私も調剤薬局に行くことがありますが、私より高齢者が非常に多くの薬をもらい、しかも難しそうな飲み分けを指示されているのを見たことがあります。
高齢者と薬というコラムを見ましたので取り上げてみます。ここでは高齢者の薬に対する心得のようなものが書かれていますが、納得できない部分も多いような気がします。
まず薬は5種類以下にするという項目がありますが、これは患者である高齢者はどうしようもないことです。5種類以上になると副作用が出る確率が高くなるというものですが、これは処方する医師や薬剤師が管理すべき問題と思われます。
たぶんそのために「お薬手帳」というものがあるはずですが、うまく生かされていないのかもしれません。
確かにここに書かれているように、高齢者になると肝臓での代謝・分解や腎臓からの排泄機能が衰えてきます。そのため通常より体内に留まる時間が長くなり、何割か過剰に飲むのと同じような結果になる可能性はあります。
従って予定以上の効能が出てしまったり、副作用も出る可能性は高くなります。しかしこれも患者が留意すべきことでは無く、あくまで医師や薬剤師の責任だと思われます。
また処方された薬はきちんと飲み、自己判断で止めないということを強調しています。私はこの辺りはおかしいと感じています。何かの症状が出て病院に行った場合、いろいろ検査をしても原因がはっきりしないことの方が多いと思われます。
少し前の私の発熱の場合も、クリニックではX線や心電図なども取りましたが、原因は分かりませんでした。たぶん感染症だろうということで、抗生物質と咳止めを処方され様子を見るよう指示されました。たぶん多くの病気ははっきりした診断はできず、とりあえず対症療法の薬を処方するというのが一般的と思われます。
例えば発熱して解熱剤が処方され、3日目に平熱に戻った時、4日目に解熱剤を飲む必要は全くないと思います。基本的に自分の体の調子などは、本人が一番よく分かるはずですので、自分の体調に合わせて減らしたり止めたりする方が正しい飲み方といえると思います。
若いころと同じだとは思わないようにという指摘は正しいです。このブログの副題にも書いていますが、病気を治すのは自分自身ですが、そのための免疫システムや健康な時の状態を保とうとする恒常性維持機能が老化により低下してしまいます。当然病気になると治りにくくなりますので、まずは予防が大切となります。
しかし予防のために何をすべきかは非常に難しく、無理をしない程度が妥当なところかもしれません。
高齢者と薬というコラムを見ましたので取り上げてみます。ここでは高齢者の薬に対する心得のようなものが書かれていますが、納得できない部分も多いような気がします。
まず薬は5種類以下にするという項目がありますが、これは患者である高齢者はどうしようもないことです。5種類以上になると副作用が出る確率が高くなるというものですが、これは処方する医師や薬剤師が管理すべき問題と思われます。
たぶんそのために「お薬手帳」というものがあるはずですが、うまく生かされていないのかもしれません。
確かにここに書かれているように、高齢者になると肝臓での代謝・分解や腎臓からの排泄機能が衰えてきます。そのため通常より体内に留まる時間が長くなり、何割か過剰に飲むのと同じような結果になる可能性はあります。
従って予定以上の効能が出てしまったり、副作用も出る可能性は高くなります。しかしこれも患者が留意すべきことでは無く、あくまで医師や薬剤師の責任だと思われます。
また処方された薬はきちんと飲み、自己判断で止めないということを強調しています。私はこの辺りはおかしいと感じています。何かの症状が出て病院に行った場合、いろいろ検査をしても原因がはっきりしないことの方が多いと思われます。
少し前の私の発熱の場合も、クリニックではX線や心電図なども取りましたが、原因は分かりませんでした。たぶん感染症だろうということで、抗生物質と咳止めを処方され様子を見るよう指示されました。たぶん多くの病気ははっきりした診断はできず、とりあえず対症療法の薬を処方するというのが一般的と思われます。
例えば発熱して解熱剤が処方され、3日目に平熱に戻った時、4日目に解熱剤を飲む必要は全くないと思います。基本的に自分の体の調子などは、本人が一番よく分かるはずですので、自分の体調に合わせて減らしたり止めたりする方が正しい飲み方といえると思います。
若いころと同じだとは思わないようにという指摘は正しいです。このブログの副題にも書いていますが、病気を治すのは自分自身ですが、そのための免疫システムや健康な時の状態を保とうとする恒常性維持機能が老化により低下してしまいます。当然病気になると治りにくくなりますので、まずは予防が大切となります。
しかし予防のために何をすべきかは非常に難しく、無理をしない程度が妥当なところかもしれません。