kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都・東林院 日本古来の風習「小豆粥で初春を祝う会 」

2016年01月26日 | 京都

JR嵯峨野線(山陰線)「花園駅」


沙羅双樹で知られる「妙心寺塔頭・東林院」です。


東林院に来るのは2度目で、1度目は沙羅双樹の花を見に来たときです。
この廊下から外に出たところに腰かけて見たのを覚えています。


はじめに通されたお部屋です。


福茶と祝菓子
●松の雪(主菓子 小倉あん、小豆きんとん製) ●結び笹(干菓子 縁起もの)●昆布(ヒロメと呼ばれ広布と書く、ひろくなるの意) ●柿(万物をかき集める)●豆(厄払い、マメ、健康)●くわい(良い芽が出ますように)●みかん(代々つづき栄えるの意)


お菓子を頂きながらお庭を見ると、沙羅双樹が見えています。


次に通されたお部屋は、小豆粥と精進料理を頂くお部屋でした。
ガラスに映るのは、お部屋から見える前庭です。


小豆粥と精進料理です。

小豆粥は、餅粥ともいい、七草粥と同じように、新年に食すると
一年中の邪気を払い万病を除く・・・と言い伝えられています。


さば(生飯・施食)の儀式

係りの人が『禅寺では、食事の前に、般若心経と食事五観文などを読み、自分の受けた食の中から少量のさばを分かち、庭の木々などにそなえ、小鳥や小動物に施すという「さばの儀式」があります。』

と説明があり、食事の前に「さば器」(上写真)を差し出しました。
私たちは、ごく僅か(米粒七ツ)をこの上にのせ、施しをさせて頂きました。

開催日は、 2016年1月15日から31日 まで
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする