わたしは、現在の所に勤めて、半年以上が過ぎました。
以前勤めていた所よりも労働環境はよく、正社員ではなく、高給ではありませんが、収入の安定性はあり、また、各種保険などにも加入しているので、長い年数勤めていきたいと思っています。
ところで、みなさんは、就職先を探すとき、重要視するポイントは何でしょうか?
給料、将来の安定性、勤務地、勤務時間など、人によって様々だと思います。
わたしの場合は、自分の能力や経験などから、人一倍の高収入を望むのは無理だと感じています。
それでも、毎月ある程度は安定した収入が保障されているかどうかと、労働時間が変形制の場合は、勤務時間や休日が月単位で告知されるかどうかを重要視します。
現在の勤務先は、その条件も満たしているので、良い関係を大切にして、長く働かせていただきたいと思っています。
ここからは、わたし自身の恥を晒すようですが、これから社会で働く若い方たちが、就職で失敗をしないためにも、わたしの失敗談を書かせていただきます。
わたしは、以前就職で大失敗して、経済的にも精神的にも大きな苦痛を受けたことがあるからです。
わたしは、7年前の12月、岡山に本社を置く某通信教育関係会社の学校向けの教材発送業務の請負をしているX社に入社しましたが、その会社に入社して、大きな苦痛を受けました。
その会社のその部署は、毎年秋から年末にかけて、発送業務の作業員を大量に募集します。「秋から年末にかけて」です。
そして、毎年、20代を中心に多数の若い人たちが入社してきます。
応募の際に、当然面接がありますが、形だけの面接で、よっぽど面接時の態度が悪くない限り、ほとんどが採用されます。
そして、入社後の労働契約や労働条件の通知は口頭だけで伝えられます。書類で契約を交わしたり、就業規則の書面を見せてもらえることは、まずありません。
また、その会社は、20代の人が男女多数いますが、30代以上の従業員が極端に少ないのも特徴です。
これで、何か気づかれた方も居られるかもしれませんね。
そう、毎年、特定の季節だけ大量に募集すること、新人と思われる若い人はたくさんいるが、ベテランと思われる人が極端に少ないことがポイントです。
これで、その会社がどういう所か気づかれた方も居られるでしょう。
その会社は、毎年、教材の発送の作業が忙しい時期に大量に採用して、その間は忙しいほど仕事があります。
残業もあり、その分は手当てが支給されます。
しかし、その発送業務の閑散期になると、急に勤務日や勤務時間を、会社側の一方的な都合で削られ、約束どうりに仕事をさせてもらえません。
そして、その分、収入も大幅に減ってしまいます。
さらに、質が悪いのは、会社側の一方的な都合で、こちらは出勤したいにも関わらず休まされたのに、次の出勤日について、会社側は、こちらには連絡を一切せず、わたしの方から電話をかけないといけないことになっていたのです。
昼過ぎにかけると、「まだわからないから、夕方かけなおしてくれ」と言われたうえ、夕方かけると、もう誰も出なかったということもしばしばありました。
本当に舐めているとしか思えない。
近年、雇用市場が買い手市場になっているのをいいことに、使用者が権利だけ主張して義務や責任を負いたがらないということは、よく聞く話ですが、その会社の体質、まさにそのとおりです。
こうして、収入は減り、少ない手取りは、通勤のガソリン代と車の保険料で消えてしまいました。
車のローンが残っていたのですが、ローン返済のために、別のところから金を借りるということもしてしまいました。
また、社内で受けたパワハラやモラハラも激しくなりました。
そのような酷い扱いで、精神的にも経済的にも大きな苦痛を受け、心身ともに不調に陥ってしまいました。
そのとき、世間は、アテネオリンピックで盛り上がっていた時期でしたが、わたしは、それを楽しむ余裕はありませんでした。
日がたってもそういう状況は改善せず、車のローンが残っていたにも関わらず、その会社を辞めてしまいました。
ついでにいえば、その年は、マイカーの車検のあった年でもありました。
そのせいで、何重にも苦しい思いしたことは、今でも忘れられません。
その会社が、そのような体質のところだと、予めわかっていたら、お人好しなわたしでも、応募しなかったでしょう(実は、応募当時、応募したい求人は他にもいくらかありました)。
なお、その会社に応募した経緯については、あえて、ここでは触れないことにします(触れると面倒なことになりそうなため)。
それから翌年の1月、某運送会社に就職しましたが、勤務スケジュールがハードで、わたしの体力や能力では勤務は困難だと思い、早々に辞退しました。
そして、その年の夏に、某清掃会社に就職しました。
その会社へは、職安の求人票を見て応募しました。
勤務スケジュールは変形制ですが、毎週週休2日と書かれていて、そのほか、都合に合わせて、勤務日を選べることなどが書かれていました。
それを見ると、「勤務はシフト制で勤務日も希望を受け付けてくれる」と思い込むでしょう。
しかし、実際に入ってみると、外部から仕事の以来がある限り、すべての曜日が拘束され、勤務スケジュールも成り行き任せでした。
休日も、週休二日だなんて嘘ばかりで、四分の二日の誤りではと思いました。
しかも、予め、どの日が休日になるかがわからず、それも成り行き任せでした。
酷いときになると、20日以上も続けて、勤務させられたり、「明日は休みだ」と言われたのに、夕方帰宅後、携帯電話が鳴り、休みの件を撤回させられたりしたこともあります。
しかも、勤務日は、たいてい8時間分の日給で10時間以上仕事をしていました。
出勤時間も、未明から夕方の6時までのことが珍しくありませんでした。
ところで、わたしは、田舎の丘陵地の新興住宅街に住んでいますが、仕事に行くため、家を出るときは、ほとんどいつも、隣近所のサラリーマンの家は、どこも寝静まりかえっていて、住宅街自体がゴーストタウンのようでした。
家から5kmほど、走っている自動車と1台もすれ違わなかったこともありました。
そして、帰宅したときは、隣近所のどのサラリーマンも、すでに帰宅していた時間でした。
また、夜勤も毎月かなりの回数ありました。
そのような激務に加えて、職場でのパワハラ、モラハラも頻繁に受け、体調を崩したことがしばしばありました。
そして、入社から3年後の秋、過労で倒れてしまい、そのまま退職しました。
そのようなことから、わたしは、就職の際のポイントは、高収入は望めない場合でも、将来の毎月の収入の安定性がどうかと、勤務スケジュールや休日の扱いはどのようになっているかを重要視しています。
当然ですが、社会人が就職するということは、中高生が「ちょっと遊ぶ金ほしさにバイトする」とは、全く違うのです。
就職して、安定した収入を得るということは、生活基盤を築くうえで最も不可欠なことです。
それは、わたしのように、今でも両親と暮らしている者であっても例外ではありません。
それに、「いつまでもあると思うな、親と金」ともいいますし。
みなさんは、就職先を選ぶ際には、どのようなことを重視されますか?
以前勤めていた所よりも労働環境はよく、正社員ではなく、高給ではありませんが、収入の安定性はあり、また、各種保険などにも加入しているので、長い年数勤めていきたいと思っています。
ところで、みなさんは、就職先を探すとき、重要視するポイントは何でしょうか?
給料、将来の安定性、勤務地、勤務時間など、人によって様々だと思います。
わたしの場合は、自分の能力や経験などから、人一倍の高収入を望むのは無理だと感じています。
それでも、毎月ある程度は安定した収入が保障されているかどうかと、労働時間が変形制の場合は、勤務時間や休日が月単位で告知されるかどうかを重要視します。
現在の勤務先は、その条件も満たしているので、良い関係を大切にして、長く働かせていただきたいと思っています。
ここからは、わたし自身の恥を晒すようですが、これから社会で働く若い方たちが、就職で失敗をしないためにも、わたしの失敗談を書かせていただきます。
わたしは、以前就職で大失敗して、経済的にも精神的にも大きな苦痛を受けたことがあるからです。
わたしは、7年前の12月、岡山に本社を置く某通信教育関係会社の学校向けの教材発送業務の請負をしているX社に入社しましたが、その会社に入社して、大きな苦痛を受けました。
その会社のその部署は、毎年秋から年末にかけて、発送業務の作業員を大量に募集します。「秋から年末にかけて」です。
そして、毎年、20代を中心に多数の若い人たちが入社してきます。
応募の際に、当然面接がありますが、形だけの面接で、よっぽど面接時の態度が悪くない限り、ほとんどが採用されます。
そして、入社後の労働契約や労働条件の通知は口頭だけで伝えられます。書類で契約を交わしたり、就業規則の書面を見せてもらえることは、まずありません。
また、その会社は、20代の人が男女多数いますが、30代以上の従業員が極端に少ないのも特徴です。
これで、何か気づかれた方も居られるかもしれませんね。
そう、毎年、特定の季節だけ大量に募集すること、新人と思われる若い人はたくさんいるが、ベテランと思われる人が極端に少ないことがポイントです。
これで、その会社がどういう所か気づかれた方も居られるでしょう。
その会社は、毎年、教材の発送の作業が忙しい時期に大量に採用して、その間は忙しいほど仕事があります。
残業もあり、その分は手当てが支給されます。
しかし、その発送業務の閑散期になると、急に勤務日や勤務時間を、会社側の一方的な都合で削られ、約束どうりに仕事をさせてもらえません。
そして、その分、収入も大幅に減ってしまいます。
さらに、質が悪いのは、会社側の一方的な都合で、こちらは出勤したいにも関わらず休まされたのに、次の出勤日について、会社側は、こちらには連絡を一切せず、わたしの方から電話をかけないといけないことになっていたのです。
昼過ぎにかけると、「まだわからないから、夕方かけなおしてくれ」と言われたうえ、夕方かけると、もう誰も出なかったということもしばしばありました。
本当に舐めているとしか思えない。
近年、雇用市場が買い手市場になっているのをいいことに、使用者が権利だけ主張して義務や責任を負いたがらないということは、よく聞く話ですが、その会社の体質、まさにそのとおりです。
こうして、収入は減り、少ない手取りは、通勤のガソリン代と車の保険料で消えてしまいました。
車のローンが残っていたのですが、ローン返済のために、別のところから金を借りるということもしてしまいました。
また、社内で受けたパワハラやモラハラも激しくなりました。
そのような酷い扱いで、精神的にも経済的にも大きな苦痛を受け、心身ともに不調に陥ってしまいました。
そのとき、世間は、アテネオリンピックで盛り上がっていた時期でしたが、わたしは、それを楽しむ余裕はありませんでした。
日がたってもそういう状況は改善せず、車のローンが残っていたにも関わらず、その会社を辞めてしまいました。
ついでにいえば、その年は、マイカーの車検のあった年でもありました。
そのせいで、何重にも苦しい思いしたことは、今でも忘れられません。
その会社が、そのような体質のところだと、予めわかっていたら、お人好しなわたしでも、応募しなかったでしょう(実は、応募当時、応募したい求人は他にもいくらかありました)。
なお、その会社に応募した経緯については、あえて、ここでは触れないことにします(触れると面倒なことになりそうなため)。
それから翌年の1月、某運送会社に就職しましたが、勤務スケジュールがハードで、わたしの体力や能力では勤務は困難だと思い、早々に辞退しました。
そして、その年の夏に、某清掃会社に就職しました。
その会社へは、職安の求人票を見て応募しました。
勤務スケジュールは変形制ですが、毎週週休2日と書かれていて、そのほか、都合に合わせて、勤務日を選べることなどが書かれていました。
それを見ると、「勤務はシフト制で勤務日も希望を受け付けてくれる」と思い込むでしょう。
しかし、実際に入ってみると、外部から仕事の以来がある限り、すべての曜日が拘束され、勤務スケジュールも成り行き任せでした。
休日も、週休二日だなんて嘘ばかりで、四分の二日の誤りではと思いました。
しかも、予め、どの日が休日になるかがわからず、それも成り行き任せでした。
酷いときになると、20日以上も続けて、勤務させられたり、「明日は休みだ」と言われたのに、夕方帰宅後、携帯電話が鳴り、休みの件を撤回させられたりしたこともあります。
しかも、勤務日は、たいてい8時間分の日給で10時間以上仕事をしていました。
出勤時間も、未明から夕方の6時までのことが珍しくありませんでした。
ところで、わたしは、田舎の丘陵地の新興住宅街に住んでいますが、仕事に行くため、家を出るときは、ほとんどいつも、隣近所のサラリーマンの家は、どこも寝静まりかえっていて、住宅街自体がゴーストタウンのようでした。
家から5kmほど、走っている自動車と1台もすれ違わなかったこともありました。
そして、帰宅したときは、隣近所のどのサラリーマンも、すでに帰宅していた時間でした。
また、夜勤も毎月かなりの回数ありました。
そのような激務に加えて、職場でのパワハラ、モラハラも頻繁に受け、体調を崩したことがしばしばありました。
そして、入社から3年後の秋、過労で倒れてしまい、そのまま退職しました。
そのようなことから、わたしは、就職の際のポイントは、高収入は望めない場合でも、将来の毎月の収入の安定性がどうかと、勤務スケジュールや休日の扱いはどのようになっているかを重要視しています。
当然ですが、社会人が就職するということは、中高生が「ちょっと遊ぶ金ほしさにバイトする」とは、全く違うのです。
就職して、安定した収入を得るということは、生活基盤を築くうえで最も不可欠なことです。
それは、わたしのように、今でも両親と暮らしている者であっても例外ではありません。
それに、「いつまでもあると思うな、親と金」ともいいますし。
みなさんは、就職先を選ぶ際には、どのようなことを重視されますか?