歌舞伎座 第38回俳優祭

　
　今夜 NHK-BSで放送された、歌舞伎座第38回俳優祭を満喫しました。歌舞伎役者たちの普段はあまり
観られない素顔や人柄まで観せてくれる人気の俳優祭、今回もチケットは発売10分で完売したそうです。
芝翫の内蔵助を中心に素踊り「二つ巴」、又五郎と若手による舞踊「石橋」は、ベテランと将来の歌舞伎を
支えてゆく若手俳優が上手く噛み合って、美しく楽しい伝統文化を魅せてくれました。
　そしてオールスターキャスト出演による「月光姫恋暫」。歌舞伎が素晴らしいエンターテインメントであると
実感させる、実に楽しく華やかな抱腹絶倒の『歌舞伎ワールド』でした。現代の歌舞伎界を牽引する海老蔵
菊之助、猿之助、染五郎、勘九郎、七之助など、人気＆実力を備えた花形役者たちが織りなすハチャメチャ
月光姫＝かぐや姫物語に笑い止まらず。特に勘九郎の恋ダンスは秀逸でしたねぇ
　また藤十郎、菊五郎、吉右衛門、仁左衛門、梅玉、彌十郎などの重鎮たちも、元気な姿を観せていました。　
自分たちの跡を継いで芸道に精進する溌溂とした若い歌舞伎俳優たちに、きっと安堵されたことでしょう。
　なかなかナマ舞台観賞は出来ませんが、ファンの一人として歌舞伎界の益々の隆盛を願っております。

ヽ(^o^)丿 サクラサク ヽ(^o^)丿

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『さくら』　森山直太朗・森山良子
　とうとう札幌にも「サクラサク」 今日午前、札幌気象台から敷地内のソメイヨシノ標本木で６輪が開花したと
発表がありました。更に１時間後に隣りにあるウメの標本木で５輪が咲いているのが観測されたとのこと。
札幌市の平年の開花日は、ウメが５月１日でソメイヨシノが５月３日。両方が同じ日に開花するのは、1953年の
観測開始以降、13回目だそうです。ここ数日の暖かさで開花が早まったのでしょうか。
　艶やかで儚く潔いサクラは、古くから日本人に愛され詠われてきました。最近では森山直太朗の作詞作曲に
よる『さくら』が良いですねぇ。母子で仲良くデュエットしている素敵な動画がありました ほっこりしますぅ

ヽ(^o^)丿北海道 『道の駅』 MY 美味ベストスリーヽ(^o^)丿

　　　　　　　　　　　　　　　　
　全国に1,117ヶ所あるという『道の駅』が誕生したのは1993年４月のこと。モータリゼーション社会が始まり
レジャーの多様化によって国内旅行や長時間ドライブが盛んになった頃でした。24時間、誰もが自由に利用
できる休憩施設が求められたこと、その地域の特産物を紹介活用したサービスの提供、人々の情報交流や
地域振興を促進し活性化を図ることが目的だったようです。
　広大な北海道には現在117の『道の駅』があり、春を迎えてこれからが旅行・ドライブのシーズン本番です。
今週末にスタートするＧＷには何処へ行こうかなぁ～なんて、今までに立ち寄った駅を数えてみました。
札幌近郊では「花ロードえにわ」、「ウトナイ湖」、「マオイの丘」、「サーモンパーク千歳」、「むかわ四季の館」
「望羊中山」、「名水の郷きょうごく」、「夕張メロード」等。北へ向かって「西おこっぺ花夢」、「オホーツク紋別」
「厚岸コンキリエ」、「スタープラザ芦別」、「ロマン街道しょさんべつ」、「もち米の里なよろ」、「わっかない」等々。
　中でもKimitsuku 一押しは蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を間近に望む、「 望羊中山 」でしょうか。
　　　　
　ドライブ旅行の楽しみは、街を離れて雄大な自然に触れ、珍しい地元の美味を味わうこと…でしょ。　
それぞれ『道の駅』ごとに名産品があり特産の美味がありました。その中から厳選したMYベストスリーは
左から「望羊中山」の揚げ芋、「厚岸コンキリエ」の海鮮カキ丼、「もち米の里なよろ」の大福餅で～す
　“名物に旨いもの無し”と思っておられる貴方に是非お試し頂きたい“ 間違いなく旨い名物たち”
　ＧＷには常に道内「道の駅」人気ランキング上位の中山峠へ、久し振りに出掛けてみようかしらねぇ。

!(^^)! 美味しいパン屋さん OPEN !(^^)!

　　　　　　　　　　　　　　　　
　実は10日ほど前にオープンしたパン屋さん、開店記念 ALL￥100に釣られババチャリを漕ぎました。
午前10時から凄～い行列で１時間以上も待って漸く５個だけ買って帰りました。その美味しかったこと
今日の午後、再び訪ねてみると店内は結構な混み具合でレジ前には相変わらず長～い列が…。
初日に100円で買ったロングソーセージパンが300円、バゲットサンドが350円、ラスクは190円だったのねぇ。
　改めてじっくり店内を見回って品定めをし、目新しい種類のパンを幾つか選びました。　
　　　　　　　 　　　　 　　　　
　海鮮かき揚げサンド、牛蒡パン、カレンツ、カンパーニュ等。中でも牛スジ煮込みとレンコンのバゲットが
一押しでしょうか。普通ありえない組み合わせにでしたが、意外にマッチして美味でしたよぉ～。
この次はどれを試してみようかしらそんな楽しみが頭を過ぎります。この周辺はちょっとしたグルメエリアで
安くて美味しいパン屋やケーキ屋さん、ジェラート屋さん、お洒落なカフェやレストランなどが並んでいます。
　これからの季節、桜見物の人々で一段と賑うことでしょう。新装開店のパン屋さんから楽しい夢が広がった
円山界隈でした。

世界フィギュアスケート国別対抗戦 2017

　　　　　　　　　　　　　　　
　2009年に始まった世界フィギュアスケート国別対抗戦、今年もアメリカ・ロシア・カナダ・フランス・中国・日本の
６ヶ国で熱戦が繰り広げられています。今シーズン最後を飾る国際大会で、出場する選手たちは 団結と友好を
メインに頑張っているようですね。羽生選手はSP失敗を見事にFDで挽回するあたり、さすがぁ世界チャンピオン。
　　　　　　　　　　　　　 　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　ケイトリン・ウィーバー＆アンドリュー・ポジェ
　以前に一度ご紹介したアイスダンスのカナダ代表、ケイトリン・ウィーバー＆アンドリュー・ポジェ
氷上の社交ダンスとも称される優雅なスケーティングを魅せて、今大会の優勝を勝ち取りました　
今までソチ・オリンピックや世界選手権では今イチだったウィーポの、SD FD ともパーフェクトな演技に
ＴＶ前のKimitsuku、思わず＆ してしまいましたよぉ～
　早くも今大会のウィーポ動画がアップされていますお楽しみ下さいませ～。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　これで最終日エキシビションでは多分が観られますね。フリーの『アランフェス』とはガラリ変わった、明るく
弾けた『Get Low』を期待しましょう。競技を終え緊張から解き放たれた選手たちのエキシビション・ナンバーは
観る者にとっても、リラックスしてフィギュアスケートを楽しめるプレゼントタイム。高橋大輔も真央ちゃんも今後
また別のスケーティング人生を魅せてくれるでしょう。此方の方も期待しています。

・・健老生活 ３ヶ条・・

　　　　
　ＴＶドラマ離れが進むシニア層のために倉本聡さんが書き下ろした、『やすらぎの郷』が好評のようです。
最近ネットに押されて衰退気味のＴＶ業界ですが、かつて旧き佳きＴＶ隆盛時代に貢献した多彩なＴＶ関係者の
その後を描く悲喜こもごものエピソードが、時に可笑しく、時に身につまされて…。
今日の第14話に、健やかな老後の為の３ヶ条が出ていました。「風邪をひかない」、「転ばない」、「義理を欠く」。
　10年近く前になるでしょうか、介護福祉に関する研修会で倉本さんの講演を拝聴したことがありました。
自分も老人と呼ばれる年齢になり、いつ皆さんのお世話にならないとも限らない。いま心掛けていることは…と。
最初の２ヶ条は分かりやすいが３つ目は、「義理を欠く、実はこれが難しい。長い年月を生きてきて公私ともども
多くの方に義理を作った。今までは何とか返してきたが今後もう無理はしません。出来ません。老人なのだから
勘弁して頂く。」という述懐を、淡々とした表情で語って下さいました。
　　　
　倉本聡さん82歳ほか、それ相応の出演者たちが繰り広げる老いの日々。元ＴＶスターたちの真偽っぷりを
垣間見せる脚本に笑いを噛み殺して観ています。欲望ありゼニカネあり色恋あり…なんでもあり　　
　まだ序章が始まったばかり、此の世の縮図といえる老人ホームで展開される人間模様に興味深々です。

((+_+)) ♡❤♡ 素敵なルジマトフさん ♡❤♡ ((~o~))

　　　 　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Farukh Ruzimatov ＆ Diana Vishneva
　低気圧の接近で朝から荒れ模様の札幌です。激しい雷鳴＆暴風雨に外出も侭ならず、今夜は冷蔵庫
一掃メニューと決めました。さぁて…と、久し振りにネットでルジマトフさん画像チェックと参りましょう。
若き日の『海賊』や 『若者と死』、『ドン・キホーテ』、『シェヘラザード』等々、ロシアバレエのダンサーとして
35年余の芸歴を持つRUZIMATOVさんですから、膨大な画像＆動画が載っています。　
　そして見つけちゃいました。クラクラと眩暈を催させる妖艶な２枚の写真 何 これ　　
バレエ公演のスチール写真でしょうか　いつ頃の撮影なのでしょう お相手はディアナ・ヴィシニョワさん。
ふたりはマリインスキー劇場の時代に数多く共演していますが、特に素晴らしいのが『若者と死』です。
酷いズタ切れ状態で観られるのは一部分だけですが、Kimitsuku お宝の若きファルフ・ルジマトフさん動画。
　どうぞ、超ドラマティックなロシアバレエを心ゆくまでご堪能下さいませ～

❦南イタリア特産チーズ ♥ ブッラータ❦

　　　　 　　　 　
　先日のイタリア旅行番組で知った ブッラータなるフレッシュチーズ イタリア南部プーリア州の特産で
賞味期限の短さと高い製造技術が必要なことから、イタリア国内でも「幻のチーズ」となっているとか…。　
冷凍輸入品はあるけれど矢張り今イチ… そんな時、Ｍデパートで『イタリアフェア』が 開催されるとの
チラシ広告に、札幌でイタリア男性がチーズ工房を設けて今回のフェアに出展していると…
　勿論さっそく駆けつけましたよぉ～。イタリア人チーズマエストロ、ジョバンニさんが造ったチーズたち。
カチョカバロ 500g 2750円、モッツァレラ 125ｇ 650円、リコッタ 250g 1200円、リコッタチーズを熟成させて
更に燻製にしたアフミカータ 160ｇ 1500円、そしてブッラータ 125ｇ 1620円などがズラ～リ並んで…。
　　　　　　　　　　　　　　　
　ブッラータはモッツァレラチーズを繊維状に裂いたものと生クリームを混ぜ合わせ、更にモッツァレラで
包み込んだフレッシュチーズで、新鮮さが命だと教えて頂きました。さっそく賞味してみましょう。
わぁ～ぉ buonoブォーノ ottimoオッティモ 生ハムの塩味とトマトの酸味がマッチして、いっそう
フレッシュチーズの風味を倍増しています。これぞ南イタリア特産チーズのブッラータなのねぇ。
　ついついが進んでしまったKimitsukuでした。一緒に購入したアフミカータ も美味しそう～。

大黒屋光太夫 と サンクトペテルブルク

　　
　1783年、鎖国の江戸時代にあって船が難破したため遠くロシア沿岸に漂流し、単身でエカテリーナ女帝に
謁見した伊勢の船頭・大黒屋光太夫。10年にも及ぶ苦難の異国生活を思うと、何が彼の強靭な精神を支え
生きる意欲を持ちこたえさせたのかと感嘆するばかりです。井上靖の小説『おろしあ国酔夢譚』や1992年の
緒方 拳の映画で大黒屋光太夫の人間性を知るにつれ、つくづく昔の日本人は逞しかったなぁと…。
　一昨年の夏、ロシアを旅した時に感じたロシアの人々の温かさを思い出します。光太夫もラックスマン始め
多くの親切な人々に助けられて、当時の首都サンクトペテルブルクまで辿り着き、女帝エカテリーナⅡ世に
謁見を許されたのでしょう。
　　　　　
　光太夫が女帝に謁見したエカテリーナ宮殿ドイツとの戦争で破壊された宮殿は、50年を掛けて綺麗に
復元され、現在も豪奢な佇まいでサンクトペテルブルク観光の目玉になっています。
　先般、此の美しいサンクトペテルブルクで起きたテロ事件には驚きました。美と芸術を愛する市民たちに
大きな悲しみを与えた事件でしたが、必ずやドイツとの900日を超える戦いに勝利した不屈の精神で立ち
向かっていくことでしょう。
　勇気と知恵と忍耐を備えた日本人として、今なおロシアの人々の尊敬を集めている大黒屋光太夫は、
帰国して36年後の４月15日、77歳で亡くなっています。

北海道開拓の父 島 義勇

　　　　　　　　　　　　　　　　
　我が故郷・北海道の初代開拓使判官として、今なお道民に親しまれている島義勇は佐賀藩の人。
明治２年（1869年）新政府に於いて佐賀藩が蝦夷開拓督務になると、蝦夷地に通じていたことから藩士
島義勇が開拓使判官に就任し、札幌を本府と決めて建設に着手したということです。ほぼ無人の原野で
あった札幌に「五州第一の都」を造るという壮大な構想を描き、京都や故郷の佐賀などを念頭に置いて
碁盤の目のような整然とした町並みを目指し工事が進められました。しかし雪国での都市建設は多額の
費用と労力と困難を要し、その後もろもろ有って明治３年（1870年）島判官は志半ばで解任されたようです。
北海道を去った後は郷里・佐賀に戻り、明治７年（1874年）「佐賀の乱」を起こして敗れ、死罪となりました。
　現在、札幌市民の憩いの場・円山公園内に立派な顕彰碑が建ち、命日の4月13日には北海道神宮で
『島判官慰霊祭』が催されます。北海道開拓の父と称される島判官を偲んで作られた六花亭 『判官さま』
普段は神宮茶屋店のみの販売ですが、札幌祭りの期間（６月14～16日）は、他の店舗でも扱っているとの
こと。何とも素朴な甘さが懐かしい餅菓子 『判官さま』は、１個100円です。一度ご賞味あれ～