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埼玉の景勝地・長瀞渓谷②「虎の毛皮のような紋様の 虎岩」

2021年05月09日 | ブラタモリ
埼玉の景勝地・長瀞渓谷「紅簾石片岩と大きなポットホール 」のつづきです。
外出は控えていますが、タモリさんとご一緒している気分で楽しんでいます。


虎岩(とらいわ)

紅簾石片岩の大きなポットホールを見た後「虎岩」へ向かいました。
虎岩は、どこから見ても虎には見えませんが・・・


岩の表面が、虎の毛皮のような「しま模様」になっています。

名前の由来は
岩の形からではなく、虎の毛皮のようだからつけられたのでした。

結晶片岩(スティルプノメレン片岩)
表面の紋様が虎の毛皮のようになっているのは、幅15mほどの結晶片岩(スティルプノメレン片岩)で、茶褐色の鉱物・スチルプノメレンや白色の石英、方解石、エメラルド色の長石、からなる模様は、地中深くでできた褶曲(しゅうきょく)でした。

褶曲(しゅうきょく)

褶曲とは、水平な地層が地殻変動による強い圧力で波をうったように曲がることで、スティルプノメレンという鉱物が入った「スティルプノメレン片岩」のことでした。

『粋なもやう〈模様〉の博多帯』 宮沢賢治

宮沢賢治は盛岡高等農林学校の実習で、1916年(大正5年)に長瀞を訪れた際、虎岩を次のように歌っています。

スティルプノメレン片岩を、博多帯に例えて・・・
『粋なもやうの博多帯』 荒川ぎしの片岩のいろ

※ 埼玉の鉱物はスティルプノメレン・埼玉の石は片岩でした。

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2 コメント

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Unknown (ななだい)
2021-05-09 17:18:11
こんにちは。

私へのコメントなど気になさらないで下さいね。
同じ番組を興味を持って見た方がいらした事がとっても嬉しいです。
地層の解説を詳しくありがとうございます。
見たあと、録画を消してしまいましたので、しっかり解説を読んでメモメモです。

深谷市周辺が録画出来なくて残念でしたね。生家の栄一アンドロイド人形とか色々渋沢栄一にまつわる事をやっていました。又、放送があると良いですね。
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ななだいさんへ (kiko)
2021-05-10 15:31:03
こんにちは。
ななだいさんのブログのコメント数が多くて
同じようなことを、コメントしそうなので失礼しています。
ありがとう~ございます。

私も、ななだいさんが「ブラタモリ」をご覧になっていることを知り
とても嬉しかったです。(^^♪

いつも、タモリさんと色んな所へ行くと楽しいだろう~なと
思いながら見ているので・・・「深谷」は残念でした。
予告で、栄一アンドロイド人形が登場していたので見ましたが
渋沢栄一氏にまつわるお話は聞きたかったです。
かわいい「だいちゃん」によろしく!
コメントありがとうございます。
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