一昨日20日は、朝早く18キップを持って出かけた。
バスで岡山駅に到着すると、7時35分発の1727Mに乗車した。
115系D編成を2組連結した6両編成で、わたしが乗車したのは、先頭のクハ115-408だった。湘南色で残存している車両である。車内は、セミクロスシートのままだった。
列車は、糸崎行きで、終点まで各駅に停車した。
糸崎に着くと、339M下関行きに乗り換えた。それは、115系瀬戸内色の列車で、わたしが乗車したのは、先頭のクハ115-152だった。
次の停車駅、三原で、呉線に乗り換えた。
乗車したのは、9時12分発の937M広島行きである。
途中の駅から、快速「安芸路ライナー」になる列車で、103系の3両編成で運行されている。
また、列車は、途中の広までは、車掌乗務だが、広からは、ワンマン運転になる。
わたしが乗車したのは、先頭のクハ103-170である。
その日は、女性運転士が乗務していた。
列車は、三原市街地を離れると、海沿いを走った。
途中、海のすぐそばを走る箇所もあった。
また、徐行区間も多数あった。
わたしは、呉線は、呉以西は、過去に何度か乗車しているが、呉以東は、初めての乗車であった。
呉に着いたのは、10時43分である。
呉駅の改札を出ると、神戸に住んでいる、ある方の携帯電話に電話した。
すると、大和ミュージアムにいるという返事があった。
その日は、大和ミュージアム目的で行ったのである。
大和ミュージアムには、多数の船舶の模型が寄贈されているが、やっと、船舶模型の人たちの何人かが寄贈した模型が公開されたのである。
ミュージアムに着くと、明治時代に海軍で活躍した佐久間艇長についての講演があった。佐久間艇長の人物像についてと、その時代の教育事情などについて、館長や学芸員から、説明がなされていた。
そのあと、昼食をとり、模型を展示しているフロアへ行った。
フェリーや客船、護衛艦などが展示されていた。
それから、ミュージアムのそばに展示されている潜水艦「あきしお」の中も見学できるという「鉄のくじら館」に入った。
そのあと、8234D「瀬戸内マリンビュー3号」に乗るために、呉駅へ行った。
最初は、自由席に並ぶつもりだったが、窓口に行ってみると、指定券が残っていたので、購入した。
列車の発車時刻は、14時19分である。
時間をつぶしたあと、ホームに入り、しばらく待つと、三原方向から、ブルーの車体のキハ40系が入ってきた。それが、「瀬戸内マリンビュー」である。
列車は、2両編成で、一般型気動車のキハ47を改造したものである。
船を思わせる装飾が多いほか、指定席車は、座席の配置も、フェリーを思わせるものになっていた。内装も、快速とは思えないくらいグレードが高く、指定席の座席のほか、フリースペースの椅子もあり、海を眺めやすいように配慮されていた。
わたしたちは、海側のボックス席のキップをとることができた。座席には、テーブルがある。
「瀬戸内マリンビュー3号」は、三原行きで、呉を出ると、広までは、ノンストップだが、広以東は、各駅停車になる。
指定席は、空いていたが、自由席車両は、区間によっては、立ち客で満員に近かった。また、制服の高校生の姿もあった。生活列車としても機能しているのだろう。
指定席車両には、女性ガイドが乗務していて、ときどき、観光案内の放送も流れた。
その日は、天候が良く、海の眺めも素晴らしかった。
三原に着くと、16時05分発の360Mに乗車した。115系の更新車の4両編成である。
乗車したのは、モハ114-2003だった。
列車は、岡山行きだが、福山に着くと、3728M快速「サンライナー」岡山行きに乗り換えた。そっちのほうが、岡山に早く着くからである。
「サンライナー」は、117系の4両編成で、わたしたちが乗車した車両は、モハ116-34だった。
列車は、福山を出ると、次は、岡山県の笠岡である。
そして、笠岡を出ると、次は、新倉敷駅に停車した。新倉敷駅で、360Mを追い抜いた。
そのあと、倉敷に止まり、終点の岡山である。
岡山駅に着くと、神戸の方と別れ、改札を出て、バスで帰宅した。