
大阪市中央区日本橋の「国立文楽劇場」には、大小二つの劇場と展示室があります。
鉄骨鉄筋コンクリート構造 地下2階・地上5階
建築面積:3,924.874 m²
延床面積:13,169.911 m²
竣 工:1984
設 計:黒川紀章
*第2回 公共建築賞最優秀賞を受賞しています。

広いロビーの中央には、浄瑠璃(じょうるり)の人形が展示されていました。
日本の伝統芸能「人形浄瑠璃」を見たのは、むかしに見学で行った時だけでした。
人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)の舞台写真は、ここをクリックしてご覧下さい。

劇場建設にご尽力された 佐伯勇 氏の胸像が、ロビーの奥にありました。
佐伯勇氏は、愛媛県生まれの関西財界の大物といわれる人で
東京大学卒業後に大阪電気軌道 (昭和19年に近畿日本鉄道と改称) に入社。
同22年には、電鉄ではトップを切って「座席指定制」を採用するなど近鉄の発展につとめた人で
近鉄グループ総師でもあり、プロ野球・近鉄バファローズのオーナーでもありました。

幕間に撮らせて頂いた、国立文楽劇場の立派な舞台です。
国立文楽劇場は、今年の春で開場25周年をむかえました。
昭和59年(1984)3月20日に開場して以来、四半世紀を世界無形遺産に指定された
人形浄瑠璃(文楽)のほかに、舞踊、邦楽、大衆芸能等が上演されています。
↓これは雑学で~す...。&
現代の文楽(ぶんらく)は、一般に日本の伝統芸能である人形浄瑠璃 (にんぎょうじょうるり)を
指しますが、文楽とは本来 “操り人形浄瑠璃専門の劇場の名前” のことだそうです。(^^ゞ
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : チューベローズ 花言葉 : 危険な楽しみ
日本では、月下香(ゲッカコウ)と呼ばれ、夜、月の光の下で香りを放ちます。
ヨーロッパでは、香水などに使われています。