寄生木のヤドリギは、フランスを車で移動しているとよく見る
樹木の幹や枝の中に根を下ろした、鳥の巣のような姿の植物です。
落葉樹が葉を落としている冬に、このヤドリギだけが地に根も付けない
で、青々とした葉をつけています。日本でも古くから人々に知られており
古名で 「保与(ホヨ)」 として、万葉集にも出ています。
また樹皮の下を探り、水や栄養を吸い取り渇きを満たすことから
「吸血鬼の木 (vampire plant)」 と呼ばれることもあるそうです。
ヤドリギ類(宿木類)は、ビャクダン目に属すビャクダン科
オオバヤドリギ科・ミソデンドロン科の寄生植物の総称です。
樹木に寄生し、特に繁茂が激しい場合には宿主を枯らしてしまうことも
ありますが、ヤドリギの量が多い地域は、密集した常緑の葉は休憩や
巣作りの場を提供し疫病であるというよりも、動物を揺籃する相互作用
は生物多様性に良い効果をもたらし、森林に住まう多くの動物に品質の
良い食料と環境を提供しているそうです。
通常は生長を阻害する程度に留まり、葉と若枝は薬草商の取り扱う商品で
もあり、ヨーロッパ、ドイツでは循環器・呼吸器系の疾患や腫瘍・悪性腫瘍
の処置に利用されているそうです。
世界41カ国に所在して、フランスには26店舗もあるIKEAがありました。
イケアの歴史は、1943年にスウェーデンのアグナリッドという小さな村で
始まり、創業者のイングヴァル・カンプラードが若干17歳だったそうです。
∽∽∽∽∽∽∽ ひとりごと ∽∽∽∽∽∽∽
今まで鳥の巣だと思っていたのですが、ヤドリギという植物でした。
ヤドリギが聖なる木とされていて、ヤドリギの枝がクリスマスの飾りにも
使われているそうで、ヤドリギの下にたっている女性にはキスをしても
良いという習慣があって、映画や小説でもそんなシーンがあるそうです。
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : ストケシア 花言葉 : 追走
原産地は北アメリカ南部です。先が枝分かれした特徴的な花びらで
初夏から咲き始めます。日本には大正初期に導入されて普及しました。
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