kikoがスタート

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隠れキリシタンの里で発見された「聖フランシスコ・ザビエル 画像」

2018年06月13日 | Weblog
昨日に続き、隠れキリシタンの里」で見た貴重なものです。
それはキリシタン大名「高槻城主・高山右近」の領地で守られていました。


「聖フランシスコ・ザビエル画像」 (複製)東久嗣家蔵

中学校や高校の歴史教科書に掲載されていた(現在は?)
「聖フランシスコ・ザビエル画像」が、千堤寺の東家で発見されました。
※現在は神戸市立博物館蔵

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マリア十五玄義図 (マリア十五ゲンギズ)
※東久嗣家蔵 大きさは縦81.9cm×横66.7cm

マリア十五玄義図は、2幅発見されていました。
1幅はザビエル聖人画像と同じく、大正9年9月26日 『あけずの櫃』 から発見。
もう1幅は下音羽の、原田辰次郎家の母屋の檜楚にくくりつけてあったすすけた筒の中から、昭和5年4月23日に発見されました

マリア十五玄義図は、イエスの聖母マリアの生涯を「喜びの玄義」・「悲しみの玄義」・「幸福の玄義」の三部門に分け、これを基本にキリストの生涯の中で最も顕著な出来事を、十五事をマリアの三玄義と融合させたイエスの一代絵物語とみるべき絵図だそうです。
(千提寺・下音羽のキリシタン遺跡  茨木市教育委員会より)


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あけずの櫃(ひつ)

「聖フランシスコ・ザビエル画像」と「マリア十五玄義図」 が入っていました。
周り27.7cm、長さ90.9cmの孟宗竹を縦に割り、栗の丸太の荒削り作りの差し込み蓋でした。

茨木市北部(千提寺地区)の高山右近旧領に、大正時代まで発見されなかった
隠れキリシタンの里、東家の屋根裏にくくりつけられていました。

信仰の品々を隠し入れた竹筒のことは、長男のみに伝承され誰に見せることも
代々あけることもなかったことから「あけずの櫃」と呼ばれています。
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