kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

「フランシスコ・ザビエル画像」の発見場所

2016年01月12日 | ひとりごと
9日に神戸市立博物館(大英博物館展)へ行って思い出したことがありました。
それは、中学校や高校の歴史教科書にも掲載されている「聖フランシスコ・ザビエル画像」 は、いま神戸市立博物館にありますが発見されたのは、キリシタン大名で知られる高槻城主で高山右近の領地でもあった高槻市(現在は茨木市千堤寺)の東家で発見されたことでした。

================== 2010年12月28日 投稿ブログ ==================


「聖フランシスコ・ザビエル画像」や「マリア十五玄義図」が入っていた 『あけずの櫃』周り27、7cm、長さ90、9cmの孟宗竹を縦に割り、栗の丸太の荒削り作りの差し込み蓋。

茨木市北部(千提寺地区)の高山右近旧領に、大正時代まで発見されなかった隠れキリシタン東家の屋根裏にくくりつけられた、信仰の品々を隠し入れた竹筒のことは、長男のみに伝承され誰に見せることも、代々あけることもなかったことから『あけずの櫃』と呼ばれています。


中学校や高校の歴史教科書にも掲載されている「聖フランシスコ・ザビエル画像」
千堤寺の東家で発見されました。(複製)東久嗣家蔵  現在は神戸市立博物館蔵


「マリア十五玄義図」 (マリア十五ゲンギズ)
東久嗣家蔵 大きさは縦81、9cm × 横66、7cm

マリア十五玄義図は2幅発見され、その1幅はザビエル聖人画像と同じく、大正9年9月26日 『あけずの櫃』 から発見され、もう1幅は昭和5年4月23日に下音羽の原田辰次郎家の母屋の檜楚にくくりつけてあったすすけた筒の中から発見されました。

マリア十五玄義図は、イエスの聖母マリアの生涯を「喜びの玄義」・「悲しみの玄義」・「幸福の玄義」の三部門に分け、これを基本にキリストの生涯の中で最も顕著な出来事を、十五事をマリアの三玄義と融合させたイエスの一代絵物語とみるべき絵図だそうです。(千提寺・下音羽のキリシタン遺跡 茨木市教育委員会より)

*2010年12月28日 投稿のブログですが、見て頂きたくて再投稿します。(^_^;)))
コメント
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