烏梅 (うばい)
奈良県・月ケ瀬梅林の真っ黒で皺のある「烏梅」を知ったのは数年前です。
昔は400軒以上の「鳥梅農家」が存在していたそうですが、化学染料が普及し衰退する中で、月ケ瀬梅林の700年の伝統を守るのは、日本で一軒だけになりました。
「烏梅」造りの伝統には
●梅実にすすを塗(まぶ)し
●一晩ゆっくりと蒸し焼きにして
●燻製にします。
●2週間ほど天日に干して
●乾燥します。
●歴史上の文献に記された烏梅
万葉仮名で「烏梅」を「うめ」と呼んでいたそうです。
万葉時代に中国から遣唐使が持ち帰った烏梅は
樹木より先に漢方薬として渡来しました。
「烏梅」の「烏」はカラス、強い酸味があり
熱冷まし・下痢止め・咳止め・食物や薬物中毒・回虫駆除・止血
すり傷・切り傷の手当てなどに使われるほかに・・・
京都の老舗染物店などでは、紅花を鮮やかにする成分があるので
紅花染の発色剤として、昔から現在も用いられているそうです。
「烏梅の里 梅古庵」はこちらでご覧ください。
奈良県・月ケ瀬梅林の真っ黒で皺のある「烏梅」を知ったのは数年前です。
昔は400軒以上の「鳥梅農家」が存在していたそうですが、化学染料が普及し衰退する中で、月ケ瀬梅林の700年の伝統を守るのは、日本で一軒だけになりました。
「烏梅」造りの伝統には
●梅実にすすを塗(まぶ)し
●一晩ゆっくりと蒸し焼きにして
●燻製にします。
●2週間ほど天日に干して
●乾燥します。
●歴史上の文献に記された烏梅
万葉仮名で「烏梅」を「うめ」と呼んでいたそうです。
万葉時代に中国から遣唐使が持ち帰った烏梅は
樹木より先に漢方薬として渡来しました。
「烏梅」の「烏」はカラス、強い酸味があり
熱冷まし・下痢止め・咳止め・食物や薬物中毒・回虫駆除・止血
すり傷・切り傷の手当てなどに使われるほかに・・・
京都の老舗染物店などでは、紅花を鮮やかにする成分があるので
紅花染の発色剤として、昔から現在も用いられているそうです。
「烏梅の里 梅古庵」はこちらでご覧ください。
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