを得ない状況になりました。これでまたヒトの動きが活発になったため、大阪から感染者の増加が始まりました。
まん延防止措置などが出ても、国民に緊張感が戻ることはかなり難しいでしょう。飲食店への感染対策しかやっていないのであれば、ある程度拡大は抑えられても高止まりしてしまうというのが現状ではないでしょうか。
多分東京も拡大傾向が続くと思いますが、ここで出ているのが変異ウイルスです。コロナウイルスは変異しやすいとされており、これだけ拡大していれば変異株が出てくるのも当然といえます。
RNAが突然変異すれば、大部分の変異株は生存や増殖が難しくなり自然消滅してしまいますが、感染力が強くなった株は有利となるため既存株に置き換わっていくというのが自然の摂理です。
現在関西で主流となり、関東にも広がるとみられているのが「N501Y」という株です。これは外套タンパク質と呼ばれるウイルスの表面のタンパク質のアミノ酸配列の501番目のアミノ酸がもともとN(アスパラギン)であったものがY(チロシン)に置き換わったものという意味です。
1塩基変異していても同じコロナウイルスですので問題はないはずですが、どうも感染拡大を阻止できないことの言い訳に使われているような気がします。
ここでは変異株の情報を書くつもりでしたが、政府の対策批判のようになってしまいました。オリンピックのための布石という意味があるのかもしれませんが、あまりにもお粗末な対策という気がします。
これにも若干疑問があるのですが、この都府県にはすでにまん延防止措置が適応されており、それなりの対策がされていたにもかかわらず感染者は減少しなかったのです。この事態を専門家はどう考えているのでしょうか。
昨年の1回目の緊急事態宣言では国民にそれなりの危機感、緊張感が出て繁華街などの人出も完全に抑えられました。個々の感染対策なども進み感染を抑えることができました。しかし政府はここで信じられないようなGoToキャンペーンを始めたのです。
人が動き接触が増えれば感染が拡大するという考えがなかったのでしょうか。ウイルスのような感染症が飛沫によって感染することは確かであり、大気中に拡散したウイルスが何時間かで感染力が低下するのかもしれません。
しかし死ぬという概念の無いウイルスは、感染力が0になることもないような気がします。当然ながらこのGoToにより感染は急激に拡大し、2回目の緊急事態宣言となりました。
しかもこれが長かったので、危機感や緊張感が続くはずがありません。そのためかかなり抑えられる前に解除せざるを得ない状況になりました。これでまたヒトの動きが活発になったため、大阪から感染者の増加が始まりました。
まん延防止措置などが出ても、国民に緊張感が戻ることはかなり難しいでしょう。飲食店への感染対策しかやっていないのであれば、ある程度拡大は抑えられても高止まりしてしまうというのが現状ではないでしょうか。
多分東京も拡大傾向が続くと思いますが、ここで出ているのが変異ウイルスです。コロナウイルスは変異しやすいとされており、これだけ拡大していれば変異株が出てくるのも当然といえます。
RNAが突然変異すれば、大部分の変異株は生存や増殖が難しくなり自然消滅してしまいますが、感染力が強くなった株は有利となるため既存株に置き換わっていくというのが自然の摂理です。
現在関西で主流となり、関東にも広がるとみられているのが「N501Y」という株です。これは外套タンパク質と呼ばれるウイルスの表面のタンパク質のアミノ酸配列の501番目のアミノ酸がもともとN(アスパラギン)であったものがY(チロシン)に置き換わったものという意味です。
1塩基変異していても同じコロナウイルスですので問題はないはずですが、どうも感染拡大を阻止できないことの言い訳に使われているような気がします。
ここでは変異株の情報を書くつもりでしたが、政府の対策批判のようになってしまいました。オリンピックのための布石という意味があるのかもしれませんが、あまりにもお粗末な対策という気がします。