西本願寺・飛雲閣の庭園 ③「茶室 澆花亭」 の続きです。
世界遺産・西本願寺は
浄土真宗本願寺派の本山で、正しくは「龍谷山本願寺」です。
少し横から見た「飛雲閣」です。
写真左下の所が、舟に乗るところだったそうですが
そんな形跡は見当たりませんでした。
国宝 飛雲閣は
不規則な中にも巧みに調和が保たれた非対称の姿形や、全体的に柱が細く障子が多いために空に浮かぶ雲のようだということから名づけられました。
●一層 主室の招賢殿(しょうけんでん)
向かって右が付書院の入母屋造り、左が唐破風屋根。
入母屋造りに唐破風(からはふ)と千鳥破風を左右に八景の間、舟入の間、さらに後に増築された茶室・憶昔(いくじゃく)からなります。
●二層 歌仙の間
右が花頭窓、左が軒唐破風屋根と
左右アンバランスな構造になっています。
●三層 摘星楼(てきせいろう)
一層 柳の間 主室の招賢殿(しょうけんでん)
西本願寺書院対面所を小規模にした形式の
上上(じょうじょう)段。
二層 歌仙の間
三十六歌仙が描かれた歌仙の間。
浴室 「黄鶴台(おうかくだい)」 重文
飛雲閣から西にのびる渡り廊下で結ばれている黄鶴台は
柿葺寄棟造りの床の高い建物です。
黄鶴台の下部分には、別棟の浴室があり
西南隅に唐破風をもつ蒸風呂と鉄釜があります。
茶室 「憶昔(いくじゃく)」
1795年(寛政7)ころに付属された茶室。
「舟入りの間」とも呼ばれ
舟から直接「茶室・憶昔」に入れるように造られています。
茶室「憶昔」は、飛雲閣の左(東側)にあります。
滴翠園(てきすいえん)の東端には鐘楼と門
写真左端(北側)には、四阿(あずまや)が見えます。
チョッと行ってみます。
上に見えているのは、立派な「鐘楼」です。
現在の鐘は二代目で
1150年頃に鋳造されたという初代の鐘は、太秦の広隆寺から譲られたもので、木の竜頭(吊り下げ部分)をもっています。
現在は、西本願寺境内の安隠殿に保存されています。
門は立入禁止なので覗いてみると
鐘楼への階段と、左には入口のようなものが見えます。
四阿から「飛雲閣」を見てきましたが
長くなりますので、次へと続きます。
世界遺産・西本願寺は
浄土真宗本願寺派の本山で、正しくは「龍谷山本願寺」です。
少し横から見た「飛雲閣」です。
写真左下の所が、舟に乗るところだったそうですが
そんな形跡は見当たりませんでした。
国宝 飛雲閣は
不規則な中にも巧みに調和が保たれた非対称の姿形や、全体的に柱が細く障子が多いために空に浮かぶ雲のようだということから名づけられました。
●一層 主室の招賢殿(しょうけんでん)
向かって右が付書院の入母屋造り、左が唐破風屋根。
入母屋造りに唐破風(からはふ)と千鳥破風を左右に八景の間、舟入の間、さらに後に増築された茶室・憶昔(いくじゃく)からなります。
●二層 歌仙の間
右が花頭窓、左が軒唐破風屋根と
左右アンバランスな構造になっています。
●三層 摘星楼(てきせいろう)
一層 柳の間 主室の招賢殿(しょうけんでん)
西本願寺書院対面所を小規模にした形式の
上上(じょうじょう)段。
二層 歌仙の間
三十六歌仙が描かれた歌仙の間。
浴室 「黄鶴台(おうかくだい)」 重文
飛雲閣から西にのびる渡り廊下で結ばれている黄鶴台は
柿葺寄棟造りの床の高い建物です。
黄鶴台の下部分には、別棟の浴室があり
西南隅に唐破風をもつ蒸風呂と鉄釜があります。
茶室 「憶昔(いくじゃく)」
1795年(寛政7)ころに付属された茶室。
「舟入りの間」とも呼ばれ
舟から直接「茶室・憶昔」に入れるように造られています。
茶室「憶昔」は、飛雲閣の左(東側)にあります。
滴翠園(てきすいえん)の東端には鐘楼と門
写真左端(北側)には、四阿(あずまや)が見えます。
チョッと行ってみます。
上に見えているのは、立派な「鐘楼」です。
現在の鐘は二代目で
1150年頃に鋳造されたという初代の鐘は、太秦の広隆寺から譲られたもので、木の竜頭(吊り下げ部分)をもっています。
現在は、西本願寺境内の安隠殿に保存されています。
門は立入禁止なので覗いてみると
鐘楼への階段と、左には入口のようなものが見えます。
四阿から「飛雲閣」を見てきましたが
長くなりますので、次へと続きます。
舟から直接「茶室・憶昔」に入れるように造られています。
こういう茶室があったのですね。
大変勉強になりました。お西さんをゆっくりお参りしたいと思います。
説明では、今ある橋は無かったそうで
初めから舟で直接「茶室・憶昔」に
入れるように造られたそうです。
この後、世界文化遺産「国宝 唐門」も
見てきましたので、ご覧いただけたら嬉しいです。
コメントありがとうございます。