千葉県：佐倉市上志津にて、地デジ難視対策（ＢＳ）からの自立アンテナへの切替

７月１３日分

今日は、佐倉市上志津にお伺い致しました。

ホームページよりご依頼頂きました。誠にありがとう御座います(*^。^*)


表題の通り、現在地デジはＢＳ経由の難視対策受信でご視聴されているそうです。

今回こちらの放送停止に伴い、自立アンテナの設置のご依頼となりました。

上手く受信できればいいのですが…


ご挨拶の後、はじめていきます。

立地は少し低い所でした。電波飛来方向が高くなっており、ややといったところでしょうか？

試しに地上で仮測定をしてみました。結果は…ほぼＯＫの数値です。さすがスカイツリーですね。

これなら受信は問題無さそうです。

手始めに屋根裏の状態を確認してみました。天袋の上が開いたので確認してみましたが、スペースが…

また屋根勾配がフラットに近いタイプの勾配で、中での作業はチョッと無理ではないかと。

仮測定もままならないので、今回は屋外への設置とさせて頂きました。確実に屋根裏で受信できるのならＧＯ！なのですが…


という事で、屋根上で測定してみる事にしました。が…、傾斜部に建物がある為、ハシゴの掛ける場所が見当たりません道路から掛けるわけにもいかず。

仕方ないので、破風面の一番高いところへ掛ける事にしました。こんな時、８Ｍのサンノテが役に立ちます

ＭＡＸ一歩手前まで伸ばします。久しぶりなので、恐怖感があります


仮測定の結果、受信は全く問題ありません。できるだけ良い所を選び（反対側の破風）、サイドベースでの施工としました。

まずはサイドベースの設置から。

いつもの手法でこの様になりました。

体を乗り出しての作業ですが、傾斜が緩い分助かりました。。。

マストはこの位で、


アンテナが付きました。今回は”２０素子：ローバンド”を使用します。





直下の状態は





キー局は問題ありませんね。

既存分配器のあるベランダ側へ、いつものクリップを使用し配線していきます。


ご視聴箇所は２箇所ですので、既存の２分配器へ一度仮設し様子をみてみる事にしました。


チェッカーをあてると、ものの見事に乱れまくりです。

ユニットを確認すると、端末なのに中間端子のそれが、さらに悪いのは松下製のこれでした。


コ奴は、地デジと相性が悪いのです。当然交換する事にしました。

これに伴い１Ｆのユニットは、移設増設する事にしました。　（既設が３Ｃだった為で、ＢＳ帯に問題が生じるのを防いだ為です。）

既設のＢＳはそのまま使用します。


地デジと混合する為、ＢＳ混合回路付きのそれを使用してみました。分配器も全通の２分配器へと変更します。


増設したＴＶ端子です。こちらに電源部を取り付け、地デジとＢＳへ電源を供給します。


２Ｆの端子は後から増設したようです。コンセントと同じ並びにあり問題も残りますが（内線規程上）、今回はやむを得ません交換のみとしました。



全ての処理を終え、再度確認します。






若干高めですが、今後の事（賃貸で貸す予定があり）を考えれば丁度良いかと。

ＭＸ/千葉も何とか映りますので…



この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました＾＾

これでＳＤ放送の難視から解放され、ハイビジョン画質で地デジが楽しめます

今後ともよろしくお願い致します。