狭間(さま)
姫路城の土塀や建物の壁に、□○△の形の穴が開いてます。
これを「狭間」といい、天守や櫓、土塀の壁面に開けられた穴から鉄砲や弓矢を射るための防御施設です。現存する狭間の数は997ヵ所で、開けられた位置によって「立狭間」「居狭間」「寝狭間」とも呼ばれています。
この土塀は西の丸の東側に位置し、南北に長く連なっています。
ほかの土塀と異なり。□○△が規則的に並んでいます。
穴の外側が狭く、射撃手がいる内側は穴が大きくなっています。
これは射撃の角度を広げ、敵弾を防ぐための工夫です。
狭間は天守と土塀を合わせて約500個ほど残っているそうです。
白鷺城と呼ばれる姫路城は、美しくて要塞のようなお城です。