ウインブルドン1回戦、錦織はフルセットの末振り切り勝利しました。錦織の試合は2,3回戦が終わった時点で、まとめて書くつもりでしたが、昨日の1回戦がかなり危ない展開でしたので、書いておきます。
相手はイタリアのランキング55位の選手で、昨年のウインブルドン3回戦で対戦し、雨による中断や、日曜日の休日などが入り、3日がかりでフルセットを戦い何とか勝ったという、やや因縁の相手でした。それでも錦織は昨年後半から良くなっており、足のふくらはぎの筋膜炎が出なければ、それほど問題のない相手と思っていました。
昨日はこちらの時間で夜11時からでしたので、風呂にも入り万全の態勢で応援していました。試合開始直後は、2人とも芝の感触を確かめるような、いわば探り合い的なテニスでスタートしました。錦織はこの最初の段階で、慣れないためかサービスを破られ、セットを落とすことがあったのですが、昨日はかなり安定した入りで、足の調子も問題なさそうでした。中盤で相手のミスをつきサービスをブレークでき、5-3となった相手のサービスもブレークしてこのセットを取りました。この調子ならばストレートで勝てそうと、安心して見ていました。
特に2セット目は、錦織のサービスで始まりましたので、そのうちどこかでブレークすればと思っていましたが、ブレークポイントを握ったり、ジュースに持ち込んだりはできるのですが、最後の1ポイントが取れません。結局タイブレークまで行ってしまいましたが、錦織有利の展開でした。ところが珍しくネットに出たとき、非常に良いボールが帰りこれを処理できず、そこからこのタイブレークを取られてしまいました。これでセットカウント1-1とふりだしに戻ったわけです。
それでも3セット目は早い段階でブレークでき、このリードを守る形でこのセットを取りました。このまますんなりいかないのがテニスで、4セット目はちょっとしたミスを突かれ、初めてブレークされたままとられてしまいました。
ファイナルセットに入りましたが、最初の相手のサービスをブレークし、次のサーブをキープして3-0となり一安心となりました。ところがここで錦織はトレーナーを呼び、ひざ下までテーピングをやり直したのです。このスコアになれば、後は自分のサービスをキープすれば勝てるのですが、足の具合がどうなるか非常に気になるところです。実際の試合も錦織は相手のサーブを無理にとりに行っていない感じでしたが、これが戦略なのか足の調子が悪いためかわからず、ひやひやして見ていました。それでも自分のサーブは割と安定してキープし、サービングフォーマッチも無事キープし、3時間半に及ぶ激戦を制しました。見ていて本当に疲れる試合でしたが、この勝利で自信がついてくれると良いのですが。ほかの日本人選手は、守家、添田ともに敗れてしまいました。
相手はイタリアのランキング55位の選手で、昨年のウインブルドン3回戦で対戦し、雨による中断や、日曜日の休日などが入り、3日がかりでフルセットを戦い何とか勝ったという、やや因縁の相手でした。それでも錦織は昨年後半から良くなっており、足のふくらはぎの筋膜炎が出なければ、それほど問題のない相手と思っていました。
昨日はこちらの時間で夜11時からでしたので、風呂にも入り万全の態勢で応援していました。試合開始直後は、2人とも芝の感触を確かめるような、いわば探り合い的なテニスでスタートしました。錦織はこの最初の段階で、慣れないためかサービスを破られ、セットを落とすことがあったのですが、昨日はかなり安定した入りで、足の調子も問題なさそうでした。中盤で相手のミスをつきサービスをブレークでき、5-3となった相手のサービスもブレークしてこのセットを取りました。この調子ならばストレートで勝てそうと、安心して見ていました。
特に2セット目は、錦織のサービスで始まりましたので、そのうちどこかでブレークすればと思っていましたが、ブレークポイントを握ったり、ジュースに持ち込んだりはできるのですが、最後の1ポイントが取れません。結局タイブレークまで行ってしまいましたが、錦織有利の展開でした。ところが珍しくネットに出たとき、非常に良いボールが帰りこれを処理できず、そこからこのタイブレークを取られてしまいました。これでセットカウント1-1とふりだしに戻ったわけです。
それでも3セット目は早い段階でブレークでき、このリードを守る形でこのセットを取りました。このまますんなりいかないのがテニスで、4セット目はちょっとしたミスを突かれ、初めてブレークされたままとられてしまいました。
ファイナルセットに入りましたが、最初の相手のサービスをブレークし、次のサーブをキープして3-0となり一安心となりました。ところがここで錦織はトレーナーを呼び、ひざ下までテーピングをやり直したのです。このスコアになれば、後は自分のサービスをキープすれば勝てるのですが、足の具合がどうなるか非常に気になるところです。実際の試合も錦織は相手のサーブを無理にとりに行っていない感じでしたが、これが戦略なのか足の調子が悪いためかわからず、ひやひやして見ていました。それでも自分のサーブは割と安定してキープし、サービングフォーマッチも無事キープし、3時間半に及ぶ激戦を制しました。見ていて本当に疲れる試合でしたが、この勝利で自信がついてくれると良いのですが。ほかの日本人選手は、守家、添田ともに敗れてしまいました。