kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都最大の禅寺・妙心寺発祥の地「妙心寺 玉鳳院(ぎょくほういん)」

2016年01月27日 | 京都
東林院さんで小豆粥を頂いたあと・・・


文化財特別公開されている「玉鳳院」と「天球院」へ


案内板のすぐ右が「玉鳳院」の入口です。

臨済宗妙心寺派大本山の妙心寺は、46の塔頭寺院をもつ京都最大の禅宗寺院。
花園法皇の離宮を禅寺に改めたのが起こりで、玉鳳院は法皇が建てた山内最古の
塔頭寺院です。


桧皮葺(ひわだぶき)屋根の寝殿風の方丈は、狩野永真(えいしん)や洞雲(とううん)の筆と伝わる障壁画「麒麟図」「竜図」「秋草図」などで飾られています。

開山堂「微笑庵(重要文化財)」は、開山・無相大師(関山慧玄 (かんざんえげん))を祀る山内最古の建物で室町時代の見事な唐様建築。蓬莱式(ほうらいしき)の枯山水庭園や井戸「風水泉」、豊臣秀吉の子(3歳で亡くなった)鶴松の霊屋(おたまや)がありました。


平唐門


平唐門は、開山堂唐門と書かれています。


平唐門に、応仁・文明の乱(1467-1477)の際の鏃痕が残っています。

開山・無相大師(関山慧玄)は庭の南端に当時生えていた松の傍らで立ったまま
亡くなったという逸話があり、それは井戸「風水泉」の付近だそうです。
(開山と関山、ややこしいですが、間違いではありません。)
コメント
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