喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

故郷、平礒の春祭り前日

2013-04-14 | ブログ
 明日4月15日は、平礒の春祭り。

それに先立ち、今日のぼりを立てた。

その手伝いをすることができた。



 強風だったため、けっこうたいへんだった。

毎年、お世話役の方には、このようなご苦労をおかけしている。

ちょうど息子もいたので誘ったところ、いっしょについてきた。

 地域に生きるということは、たいへんなことが多い。

でも地域活動に参加すると満足感も多い。



 自分の最後を迎える時、ここで生まれてよかったと思えたら幸せ。

そしてさらに、もう一度生まれてくる時もここに生まれたいと思えたら幸せ。

 そんな故郷にしていきたい。

                 岬人




第11回南レク杯ソフトテニス大会

2013-04-14 | ブログ
 昨日、4月13日(土)、津島プレーランドにて第11回南レク杯ソフトテニス大会(個人)があった。
オフシーズンが終わり、いよいよテニスシーズンのはじまり。

 四国最西端の三崎中学校から会場までは1時間45分。
朝6:30に出発。
最も時間のかかる場所にある。

 早い家庭では5時前に起き、子どもたちの弁当を作ってくれたことだろう。
中には、自分でおにぎり弁当を作ってきた子どももいたかもしれない。

 三崎中学校ソフトテニス部女子では、自立をめざすために自分で弁当を作ることをすすめている。
消化をよくし、腹持ちをよくするためにはおにぎりが最適。
昔から引きつがれてきたおにぎり弁当だ。



 会場に着くとすでに熱の入った練習が行われていた。
3年生が出場する女子Aでは、84組のエントリーで三崎中からは3組が出場。
2年生が出場する女子Bでは、54組のエントリ-で三崎中からは1組が出場。

 三崎中学校の子どもたちも練習の成果を出すべく、
勝利をめざしがんばった。
 もちろんどのチームも同じ思い。

 ベンチとしては、選手が小さくならないよう厳しいアドバイスはひかえ、
練習通りのプレーを思い出すよう声をかけた。
 わずか1分の時間で選手のプレーが増すようなどんな声かけができるか。
非常にむずかしい。いつも悩む。

 結果は、2組が初戦敗退。
2組が2回戦で敗退という満足のいくものではなかった。

 いつも悩む。
試合後、どんな声を選手にかけたらいいのか。
 まじめな三崎中学校の子どもたちは、自分のふがいなさを感じ落ちこんだ様子。
そんな時に子どもたちを責めてもどうしようもない。
顔をあげ、前を向き続ける子どもたちであってほしい。



 この日最後のミーティングで次のような話をした。
「今日最後まで負けないペアは、何組いる?
それはたったの1組だけ。3年生であれば残りの83組は、負ける。
負けるのが早いか遅いかのちがいだけ。
みんなに勝った組も次々に負けているじゃないか。
負けた組の中には、そのくやしさをバネにしてすでに次の試合へと思いを整理している人だっている。
大切なのは、負けから何を手に入れるかだ。
今日の負けを必ず次に生かそう。」

 真剣に聞く子どもたち。 
子どもたちの目に輝きが増したように感じる。

 日本一細長い佐田岬半島の田舎者たち。
私たちは、あきらめず、前向きに生きていく。

                   岬人(はなんちゅう)