喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

自然てんこ森 ~大野ヶ原自然探検~ 子どもと自然をつなぐ地域プラットフォーム形成支援事業

2015-08-19 | ブログ
 昨日、8月18日(火)、伊方町の小学生5・6年生たち32名といっしょに愛媛県西予市大野ヶ原に行った。

 このイベントのネーミングがいい。
「自然てんこ森 ~大野ヶ原自然探検~」

 久しぶりの大野ヶ原。
下界では味わえない涼しさ。

 いざ、ブナの原生林へ。
子どもたちのほとんどは、生きた牛を見たことがないので、興奮気味。



 ブナの林は、まるで緑のエアコン。
ここでしか見られない貴重な草花、樹木、昆虫、鳥を興味深く見つめる。

 まさに、センス・オブ・ワンダー。




 ちょっとした探検気分。


 ブナの森は、命を育む母なる森。
そしてその壮大な美しい姿から、森の女王とも呼ばれる。



 漢字で書くと「橅」。
 このブナは、建築資材としては狂いが大きく、腐りやすいため、
役に立つものは何も無いとして、この字が書かれている。

 でも実際は、たくさんの雨水や雪解け水を蓄え、緑のダムとしてとても貴重。
しかも木の実は、栄養価が高く、多くの動物たちの命を支える母なる木。

 ブナの林に風が通り抜ける時、ブーンとう音がすることから、
ブーンとなる木、ブナの木とされたとも言われている。


 
 この日、楽しく、興味深く自然ガイドをしてくれたのは、
八幡浜市の「どんぐりドンさん」



 
 子どもと自然をつなぐ地域プラットフォーム形成支援事業とは、
様々な自然体験活動をスムーズに実施できる「地域プラットフォーム」をつくり、
地域での持続可能な体験活動をしていくためのしくみづくりをめざしている。

 こんな体験をすることで、地域の自然をより深く理解し、地域が大好きな子どもを育てることが大切。

 秋には、ふるさと佐田岬を舞台に、楽しい自然体験活動が実施される予定。

 自然てんこ森、最高。


               岬人(はなんちゅう)
 

掃き清めたのは、心だった

2015-08-19 | ブログ
 今日はめずらしく早く帰宅。

 夕暮れ時、少し時間があったので、
いつもの玄関先と小道の掃除をする。



 この2・3日、何かスッキリしないことがあった。
箒で掃いていると、心がスッキリしてくるのがわかる。

 ふと、思った。

 掃き清めたのは、小道というよりも自分の心かもしれないと。



 この道は、多くの人たちが、大昔から歩いた道。
そしてこれからも歩き続けられる道。

 そんなふるさとの暮らしの感じられる道を大切にしていきたい。

 自分の心を清めながら。



               岬人(はなんちゅう)