今年もいよいよ今日で終わりです。このところ重大ニュースが報道されていますが、本当にいろいろありました。私にとっては、STAP細胞問題が一番でしたが、御嶽山の噴火、消費税増税、エボラ出血熱、ノーベル化学賞受賞などのなかから、危険ドラッグについて書いてみます。
危険ドラックは、それまで脱法ドラッグとか脱法ハーブとか呼ばれていたものを、危険性を認識させるため名称を変えたものですが、何の効果もないと思われます。
やや専門的になりますが、危険ドラッグの内容としては、大麻の成分であるカンナビノイド類、脳内物質の仲間であるフェネチルアミン類、そのほかとしてトリプタミン類があります。このうちフェネチルアミン類は、いわゆる覚せい剤として取り締まっている物の類似物質です。以前の脱法ハーブは、カンナビノイド類が主成分で、大麻程度で作用も穏やかだったようです。
こういった化合物を同定し規制していくうちに、覚せい剤類似物質が使われるようになり、作用もどんどん激しくなっていったと思われます。規制は包括的に一連の化合物を含めるようにしているようですが、種類も多くすぐに規制外の物が作られてしまうようです。当然ですが、こういった新しい物質の安全性など調べているはずもなく、どんな作用になるかもわからないまま使用され、危険性は高まってくるようです。よくいたちごっこと言いますが、規制してそれを逃れるため余計ひどいものがでている、つまり規制すればするほど危険性が増してくるわけです。厳しく規制していても、麻薬や覚せい剤がなくならないように、危険ドラッグも亡くなることはないでしょう。
私はこういう現状からは、カンナビノイド類で非常に作用が穏やかな物質を認可してしまうのが、一つの解決策と考えています。こういったものをなぜ使用してみようとするのかよくわかりませんが、使用者の個人責任として許可してしまうのがよさそうです。海外では大麻を合法化する動きもあるようですので、それほど無茶なことではないような気がします。
本人の健康に害があるといっても、タバコの害をこれほど騒いでいても販売しているわけですので、たぶんそれほど差がないのではないかと思います。こういったものを吸引して車を運転し、事故を起こす報道も多いのですが、通常の交通事故も年間十万件以上あるので、数百件が増えても減ってもあまり影響はないと思います。
危険ドラッグは規制もやむを得ないとは思いますが、日本はあまりにも規制・禁止で安全を確保するという風潮が強すぎる気がします。公園から回転遊具が消え、少しでも危険な要素があればすぐ禁止することで、健全な人が育つかやや疑問を持っています。
危険ドラックは、それまで脱法ドラッグとか脱法ハーブとか呼ばれていたものを、危険性を認識させるため名称を変えたものですが、何の効果もないと思われます。
やや専門的になりますが、危険ドラッグの内容としては、大麻の成分であるカンナビノイド類、脳内物質の仲間であるフェネチルアミン類、そのほかとしてトリプタミン類があります。このうちフェネチルアミン類は、いわゆる覚せい剤として取り締まっている物の類似物質です。以前の脱法ハーブは、カンナビノイド類が主成分で、大麻程度で作用も穏やかだったようです。
こういった化合物を同定し規制していくうちに、覚せい剤類似物質が使われるようになり、作用もどんどん激しくなっていったと思われます。規制は包括的に一連の化合物を含めるようにしているようですが、種類も多くすぐに規制外の物が作られてしまうようです。当然ですが、こういった新しい物質の安全性など調べているはずもなく、どんな作用になるかもわからないまま使用され、危険性は高まってくるようです。よくいたちごっこと言いますが、規制してそれを逃れるため余計ひどいものがでている、つまり規制すればするほど危険性が増してくるわけです。厳しく規制していても、麻薬や覚せい剤がなくならないように、危険ドラッグも亡くなることはないでしょう。
私はこういう現状からは、カンナビノイド類で非常に作用が穏やかな物質を認可してしまうのが、一つの解決策と考えています。こういったものをなぜ使用してみようとするのかよくわかりませんが、使用者の個人責任として許可してしまうのがよさそうです。海外では大麻を合法化する動きもあるようですので、それほど無茶なことではないような気がします。
本人の健康に害があるといっても、タバコの害をこれほど騒いでいても販売しているわけですので、たぶんそれほど差がないのではないかと思います。こういったものを吸引して車を運転し、事故を起こす報道も多いのですが、通常の交通事故も年間十万件以上あるので、数百件が増えても減ってもあまり影響はないと思います。
危険ドラッグは規制もやむを得ないとは思いますが、日本はあまりにも規制・禁止で安全を確保するという風潮が強すぎる気がします。公園から回転遊具が消え、少しでも危険な要素があればすぐ禁止することで、健全な人が育つかやや疑問を持っています。