喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

春は別れと出会いの季節

2013-04-03 | ブログ
 春は別れと出会いの季節。
もう一週間前になる、3月23日(土)。
いつもより早い夕方の帰宅。
すると家の前のベンチに思いがけない人の姿。
 以前、喜久家ボランティアとして来てくれていた名児耶(なごや)君が座っていた。
ビックリしたが、うれしくて再会の握手。
「いやー、ビックリした-。どうしてここにおるん?」
「洋海さんとの話で、しばらくバイトでお世話になります。」
とのこと。



 名児耶君は、東京の出身で香りを学ぶために専門学校に通っている。
春休みらしいのだが、東京でバイトするよりも、田舎でゆったりと大らかに過ごすことが好きらしい。
喜久家プロジェクトがこんな形でも必要とされていることをうれしく感じた。



 そして翌日、24日(日)には、2011年喜久家国際ワークキャンプのリーダー、かわばたちあきちゃんが訪ねてきてくれた。
卒業旅行でポルトガル・スペインを旅し、卒業式を終えたばかりだが、就職前にぜひ平礒に来たかったとのこと。
27日まで他のメンバーと喜久家で生活しながら、農作業も手伝ってくれた。
 ちあきちゃんは、昨年も来てくれたので今回で3回目。
このように何度も平礒に帰って来てくれることがどれほどうれしいことか。
 特に恒あんちゃんは、今回も大喜びで、みんなを銀河へ飲みに誘ってくれた。



 ちあきちゃんは、27日の夜行バスで神戸へ帰って行った。
28日朝に到着した時、フェイスブックで次のようなコメントをしてくれていた。

「さっき、神戸ついて、今朝マック(^^)/
4日間は短すぎるわ~(>_<)
もっともっとみんなとおりたかったな(>_<)
ほんま、寂しい(;_;)
山桜もめっちゃ、きれかったし、みかんもおいしかったし、皆さんともう一度会えたし、新しい出会いもあったし、ほんまに行って良かった!
 行く前は、スケジュールきつくていくか迷ってたけど、やっぱ迷ったら行動しなって改めて思ったわ!
ありがとうございました。また行きたいな~!!! 」

 こんな田舎が、若者たちの生きる喜びや肥やしになっている。
田舎には、農業には、大きな可能性が秘められているような気がする。

                      岬人(はなんちゅう)