kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都市東山区・悪縁を切り 良縁を結ぶ「安井金毘羅宮」

2022年03月09日 | 京都
織田有楽斎の菩提所「建仁寺・正伝 永源院」を出て
東大路通へ向かって歩いていると、右に見えたのは鳥居です。

悪縁を切り 良縁を結ぶ「安井金毘羅宮」

縁切りの神社があることは聞いたことはありますが
ここは初めてなので中に入ります。


沢山の絵馬があります。


「悪縁が断ち切れます様に」
悪縁は、即!切りたいですね。


こちらは何でしょう~?

拝殿

縁切りや良縁結びのご利益で知られる安井金毘羅宮は
第38代天智天皇時代に藤原鎌足が一堂を創建し、家門の隆昌と子孫の長久を祈ったことから始まったと言われています。

本殿

主祭神の崇徳天皇は、讃岐の金刀比羅宮で一切の欲を断ち切って参籠(おこもり)されたそうです。古来より断ち物の祈願所だったのですね。


拝殿に、長い行列ができています。


縁みくじ

縁切り縁結び碑

アッ! これは「縁切り」ができる神社だと
テレビで放送していたのを見たことがあります。


あの時は、神社名も場所も見ただけでしたが
安井金毘羅宮のことだったのです。

御祈願の方法は
①ご本殿にご参拝します。
②「形代」に切りたい縁・結びたい縁などの願い事を書きます。
③「形代」を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐります。
  (悪縁を切り、次に裏から表へくぐって良縁を結びます。)
④最後に「形代(かたしろ)」を碑に貼ります。


高さ1.5m、幅3mの大きな絵馬の形をした石の穴をくぐって願い事をすると、中央の亀裂を通して神様のお力が円形の穴に注がれるそうです。

「形代(身代わりのおふだ)」が
たくさん貼られて、碑が見えないほどになっています。


桂 米團治さんが、奉納されています。


治承元年(1177年)、大円法師(だいえんほうし)が御堂にお籠りされた時に、崇徳上皇がお姿を現わされ往時の盛況をお示しになられました。このことは直ちに後白河法皇(ごしらかわほうおう)に奏上され、法皇のご命令により建立された光明院観勝寺の起こりといわれています。

光明院観勝寺は応仁の乱(1467~1477年)の兵火により荒廃しましたが、元禄8年(1695年)に太秦安井(京都市右京区)にあった蓮華光院が当地に移建され、その鎮守として崇徳天皇、讃岐の金刀比羅宮より勧請した大物主神、源頼政公をお祀りしたことから「安井の金比羅さん」の名で知られるようになりました。

明治維新の後、蓮華光院を廃して「安井神社」と改称し
「安井金比羅宮」と改めたそうです。


安井金毘羅宮
 住所:京都府京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70
 電話:075-561-5127
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする