喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

 桜への娘の思い

2013-04-11 | ブログ

 ワクワクした桜の季節。
そして雪のような散り模様。
今は、さわやかな葉桜となって夏にむかっている。

 桜は人ぞれぞれの経験や考えによって、さまざまな印象を与える。
私と父は違うだろうし、我が子たちはまた違った思いがあるだろう。
それが知りたくて、先日中1の娘に桜について聞いてみた。
次の日、以下のような思いをメモ帳に書いてくれた。



「桜は、冬の終わりを告げ、春のおとずれを感じさせるなくてはならない存在。
 しかし桜は咲いているときこそきれいで、心を和ませてくれるけど、
春がやってくると、役目を果たし再び眠りにつくかのように散っていく。
 およそ1週間の間に桜の花は満開になり、道ばたに陰をつくる。
365日の中の7日間、桜は咲き続ける。
 残りの358日、どのような生き方をしているのか姿は見えないけど、
必ずどこかで見守ってくれているにちがいないと感じる。
 桜は春の象徴であり、時代を見続けてきた「物知りな木」なのだと思う。」



 へー、こんなふうに感じているのか。
娘に聞いてみた。

「小学校の先生が桜についてお話ししてくれたことも心に残っていたんよ。」
とのこと。

 桜ってすばらしい。