1946年に第1回が開催された「全日本毎日マラソン選手権」は、日本で最も長い76年の歴史を持つ
マラソン大会でしたが今回が最後となり、来年からは大阪マラソンに引き継がれるそうです。
1962年の第17回から舞台が琵琶湖に移り、風光明媚な湖水や比叡山、石山寺など眺めながら
長い間テレビ観戦を楽しんできました。
瀬古選手や宗兄弟、武井選手、花田選手、村澤選手、一色選手‥などなど
多くの若きランナーたちの、栄光や挫折のシーンにいつも胸を打たれました。
そして今日の最終回には鈴木健吾選手が、2時間4分56秒という日本新記録で優勝と
願っても無いドラマを魅せてくれました。
気象条件が良かったとは言え、日本人初の5分切りは矢張り凄いことです。
ついこの間まで、神奈川大学のゼッケンをつけて箱根を走っていた鈴木選手が
「びわ湖毎日マラソン」最後の優勝者なんて‥些か出来過ぎ~
朝9時からテレビ前に陣取り、しっかり観戦していましたが
鈴木選手は終始、冷静なレース運びで余裕の記録更新でしたね。
この後は2023年パリを目指すとか‥マラソンファンとしては、また新しい楽しみが出来ました。
井上大仁選手も優勝こそ逃したけれど、自己記録更新は立派なもの。
若き可能性で世界の頂点にトライしてぇ~