JR嵯峨野線(山陰線)「花園駅」
沙羅双樹で知られる「妙心寺塔頭・東林院」です。
東林院に来るのは2度目で、1度目は沙羅双樹の花を見に来たときです。
この廊下から外に出たところに腰かけて見たのを覚えています。
はじめに通されたお部屋です。
福茶と祝菓子
●松の雪(主菓子 小倉あん、小豆きんとん製) ●結び笹(干菓子 縁起もの)●昆布(ヒロメと呼ばれ広布と書く、ひろくなるの意) ●柿(万物をかき集める)●豆(厄払い、マメ、健康)●くわい(良い芽が出ますように)●みかん(代々つづき栄えるの意)
お菓子を頂きながらお庭を見ると、沙羅双樹が見えています。
次に通されたお部屋は、小豆粥と精進料理を頂くお部屋でした。
ガラスに映るのは、お部屋から見える前庭です。
小豆粥と精進料理です。
小豆粥は、餅粥ともいい、七草粥と同じように、新年に食すると
一年中の邪気を払い万病を除く・・・と言い伝えられています。
さば(生飯・施食)の儀式
係りの人が『禅寺では、食事の前に、般若心経と食事五観文などを読み、自分の受けた食の中から少量のさばを分かち、庭の木々などにそなえ、小鳥や小動物に施すという「さばの儀式」があります。』
と説明があり、食事の前に「さば器」(上写真)を差し出しました。
私たちは、ごく僅か(米粒七ツ)をこの上にのせ、施しをさせて頂きました。
開催日は、 2016年1月15日から31日 まで