インド独立75周年・日本とインドの国交樹立から70年の節目を記念して、ニューデリー国立近代美術館と、パトナー美術館のコレクションによる、インド近代絵画の展覧会が神戸市立博物館で開催していました。
「インド 近代絵画の精華」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ba/e49b4d9ddde9ed1a6f3adbc4224716e1.jpg)
ニューデリー国立近代美術館のコレクション
会期:令和5年1月14日(土)~3月21日(火・祝)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a8/cd3362fbbb1dd6c0bb4c6237c53aa475.jpg)
インドの近代美術を代表する画家
ナンダラル・ボース(1882-1966)と
ウペンドラ・マハラティ(1908-1981)の作品です。
●ナンダラル・ボースは
アバニンドラナート・タゴール(1871-1951)をはじめとするベンガル派の画家たちから大きな影響を受けたことで知られています。
ベンガル派は
20世紀初頭、岡倉天心(1862-1913)や横山大観(1868-1958)、菱田春草(1874-1911)といった日本近代美術の重要人物たちとも交流し、急激な西洋化の波の中で、自国の美術が失われるかもしれないという危機的な状況を共有しながら、西洋画ではなく伝統的な絵画技法を重要視しました。
●ウペンドラ・マハラティは
ボースの次世代として登場し、インド近代絵画を牽引した重要な画家のひとりです。1950年代に2年間日本に滞在しており、留学を契機として仏教的な主題を多く手掛けるようになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/2e/05495705c7e6c1848dcf93d6cb6e18e8.jpg)
開催日: 令和5年3月11日(土曜)14:00~15:30
会 場:神戸市立博物館 地階 講堂
●講 師:大西正幸 氏
【略歴】東京大学文学部卒。オーストラリア国立大学にてPhD(言語学)取得。専門分野は、北東インド・沖縄・ブーゲンビル(パプアニューギニア)の危機言語の記述・記録とベンガルの近現代文学・口承文化。
大西先生の所蔵資料
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/11/37ee802b6415a55d2898a623b7d48daa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a8/6ccb0c2a34876473bbd1fff8b9b56306.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/8c/ac8335cd2b25b8a7093714efba9a2786.jpg)
世界中の毒を飲み干すシヴァ(写真右) 1911年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/19/63284e773f30e72e19f47e1c4655fea8.jpg)
大西先生の所蔵資料を見ていると
すぐ横で見ている人がいました・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d5/44718196bd001998c12a1616948b2946.jpg)
後で分かったのですが
写真を撮っている私のすぐ横に居られた人はインドの
神戸総領事館の「ニキレーシュ・ギリ総領事」さんでした。
●講 師:畠中光享 (はたなか こうきょう)氏
【略歴】日本画家・インド美術研究者。1974年初渡印ののち、半世紀近くにわたり渡印を重ね、インド美術研究と細密画、古染織品の収集を続ける。2012年にはインド・ニューデリーにて日印国交60周年記念の個展を開催。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/7b/a775fff24ad1167c4374bfc1d4516e08.jpg)
ふたりの画業は、ニューデリー国立近代美術館と
パトナー美術館の所蔵作品25点でした。
「舟遊び」 ナンダラル・ボース/1909年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/10/2441d13ff1233a6308f41cb804de81e0.jpg)
パンフレットにもなっている、ニューデリー国立近代美術館所蔵。
真ん中に描かれているのは、インドの神様「クリシュナ」です。
「インド 近代絵画の精華」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ba/e49b4d9ddde9ed1a6f3adbc4224716e1.jpg)
ニューデリー国立近代美術館のコレクション
会期:令和5年1月14日(土)~3月21日(火・祝)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a8/cd3362fbbb1dd6c0bb4c6237c53aa475.jpg)
インドの近代美術を代表する画家
ナンダラル・ボース(1882-1966)と
ウペンドラ・マハラティ(1908-1981)の作品です。
●ナンダラル・ボースは
アバニンドラナート・タゴール(1871-1951)をはじめとするベンガル派の画家たちから大きな影響を受けたことで知られています。
ベンガル派は
20世紀初頭、岡倉天心(1862-1913)や横山大観(1868-1958)、菱田春草(1874-1911)といった日本近代美術の重要人物たちとも交流し、急激な西洋化の波の中で、自国の美術が失われるかもしれないという危機的な状況を共有しながら、西洋画ではなく伝統的な絵画技法を重要視しました。
●ウペンドラ・マハラティは
ボースの次世代として登場し、インド近代絵画を牽引した重要な画家のひとりです。1950年代に2年間日本に滞在しており、留学を契機として仏教的な主題を多く手掛けるようになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/2e/05495705c7e6c1848dcf93d6cb6e18e8.jpg)
開催日: 令和5年3月11日(土曜)14:00~15:30
会 場:神戸市立博物館 地階 講堂
●講 師:大西正幸 氏
【略歴】東京大学文学部卒。オーストラリア国立大学にてPhD(言語学)取得。専門分野は、北東インド・沖縄・ブーゲンビル(パプアニューギニア)の危機言語の記述・記録とベンガルの近現代文学・口承文化。
大西先生の所蔵資料
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世界中の毒を飲み干すシヴァ(写真右) 1911年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/19/63284e773f30e72e19f47e1c4655fea8.jpg)
大西先生の所蔵資料を見ていると
すぐ横で見ている人がいました・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d5/44718196bd001998c12a1616948b2946.jpg)
後で分かったのですが
写真を撮っている私のすぐ横に居られた人はインドの
神戸総領事館の「ニキレーシュ・ギリ総領事」さんでした。
●講 師:畠中光享 (はたなか こうきょう)氏
【略歴】日本画家・インド美術研究者。1974年初渡印ののち、半世紀近くにわたり渡印を重ね、インド美術研究と細密画、古染織品の収集を続ける。2012年にはインド・ニューデリーにて日印国交60周年記念の個展を開催。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/7b/a775fff24ad1167c4374bfc1d4516e08.jpg)
ふたりの画業は、ニューデリー国立近代美術館と
パトナー美術館の所蔵作品25点でした。
「舟遊び」 ナンダラル・ボース/1909年
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/10/2441d13ff1233a6308f41cb804de81e0.jpg)
パンフレットにもなっている、ニューデリー国立近代美術館所蔵。
真ん中に描かれているのは、インドの神様「クリシュナ」です。
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