ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

遅くなった8月度定例麻雀

2020-08-31 10:32:01 | ギャンブル
コロナも若干収束の気配が出てきたような気がしますが、8月度定例麻雀は遅くなってしまいました。

ひとつには8月に入ってからの暑さで、下旬になれば少しは良くなるのではといって遅くしたのですが、一向に残暑は収まる気配がありません。

私の家から最寄り駅までは歩いて12,3分なのですが、日陰がないところもあり駅近くのうどん屋につく頃はやや気分が悪くなってしまいました。本当に恐ろしい暑さで、雀荘につくまでは必死でいったような感じです。

雀荘につくともう3人そろっており、すぐにビールを頼んで始めましたが、冷房が効いた(窓は開けていますが)ところで冷えたビールを飲むというのは本当に天国のようです。

最初の半荘は私は鳴かず飛ばずの感じで、適当に流していました。それでも何とか2位に入ったのでそれほど悪くはないようでした。この半荘はそれほど高い手が出ず、ジャブの打ち合いで終わったのが良かったのかもしれません。

今回は私が前もって早く進めるために、配牌まで機械でやったらどうかと提案しました。ところがH君とSKさんがサイコロを振って出たところから4枚ずつ持ってくるのが楽しみだという意見となりました。

特にH君はこのこだわりが強いようで、この過程が無くなったら麻雀の楽しみが半減するとしていました。結局いつもの通りの進め方でやりましたが、私も特に早める必要もないので問題なく進みました。

今回はあまり大きな手が出ず、跳満どまりでした。STさんの惜しかったのは、私が中盤4-7竹待ちでリーチをかけたところ、STさんから1順で4竹が出て満貫となりました。

この時STさんは三暗刻のカン3竹で聴牌していたのですが、私がリーチをかけたとき頭が暗刻となり、何と四暗刻の単騎待ちを聴牌したのです。そこで2竹待ちを選択したため私への振り込みとなったのですが、四暗刻の単騎聴牌というのは本当に珍しい事でした。

私も上がれなかったのですが、良い手としては10巡目ぐらいに白暗刻でホンイツ一通が出来上がり、1,4万待ちで1万でイーペーコウという綺麗な手を聴牌しました。この時はダマで跳満でよいと流していたのですが、親のH君からリーチがかかってしまいました。

この手は降りることは無いので、私もリーチを追いかけました。これで自模るか1万で倍満と期待していたのですが、H君に自模られてしまいました。これがチイトイドラ2で親の跳満となりました。

その他私は中発を鳴いてホンイツの白単騎なども聴牌しましたが、残念ながら上がれませんでした。この日は親の連荘が少なく、非常にスムーズに進みかなり早く半荘6回できましたが、私は若干沈みの3位になってしまいました。

それほど目立ちませんでしたが、堅実に上がったSTさんの一人浮き(それほど大きくないのですが)で終わりました。これからはそれほどコロナを気にせずできそうな気がします。

「全員出社と満員電車」はまた復活するのか

2020-08-30 10:29:30 | 時事
コロナウイルスの感染が続いていますが、通勤時間帯の電車は混み始めているようです。

緊急事態宣言中はリモートワークができていたのに、解除されたとたんに「全員出社」が復活してしまうのでしょうか。どうも都心では朝の満員電車が復活しており、多くの企業で出社、しかも全員同じ時間帯での出社が復活している証のようです。

宣言中はかなりの割合の企業がリモートワークを実施していました。この経験を経て「リモートでも仕事ができると分かった」「効率的に働けるようになった」という声も上がっています。それでも全員出社で働くスタイルに戻りつつあるようです。

満員電車に対しては、感染拡大防止の観点から懸念の声も聞かれます。これについては引き続きリモートワークを行うか、出社時刻を柔軟に運用すればよいのですが、多くの企業で実現できていません。

この原因としては、定時出社が「当たり前」「決まりだから」という楽な考え方に皆納得しているからと思われます。始業時間や就業時間は法律による決まりではなく、その企業の働き方がそういう仕組みになっているにすぎません。

満員電車の復活は、定時出社=決まりという思い込みの根強さを表すと同時に、日本企業が「その場にいること」を重視する風潮も浮き彫りにしています。

緊急事態宣言中だけは一時的に満員電車が解消されました。これは外出自粛やリモートワーク推奨という、国による「お墨付き」があったからで、各企業が自らの意思で働き方を変えたわけではありません。

自ら働き方を変える場合は、その結果に対して責任が伴いますが、今回はその責任を国が取る形なったわけです。今は全員出社や満員電車が復活しているように、結局は多くの企業が元の働き方に戻ってしまいました。単純にお墨付きが無くなったからといえそうです。

この先労働人口が減ることを考えると、会社にいることが大事という働き方からは、そろそろ脱却する必要がありそうです。全員出社して当たり前という仕事法を長年続けてきましたが、リモートワークを経験した今こそが柔軟な働き方に変換するチャンスでしょう。

企業も在宅勤務を続けるところと、全員出社に戻すところにはっきりと分かれ始めているようです。前者は緊急事態宣言をきっかけに自ら変わることを選択し、後者は宣言の解除によって元に戻ることを選んだわけです。

リモートワークにはメリットだけでなくデメリットもありますが、こういった制度が多くの企業に定着することを望んでいます。

昔の厳しい「遅刻」という制度から、フレックスという制度が広がったように、新しい働き方になるのは時間がかかるのかもしれません。

多発性骨髄腫の診断と治療

2020-08-29 10:05:37 | 健康・医療
多発性骨髄腫は血液のガンのひとつで、症状が多様なため診断に時間がかかるケースもある一方、近年は人間ドックで見つかる人も増えています。

血液のガンは白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫に大別されます。多発性骨髄腫は全体の1割程度ですが、近年患者数は増加傾向にあります。

国立がん研究センターの統計などによると「MGUS」と呼ばれるタイプを除き、年間約7500人が発症しています。患者の大半は60歳以上で、5年生存率は約50%とされています。骨髄は血液の元になる造血幹細胞から、赤血球や血小板、白血球を作り出します。

多発性骨髄腫は、白血球のひとつである「形質細胞」がガン化し、「骨髄腫細胞」となることで発症します。形質細胞には細菌やウイルスを撃退する抗体を作る役割がありますが、骨髄腫細胞は「Mタンパク質」という抗体を大量に作ります。

骨髄腫細胞やMタンパク質が体内をめぐると様々な悪影響を及ぼし、骨髄が正常に機能しないと貧血になり、動悸や息切れなどの症状が現れます。

Mタンパク質が増えると免疫機能が低下し、感染症の原因となります。血液循環を悪化させ、局所的に蓄積すると腎臓などの機能が低下し、むくみや頭痛、神経障害などを起こします。また骨髄腫細胞が増えると、骨を壊す細胞が増殖し骨が弱り骨折しやすくなります。

血中にカルシウムが溶け出す「高カルシウム血症」になり、口の渇きや腰痛などが出ることもあります。骨粗しょう症などの別の病気に間違われ、診断の遅れにつながることも少なくありません。

多発性骨髄腫は主に3タイプに分かれ、血液や尿の検査、腰椎に針を刺す骨髄検査、CTなどの画像検査で診断します。MGUSは骨髄腫細胞とMタンパク質が少量検出される段階で、自覚症状はなく定期検査で経過を見ます。

骨髄腫細胞などが一定量まで増えると、「無症状性骨髄腫」となり、ほぼ無症状で原則として治療はしません。次の段階に進む危険性が高いと判断された場合は薬剤の使用も検討します。

病気が進行し、貧血や腎障害などの典型的な症状が出るようになると、「症候性骨髄腫」と診断されます。65歳以下で持病がなければ、大量の抗ガン剤で骨髄腫細胞をたたいた後、患者本人の造血幹細胞を移植する「自家移植」を検討します。

66歳以上か持病がある人には、自家移植はせずステロイド剤や分子標的薬から複数の薬剤を組み合わせます。MGUSは10年間で10%の患者が、無症候性骨髄腫は65%の患者が、それぞれ症候性骨髄腫に進行します。

症候性の場合は完治が難しく、再発を繰り返すごとに薬剤の変更などで対処します。近年は新しい薬が次々と登場し、治療成績の向上が期待されています。こうした薬の組み合わせに迷ったときは、セカンドオピニオンで別の医師の意見を聞くことが良いようです。

W$Sオープンテニス開催

2020-08-28 10:24:38 | テニス
今年の1月以来開催されていなかったテニスの大会ですが、やっとニューヨークでウエスタンアンドサザンオープンが無観客で男女ともに開催されました。

この大会は全米オープンの前哨戦ですが、男子でいえばATP-1000のマスターズという大きな大会です。しかし錦織がコロナに感染して欠場し、日本人選手としては大坂なおみが唯一第4シードで出場しました。

コロナ対策としては、ボールボーイが通常の6人から3人に減らし、コート上に線審がいないという不思議な光景でした。試合中フォルトやアウトの声が聞こえますので、どこかにいるはずですが、テレビ画面を見る限りどこにいるのかわかりませんでした。

さて大阪は1回戦は免除され、2回戦からの出場ですが、相手はチェコのムホバという26位の選手でした。今回は長い休みの後の試合ですので、初戦が重要で予想外の結果が出るものです。実際第1シードと第2シードの選手は、初戦敗退してしまいました。

大坂の第1セットはサービスキープが続き、6-6のタイブレークとなりました。これはややミスの多い大阪を抑え、ムホバがこのセットを取りました。

今までですとこれを引きずりずるずると負けてしまうのですが、さすがに精神的にも成長したようで、2セットからは大坂の力強いショットが決まるようになり、2セットは6-4でとり、3セットは力の差が出てきて6-2で逆転勝利しました。

久しぶりのテニスの試合を見ましたが、やはり女子もよく拾って確実に返すテニスから、強打の打ち合いのテニスに代わってきたような気がします。

3回戦はウクライナの20歳の新鋭との戦いになりました。今まで見たことはありませんでしたが16シードになっており、強打で勝ち上がってきた選手のようでした。大坂はこういった早いストロークの方が好きなこともあり、安定したショット繰り出していました。

やはり若い方がミスも多く、大坂も得意のサーブが決まり、6-3、6-1と危なげなく勝ち上がりました。

準々決勝はエストニアの14シードのコンタペイトとの対決となりました。この選手は大坂の早いサーブやストロークに良く対応し、ドロップショットなども織り交ぜた多彩な攻撃を見せました。第1セットは大坂のサーブが入らず、そこにつけ込まれて4-6で取られてしまいました。

それでも2セットから立ち直る強さを見せ6-2で取りました。3セットはいきなりブレークされましたが追いつき、接戦となりました。タイブレークかと思っていた6-5のゲームをブレークし、何とか逆転勝ちとなりました。

この時点で大坂より上位の選手はすべて敗退しており、優勝の可能性が高くなってきました。ところがここで大坂が準決勝ボイコットの声明を出したのです。

現在ニューヨークでは黒人差別に抗議するデモなどの活動が活発になっており、NBAも試合をボイコットしたりしています。大坂も日本人ですが、一人の黒人女性としてこの抗議活動に参加するとしています。

テニスファンとしては残念ですが、この大会の大坂を見ていると、31日からの全米オープンに期待できそうです。

アメリカが「血漿療法」を承認

2020-08-27 10:30:50 | 時事
今月23日夜トランプ大統領が食品医薬品局(FDA)と保健福祉省(HHS)の両長官とともに会見しました。

パンデミックを引き起こした新型コロナ感染症の治療において、ブレイクスルーがあったというものでした。このブレイクスルーとはコロナから回復した人の血液を利用した回復期血漿に対する、政府見解の変化にすぎませんでした。

この治療はすでに多くの患者が利用できるもので、少なくとも7万人がこの治療を受けています。大統領は回復期血漿に効果があると断言していますが、現時点ではその効果について確証は得られていません。

大統領は死亡率が35%低下したことが証明されていると記者会見で語っていますが、今の段階ではまだ真実とは言えません。大規模なランダム化比較試験がまだ実施されていないため、実際のところは誰にも分らないといえます。

それでもFDAは「緊急使用許可(EUA)」を出しました。EUAは回復期血漿を治療薬として承認するものではありませんが、投与を希望する医師に対して使用許可を与えるものです。

今回の発言によると、回復期血漿にEUAを出す要因となったデータは、この血漿の利用を広めることを目的とした全国的なプログラムから得られたとしています。メイヨークリニックの研究者らが主導したこのプログラムは、大規模なランダム化比較臨床試験ではありません。

研究者は35,000人を対象に投与された血漿内の抗体を観察し、早い段階から投与され抗体量が最高レベルを示した患者の生存率が増加したことを示しています。しかしこの35%という割合は、統計的に一部を切り取った数字にすぎないようです。

今回の発表のタイミングは、全体的に違和感を抱かせるものとしています。新型コロナによる死者数は17万人以上になっており、減少の兆しはほとんど見られません。

共和党の候補者指名を受けるトランプ大統領としては、このコロナとの戦いにおいて何らかの進展を示すべきだというプレッシャーが高まっています。

表向きは、それでもEUAを出すことに問題はなく、EUAに求められるのはそれなりの安全性と、有効かもしれないという可能性だけです。EUAは単に緊急時の使用を認可するだけで、緊急事態が終われば自動的に認可取り消されます。

この記事では、コロナの治療法というものを大統領選という政治の道具として使用することを批判しているようです。私としては政治利用しようが、本当に効果の可能性があるものであればどんどん使用することが正しいと思っています。

特に回復期血漿は、ウイルス疾患に対して昔から使われているものですので、科学的な検証が済まなくても使用してみる価値のある治療法といえます。