喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

「アベノマスク」の大切な目的を知る

2020-04-05 | 生き方

 新型コロナウイルス感染拡大が急増し、その対策に命を削って働かれている方々に

心から感謝している。

 そんなとき、安倍総理が、1世帯2枚の布マスクを全世帯に配布すると発表した。

この対策に多くの人が違和感を覚えたことだろう。

 しかし、その真の目的を元官僚の千正康裕さんが、自身のブログで語ってくれた内容をみて、感じ方が変わった。
是非、多くの人にも知ってほしい。

 

 この政策について、政府マスクチームの浅野大介さんという官僚の方が真意を語られました。

浅野さんはFacebookで解説されています。

「使い捨てマスクは医療機関に優先的に回したい」

「そのため、国民一般は「布マスク」か「自作マスク」あたりでしのぎたい」

つまり、

不織布の使い捨てマスクを一般の人が買うんじゃなくて、医療機関の方に回したい

ということが、そもそもの目的なんですね。

 

 したがって、別な書き方をすると次のようなものになります。

■医療従事者が感染すると、病院の外来閉めたりして国民が医療を受けられなくなってしまいます。

■マスクは頑張って増産しているけど、今日本中がマスクを必要としているので、生産が追い付かないのです。

■だから、みんなの命を救う医療を守るために、どうか今は医療機関への配布を優先させてください。

■もちろん国民の皆さんもマスクが手に入らないと困るし不安なのはよく分かります。
ベストじゃないけど、次善の策として布マスクを配ります。
しばらく使い捨てマスクが入手できなくなるかもしれませんが、不便をおかけしますが洗って布マスクを繰り返し使ってください。
ご協力をお願いします。

■ちなみに、日本の平均が1世帯2人くらいなので、取り急ぎ2枚配ることにしました。
もちろん家族の多い世帯もあると思います。
本当は十分な数を配りたいのですが、1世帯4枚~5枚配ったり、世帯の人数をきめ細かく把握して配ると、今度はすごく時間がかかってしまいます。
医療機関へのマスク配布が間に合わなくなってしまいます。

■まずは、上手に2枚を使ってください。
本当にお手間ですが、自作のマスクづくりもできる方はやってみてください。
独身の方は、余った1枚を家族の多い人にあげるとか工夫をしてもらえるととても助かります。

 

 みんなで命を懸けて医療機関の最前線で働かれている方々の支援をしなければならない。
今こそ、日本がベクトルを同じくし、1つにならなければならない。


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