kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

風前の灯??

2010年04月30日 | 日記
             
 政権交代から8ヶ月、低落傾向の鳩山政権支持率は今や20,7%にまで急落した。
3K問題…基地・景気・献金…がネックになり、国民の厳しい批判を受けている。
野党時代に掲げたマニフェストは、実現不可能なものも多く『絵に描いた餅』状態。
それでも妥協せず頑張ろうとする首相は、独りよがり?ドンキホーテ?
痛ましくもあり滑稽でもあり…。
裕福な政治家の家に生まれ育ち、人間としては上等品だが政治家としては??
とかく評判が宜しくないO幹事長と、一蓮托生の道を辿るのかと案じられてならない。
                         
  …知に働けば角が立つ 情に棹させば流される 意地を通せば窮屈だ 
    とかくに人の世は住みにくい…
八方塞りの鳩山首相だが、たとえ首を挿げ替えたところで問題は何も解決しないだろう。
基地問題・経済不況・政治とカネetc…、現在の状況を打開する妙案はあるのだろうか?
日本の政治力が試されている。

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『昭和の日』は アルフレッド・J・ヒッチコックの忌日

2010年04月29日 | 日記
     
                         
 今日4月29日は『昭和の日』。最初は『天皇誕生日』だったのが『みどりの日』に変わり
平成19年から『昭和の日』へと変更された。
激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日だそう。  
思えば64年間の昭和時代とは、まさしく激動の時代であった。私が覚えている限りに於いて
空襲と防空壕、終戦後の窮乏生活、進駐軍や傷痍軍人の姿などなど遠い日の微かな記憶。
北海道の片田舎にも戦争の影が色濃く残っていた。その後の復興に力を尽くした国民たちは
バブルの時代を経て、今や高齢者となり隔世の想いがあるだろう。
もし再び、あういう狂気の時代を迎えたら、私たちは果たして立ち上がることが出来るだろうか?
それなりに恵まれた物質文明と脆弱な精神性で生きて来た私たちに、その力は在るのか…?
平成の世も22年、今日は我が国の現代史を振り返ってみる記念日なのかも知れない。
             
 ところで今日は、サスペンス映画の王様と称されたアルフレッド・J・ヒッチコックの忌日。
娯楽の少なかった青春の日々を彩ってくれたアメリカ映画の数々、『レベッカ』『白い恐怖』
『疑惑の影』『汚名』『ダイヤルMを廻せ』『裏窓』『知り過ぎていた男』『北北西に進路を取れ』
『見知らぬ乗客』『泥棒成金』『サイコ』『鳥』…ああ、懐かしいヒッチコック映画たち。
人生、社会、男と女、人間観察、ファッションetc…実に多くのことを学ばせて貰いました。 
ヒッチコック監督作品は、あの太っちょシルエットの画面登場が何ともご愛嬌でしたねぇ。

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中国産のザクミくん

2010年04月28日 | 日記
     
           
 6月11日から始まる、FIFAワールドカップ南アフリカ大会。
日本では今のところ日本チームの不振もあって、やや盛り上がりに
欠けているが、現地レポートによると試合会場は殆ど完成、チケットの
売れ行きも上々らしい。アフリカ悲願の開催だから国民あげての観客
動員作戦を練っているよう。先日のチケット窓口販売には、銀行口座や
インターネットを持たない人々が、わんさか殺到したという。
 ところで最近、我が家の近くのスーパーマーケットに、大会マスコットの
ザクミくんが登場した。キーホルダータイプ、日の丸やサッカーボールを
抱えたタイプなど大小3種類があった。見ると…矢張り中国製。
       
 先日の南アフリカレポートで知ったのだが、大会のマスコット製作は当然、
南アでと考えていたのに、中国に先を越されたと物議を醸しているとか何とか。
コレがそれなのね イラストで見たザクミくんより顔がイマイチかなぁ
       
 売り場には、FIFAポスターと共にバングラディシュ製のTシャツなども並んで
それなりにムードを盛り上げていた。日本チームは先ず6月14日にカメルーン、
19日はオランダ、24日はデンマークと戦う。
目標世界4位を豪語する岡田ジャパン、取り敢えずは予選E組を突破しなくちゃ。
でも何だかねぇ、前大会のNAKATAみたいな司令塔も居らず、ひ弱っぽい選手
諸君を見ていると、世界の壁は高いだろうなぁと戦う前から悲観的になってしまう。
まぁ世界大会に出られるだけで、満足しなくちゃいけないレベルかも…。


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パリの観桜会とカフェ文化

2010年04月27日 | 日記
         
 昨夜の『NHKラジオ深夜便』で、パリ在住のレポーターが報告していた。
パリ郊外に桜の公園があり、毎年この時期に観桜会を楽しんでいるそう。
今年は世界規模の天候異変でパリも寒い日が続いているが、それでも
例年の如く在パリ日本人やフランス人の友人たちが集まり、桜花の下で
お弁当を広げたりゲームをして、遠い日本を偲んだとか…。
パリの桜は「ソメイヨシノ」の種類らしいが色が薄く、日本で観る濃紅色の
本当の桜が恋しいと話していた。
         
 『花筏』、何とも美しい光景。潔く散る美学を知る日本人だけが愛でる感慨かも。
もしかしたら、セーヌ河にも花筏は見られるのだろうか?
                        
 レポーター浅野素女さんは、最近のパリで流行しているものについても話していた。
カフェ文化が盛んなパリで、いま編み物&裁縫カフェが流行っているそう。男性の姿も多く
…そうそう、いつか「COOL JAPAN」でフランス男性の75%は草食男子傾向?だとか…、
長い時間カフェで編み物をしたり、ミシンを掛けたりする人が増えているって。
フランスの一般住宅は狭く、ミシンを置くスペースが無い家も多いとも言っていた。
議論好きなフランス人たちが、手も口も忙しく動かしつつ情報交換とオリジナル作品製作に
勤しむ楽しげな光景が想像できる。
 先日来のアイスランド噴火の後遺症も一段落し、例年より遅い春を迎えたパリはリラが満開、
芳香漂う良い季節とのレポートに、札幌のリラ…当地ではライラックと呼ぶ…開花が待たれる
ことでした。夢うつつに聞く『ラジオ深夜便ワールドネットワーク』が楽しみです。

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なんか変…?

2010年04月26日 | 日記
          
 今春は、なんか変だと思いませんか?ハイチやチリの大地震、マチュピチュの大洪水、
アイスランドの火山爆発などの自然災害が続いている。天変地異と言って良いのじゃ…。
この世界的な異常事態は、地球規模の環境破壊と関係あるのだろうか?
オゾン層の破壊とか過剰な森林伐採とか…、自然科学に弱い私には全く判らないけれど、
「なんか変…」という不安だけは感じ取れる。
宇宙開発も大事だけれど、先ず我々人類が住む『瑠璃色の地球』を、安全なものにしたい。
かつて『ノストラダムスの大予言』とか騒いでいたが、まんざら絵空事で無いかもしれない。
驕り高ぶり地球を破壊し続ける人類に、自然神がシグナルを送っているのかも…。
          
 「なんか変…」は、我が日ハムにも当てはまる。開幕以来、なんか変…な試合が多い。
昨年のベストナインに輝いた選手たちがミスを続け、繫ぐ野球は影を潜め、時には日ハム
らしい勢いを垣間見せるが続かない。まるで今春の天候のように定まらないこと甚だしい。
両リーグ20敗一番乗りなんて、不名誉なタイトルまで頂いちゃって…なんか変。
移籍していった藤井選手やスレッジ選手の活躍を喜びつつ、彼らが居たらなんて溜息が出る。
もしかしたら、これも天変地異と関係ある?…そりゃ無いよねぇ。
長野の日ハムファンkeisuke少年が、応援グッズ持参で来宅し5月2日の西武戦を観戦する。
せめてこの日だけでもスカッと勝ってね、日ハムファイターズ 

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今日は何の日?

2010年04月25日 | 日記
          
 毎日が何かの記念日…今日はちょっと怖い日。1981年までフランスで死刑執行に
使われたギロチンが、正式に認められた1792年4月25日を記念した『ギロチンの日』。
 フランスではそれまで罪人を処刑する方法は幾つかあり、平民は絞首刑なのに比べ、
貴族は名誉を重んじ斬首刑と決まっていたが、執行人の手際が悪く不必要な苦しみを
与える場合が多かった。その改善策として、国民会議議員であり医者だったギヨタンが
考案した斬首台が処刑執行具として実用化されたそう。
フランス革命当時、多くの人々がこの断頭台の露と消えたが、一番知られているのは
国王ルイ16世と后のマリー・アントワネットだろう。
2008年にウィーンのシェーンブルン宮殿を訪れた際、幼時の幸福そうな肖像画を見て、
時代に翻弄された彼女の生涯に、深い感慨を覚えた。
300年ほど前に生きた一人の女性が辿った栄華と絶望は、如何ばかりだったろうか。
 断頭台ギロチンの正式名は、『正義の柱』。
法に反した罪人を正義の元に裁き、苦しませぬよう一瞬に斬首するということだろうか。
フランスに限らずヨーロッパを旅すると街の中央に広場があり、昔は其処で公開処刑が
行なわれたと聞いたことがある。
つい最近のニュースでも、何処かの国のイスラム女性が不倫の罪名で広場に引き出され、
人々に石を投げつけられて死亡したとか。
因みに不倫相手の男性は、ムチ打ち100回の刑で済んだそう。
良俗遵守を求め規律に反した者を許さない風潮は、今も歴然と生きているし必要とは思う。
我が国でも死刑執行はあるし、最近はむしろ厳罰主義が目立つかも知れない。
でも例え、もし私が処刑されるとしてもギロチンだけは勘弁して欲しいなぁ…。
           
 チェコの小さな観光地、チェスキー・クルムロフの拷問博物館入口。
恐ろしげな足枷や拷問道具が並んで、大勢の子供たちが賑やかに見学していた。
少しは『勧善懲悪』教育に、役立っているのでしょうか。

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春待つ花々

2010年04月24日 | 日記
   
           
 春の使者と言うには些か淋しいが、今日の我が家の花たち。
漸く雪は解けたけれど、このところの寒さで折角の蕾たちも固く閉じたまま。
それでも春の気配を察してか、先ずユキノシタが顔を出した。
大きな葉の陰から遠慮がちに、茎を伸ばし愛らしいピンク色の蕾を付けている。
例年、我が家で一番最初に春を告げる花。名前の通り雪の下で身を守りながら、
温かな日差しを待っていたのだろう。なかなか温かくならない天候不順のこの春、
小さな蕾が今朝も雨に濡れて震えている。
    
            
 小さな花壇の隅に咲くクロッカス。頼りなげに数本が身を寄せ合って咲き始めた。
儚げで淡い色彩の蕾が、遅い春の訪れを告げている。ギリシャ神話によるとヘルメスが
亡くなった恋人に因んでクロッカスと名付けたそう。花言葉は『貴方を待っています』。
愛らしかった恋人の面差しを偲んだのでしょうか、そんなロマンティック寓話を思わせる花。
   
           
 バラの根元に広がる緑の葉と薄紫の花。たった二つだけ早々と咲いていた。
5月になれば辺り一面に絨毯のように広がって、花壇を華やかに飾ってくれる花。
『早春賦』じゃないけれど、今はまだ時にあらずと密やかに隠れている草花たちの
ためにも、本格的な春の陽光が望まれる今日この頃である。

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さよなら歌舞伎座

2010年04月23日 | 日記
            
 今月末で歌舞伎座が姿を消す。1925年に竣工し、1951年に改修再建した絢爛豪華な建物も
老朽化が著しく全面建て替えする必要があるとのこと。初めて歌舞伎座を訪れたのは、高校の
修学旅行の時だった。テレビ中継された歌舞伎を観て是非一度ホンモノを観たいと願い、親戚の
お姉さんに案内して貰ったのだった。先ずあの豪華な外観に驚き、華やかな劇場内部、緞帳や
観客席に感激したことを、つい昨日の事のように思い出す。その後、上京の折り何度か訪れたが、
歌舞伎座には一種独特の雰囲気があり、別世界のような趣きを楽しんだものだった。
折りしも今週4夜に亙り、NHKの『さよなら歌舞伎座』番組で名代役者の代表作が放送された。
菊五郎の『白波五人男』、団十郎の『暫』、吉右衛門の『忠臣蔵ー山科閑居』、勘三郎の『高杯』等々。
                
 そして最終日は片岡仁左衛門の『伊勢音頭恋寝刃…いせおんどこいのねたば』。
かくいう私、実は松島屋・十五世仁左衛門さまのファン。姿すっきり男前で声も良く通る千両役者。
歌舞伎座で『御浜御殿綱豊卿』や『花川戸助六』、『梅川忠兵衛』を、札幌での襲名披露公演では
『吉田屋』を、昨年の公演では『いがみの権太』を堪能したが、『伊勢音頭』は初めての演目だった。
 妖刃を振り回す仁左衛門の凄惨な美しさ、見得を切る型の格好良さ、惚れ惚れする垂涎もの。
また玉三郎の意地悪仲居が何とも憎らしく正に適役。惨殺される時の仰け反り方など迫真の演技に
テレビに釘付けの2時間だった。
 歌舞伎は我が国が世界に誇る伝統文化、現代の気忙しいテンポとは隔世の形式美を競う世界に、
興味が尽きることは無い。

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Happy Birthday サザエさん

2010年04月22日 | 日記
           
  昭和の時代を描いた漫画『サザエさん』は、1946年(昭和21年)4月22日に誕生した。
スタートは福岡の地方新聞だったが、長谷川町子が東京移転し1951年から朝日新聞に
掲載され全国的な人気を得た。終戦翌年の貧しい時代から1974年まで4677回の長期間、
その時代に生きた日本家族の代表、サザエさん一家を温かくユーモラスに描いた。
波平父さん・フネ母さんを中心に、古き良き日本の家族が四コマ漫画に凝縮されていた。
江利チエミ主演で映画化され、テレビアニメにもなった日本有数のキャラクター家族。
グッズが作られたり入試問題に登場したりと、時の話題にも事欠かなかったよう。
数年前、25年後のサザエさん一家として人気俳優たちでCMが作られたほど。
日本の新聞連載漫画のベストセラー作品というのも、納得できる人気ファミリーだった。
           
 私が高齢者施設に勤務していた頃、毎年9月の敬老週間行事として演芸会が催されていた。
高齢者の長寿と幸福を願い、入所者や職員が唄や踊りの特技を発揮したものだった。
『水戸黄門』『孫悟空』などを面白可笑しく寸劇で演じたが、『サザエさん』も人気があった。
忙しい業務の合間を縫って役割を決め、ぶっつけ本番だったが高齢者が喜ぶ顔を見たくて皆が
一生懸命だった。『サザエさん一家の東京観光』と題した寸劇では、当時の話題だったディスコ
東京ジュリアナを取り上げ、若い男性職員に女装させて…業務命令…お立ち台で踊らせ大好評
普段はあまり笑顔が見られない認知症の高齢者も、手を叩いて笑っていた姿が忘れられない。
高齢者介護の原点は、喜びを感じて貰うこと。一緒に笑顔になれること。気持ちを共有できること。
生きているって楽しいと実感して貰うこと。極論すればそれだけで良いのだと思う。
 私は現在、介護の現場を離れたが、これからも原点を忘れずに何らかの形で介護に携わって
ゆきたいと願っている。

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映画って素晴らしい !

2010年04月21日 | 日記
           
 テレビで懐かしい映画が放送されていた。1962年製作のアメリカ映画『アラバマ物語』。
人種差別が強いアメリカ南部の町で、黒人青年を弁護する父とその二人の子供の姿を、
成長した娘が回想するストーリーになっている。優しく誠実で正義感に溢れた弁護士を
グレゴリー・ペックが好演しており、1962年度のアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
アメリカ映画協会が選ぶ「歴代映画の登場人物ヒーロー」第1位は、このドラマの主人公
正義を貫くアティカス・フィンチだと言う。如何にもアメリカの良心を体現しているのだろう。
『アラバマ物語』は、人種差別や偏見を声高に訴えてはいないが、純粋な子供の目から
大人の社会や価値観を問い掛けた映画である。
     
 同じ1962年製作のイギリス映画『アラビアのロレンス』も、素晴らしかった。実在した人物を
描いた歴史もの戦争ものだけに、彼の評価は様々らしいが映画としては一級品だったと思う。
今までに私が観た映画の中では、他に追随を許さぬトップクラス。
デヴィッド・リーン監督作品はどれも好きだが、『アラビアのロレンス』を越えるものは、どうかしら。
1962年度アカデミー賞の作品賞など7部門を得たが、ロレンス役を演じたピーター・オトゥールは、
惜しくも『アラバマ物語』の、G・ペックに敗れた。だがその後2003年にアカデミー名誉賞を贈られた
経緯をみると、矢張り演技者としての評価は高かったのだろう。
                      
 映画から学ぶことは多い…と言いつつ、暫らく映画館へ足を運んでいないことを思い出した。
最近は専らテレビで楽しませて貰っている。まぁ料金を出してまで観たい映画が無いってこと 
でも水野晴郎さんじゃないけれど、ホント「映画って素晴らしい」ですねぇ。

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