喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家ボランティアのその後

2013-04-23 | ブログ
 以前、喜久家ボランティアとして活動してくれた埼玉出身のメンバーから電話があった。
久しぶりの声に話がはずむ。

 近況を聞くと、大学卒業後、知的障害施設で働いていたが、辞めて
今年の4月から佐川急便で働いているとのこと。
 そして夜は、希望していた理学療法士の資格を取るために専門学校に通っているとのこと。

 朝5時30分に家を出て、帰宅するのが夜12時を過ぎる。
体力には自信のあった彼だが、すさまじい生活。
こんな生活がこれから4年間続く。

 彼いわく、「佐川急便で3年間働いたらたいしたものですよ。」
そんなことを言う彼の声は、弾んでいた。
すごい。
頭が下がる思いだ。

 私自身、年度初めで多忙な毎日を送っているが、
彼のがんばりを聞いたら、
「自分ももっとやれる。がんばろう。」
という気持ちになった。

 喜久家を旅立った若者が、がんばっていることがとってもうれしい。