♡ ❤ ♡ ・・ 感謝・・♡ ❤ ♡

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　≪今年また 暮れぬと思へば 今更に 過ぎし月日の 惜しくもあるかな≫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪おおつごもり≫by さだまさし　
年の瀬に思い浮かぶのは矢張り『風雅和歌集』に残る此の歌　室町の世 1350年頃に編纂されたといわれる
『風雅集』の歌人も不風流な現代人も、過ぎし一年の終わりに想う感慨は殆ど同じということが良く分かります。
　今年も拙いKimitsukuブログにお付き合い頂きまして、誠に有難うございました。
間もなく迎える新しい年が皆さまにとって、幸多き一年になりますようお祈り申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2018年 仕事納め

　　　　
　今年の仕事納めは介護認定審査会への出席でした。 介護保険制度がスタートした2000年から関わっている
ので今年で18年目、隔週の金曜日に開催される審査会へは欠かさずに出席してきました。しかし長い間に今日
『仕事納め』の日に審査会が行われたのは確か初めてのような…まぁ記憶力不全の身としては、やや自信が無いけれど…
　それまで主として家族が担ってきた寝たきりや認知症などで介護が必要な高齢者を、社会全体で支える介護保険制度は紆余曲折を経ながらも現在は社会に定着し、認定者数は全国で約3400万人になるとのこと。
認定された多くの方たちが此の制度を利用して少しでも快適な生活を送っておられるのなら、審査委員の一人としてこんな嬉しいことはありません。
　100歳を迎えた我が母は介護度３と認定されて小規模ホームを利用していますし、叔母の一人もサービス付き高齢者住宅に入居して元気に暮らしています。またデイサービスセンターへ通って外出の機会が増えたり、新しい友人関係を築くことが出来て元気を貰ったと喜ばれる方も大勢おられます。
　『元気・勇気・その気』、これから≪〇〇適齢期≫を迎えるKimitsukuも、この『三気』を忘れずに来たる2019年を元気に乗り切ろうと勇気リンリン、結構その気になっていたりしてぇ～

平成30年間の 『流行語大賞』

　　　
　平成30年も今日を入れて残り４日、来春５月には新しい時代を迎えることになります。思えば30年の年月は長かったような、そうでもなかったような…。いろいろあった平成時代を表現する言葉として、歴代の『新語・流行語』を思い出してみました。その1年間に発生した「言葉」の中から、世相を映し多くの人々の話題に上った新語・流行語を選び、その「言葉」に関わった人物や団体を顕彰するという　『新語・流行語大賞』ですが、平成元年の≪オバタリアン≫から今年の≪そだね～≫ までは以下の通りです

　平成１年　オバタリアン
　　　　２年　ファジィ
　　　　３年　・・じゃ あ～りませんか
　　　　４年　きんさん・ぎんさん語録(嬉しいような　そうでないような　ほか)
　　　　５年　Jリーグ
　　　　６年　すったもんだがありました
　　　　７年　がんばろう神戸　
　　　　８年　自分で自分を誉めたい
　　　　９年　失楽園
　 　　10年　凡人・軍人・変人
　　　 11年　雑草魂
　　　 12年　ＩＴ革命
　　　 13年　小泉語録(聖域なき構造改革　ほか)
　　 　14年　タマちゃん
　　　 15年　マニフェスト
　　　　16年　チョー気持ちいい
　　　　17年　想定内・外
　　　　18年　イナバウアー
　　　　19年　どげんかせんといかん
　　　　20年　アラフォー
　　　　21年　政権交代
　　　　22年　ゲゲゲの・・
　　　　23年　なでしこジャパン
　　　　24年　ワイルドだろぉ
　　　　25年　今でしょ
　　　　26年　ダメよ～ダメダメ
　　　　27年　爆買い
　　　　28年　神ってる　　
　　　　29年　忖度
　　　　30年　そだね～　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　元気で図々しくて、おせっかいでガメつくて無神経。厚顔無恥なオバサンパワーで日本中に大繁殖と揶揄された≪オバタリアン≫は、平成時代の幕開けに相応しいパワフル女性の初代王者でしたね。そして30年後には爽やかで力強く可愛いカーリング娘の≪そだね～≫これまた平成最後を飾るにピッタリの『流行語大賞』でした。
　さて来年の今頃、Kimitsukuブログにはどんな言葉が並んでいるでしょうねぇ　

⋆★⋆ Merry Christmas ⋆★⋆

　　　　
　来年４月の平成終焉を見据えて此のところ盛んに言われる『平成最後の…』を踏まえると、今日は『平成最後のＸmas Eve』ですね。過日の天皇誕生日に放送された天皇陛下のお言葉に、「長い間お疲れさまでした 有難うございました」と心から感謝いたしました。平成30年間の長きに亘り、皇后さま共々国民の心に寄り添い拠り所となって務めて来られた旅路は如何ばかりであったかと推察し感無量となりました。 退位後は少し気楽になさって第二の人生をゆったり歩んで頂きたいと願っております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　さて『平成最後のＸmas Eve』ですが、サンタさんもプレゼントも無いシニア女子は、好きなクリスマスソングでも聴きながらとでMerry Christmasと参りましょう。どうぞ皆様も楽しい夜をお過ごし下さいませ

冬至には

　　　　　　　　
　今日は『冬至』です。古代の中国で季節を春夏秋冬に４等分する暦のようなものとして考案された二十四節気の一つで、何やら難しいことは分かりませんが、我が実家では季節の行事として定着していました。神棚に南瓜汁粉を供え、家族揃って家内安全と商売繁盛を願って合掌したことを覚えています。母を手伝って小豆を煮たり南瓜団子を丸めた日のことを懐かしく思い出す冬の一日でもあります。　
　　　　　　　　　　　　　　
　万事手抜き主義のKimitsukuですが、それでも『冬至』には生活習慣として此の三つを楽しんでいます。　
瓶詰の柚子茶を飲み、南瓜と餅が入った甘い汁粉を食べ、ゆず湯の入浴剤で温まる…何とも手軽な『冬至イベント』ですが、まぁ何もしないよりは上等じゃないのよぉ～　神棚なぞ無い我が家ゆえ何方に祈れば良いのか存じませんが、どうぞ家族の健康＆Keisukeの志望校合格＆世界の平和安寧を宜しくお願い致します。

新しい手帳＆カレンダー

　　　　　　　 　
　『災』の一文字に集約された感のある2018年が間もなく終わり、また新しい年が巡ってきます。
≪今年また 暮れぬと思へば 今更に 過ぎし月日の 惜しくもあるかな≫　室町時代に編まれた 『風雅集』の
一首です。ホント今更ですが、過ぎ去った時間への様々な想いが心の中を去来します。 室町の世にも「後悔
先に立たず」という諺があったか否か知りませんが…人間の想うところはいつの時代も同じようなことなのね。
　2019年の新しい手帳やカレンダーを手にして、さて…と。年ごとに記憶力に自信が無くなり、取り敢えず手帳
やカレンダーにメモする習慣が身に付きました。しかし外出時にその手帳を忘れたり、カレンダーの前に立って
何を書くのか忘れたり…まぁ失敗は多々ありつつもメゲズに此処まで頑張ってきました。これからも此の調子で
行くより仕方ないっしょ…と些か開き直り気分ですが、新しい手帳を手に想いを新たにしているところです。

札響 Xmasコンサート in キタラ

　　　


　札幌コンサートホール（キタラ）で行われた、札響Xmasコンサートを楽しみました。
15日の円山ノクターン夜会に次いで２回目のXmasコンサートは、藤岡幸夫さんの指揮に依る札幌交響楽団
フルオケ豪華版　クリスマスらしい華やかで楽しいプログラム構成で、藤岡さんのMCも絶好調…　
　　　　　①　交響詩　デュカス／魔法使いの弟子
　　　　　②　チャイコフスキー／組曲「くるみ割り人形」作品71aより
　　　　　　　　…行進曲、金平糖の踊り、トレパック、葦笛の踊り、花のワルツ…
　　　　　③　ハチャトゥリアン／組曲「仮面舞踏会」よりワルツ
　　　　　④　ヴォルフ・フェラーリ／歌劇「マドンナの宝石」より間奏曲第1番
　　　　　⑤　コープランド／バレエ音楽「ロデオ」より…サタデーナイトワルツ、ホーダウン…
　　　　　⑥　アンダーソン／キャロル組曲
　　　　　⑦　エルガー／「エニグマ変奏曲」より“ニムロッド”
　　　　　⑧　エルガー／行進曲「威風堂々」第1番
　　　　　　　そして万雷の拍手に応えて、アンダーソン／「そり遊び」を…。
　　　　　　　　
　札響オケの素晴らしい演奏と藤岡さんの楽しい音楽談義に忘我の時間を過ごしました。多事多難 いろいろ
あった2018年も間もなくThe End 来たる新しい年に明るい希望と夢を託して雪明りの道を帰途に就きました。

⋆☆⋆ Xmasの夜会 in 円山ノクターン ⋆☆⋆

　　　　　　　　　 　
　　 　　　
　朗読・歌・ギターによるＸｍａｓ夜会コンサートが円山ノクターンで開催され、多くの聴衆で賑わいました。
藤垣秀雄さんの繊細なギター、吉田笑子さんの温かなソプラノ、若々しい山形翼さんの朗読、そして谷口能隆
さんの写真映像…。外の寒さを忘れさせるホッコリと和やかな夜会でした。Kimitsukuこの集いは３回目で昨年
ご一緒した友人Tさんを誘っての参加です。 円山ノクターンは、小さなステージを備えたライブハウスで、カフェ
＆バーを兼ねる素敵なオトナの社交場 ワインを頂きながら開演を待っていると藤垣さん登場。軽妙トークに
会場が笑いに包まれアットホーム空間に様変わりしました。プログラムは、ギター独奏による静謐なエリザベス朝の音楽に始まり、珍しいスペインバロック・ギター曲が流れて 会場は早くも Xmasムード
　次に山形翼さんが登場して谷口さんのパリ風景写真をバックに、なだいなだ著「パリの風景」を爽やかに朗読
してくれました。彼は札幌のFM放送局でディレクターを務めている25歳の好青年で、若々しい美声で語り掛ける
『パリ』に聴衆はウットリ～ 藤垣さんとのMCも楽しく、９月のブラックアウト時には少数ながら社員全員で駆け回って地元の情報を集め、視聴者に提供して喜ばれたとのこと。FM局が地元の役に立ち、その存在を広く知って貰えたことを嬉しそうに話していました。因みに…Tさん真面目な顔して曰く、「山形くん今でも充分イケメンだけど十数年後には、もっと素敵な男性になると思うわぁ～」ですって…確かにTさんの慧眼 恐れ入ります
　休憩時には同席の女性客二人と暫しお喋り交歓タイム。初対面ですが藤垣さん吉田さんを通して共通の話題に話が弾んだりして…。会場の其処此処に笑い声が満ちて、とても良い時間を過ごしました。
　プログラク後半は吉田さんの歌と藤垣さんのギター演奏で、シューベルトの「セレナーデ」、「野ばら」や Xmasの
定番Song「荒野の果てに」、「モミの木」、「聖しこの夜」など優しく温かな歌とギターに、心しみじみ癒されました。
　大ホールでのコンサートも素晴らしいけれど、このような小さなライブは音楽がより身近に感じられて、気忙しい年末のひととき素敵なXmas夜会を楽しみました。

ピーター・オトゥールを偲んで

　　　　　　　　　
　小さい頃から映画好きな少女でした。叔父が映画館の映写技師をしていたので、顔パスで出入り出来るのを良いことに頻繁に映画館通いをしていました。邦画・洋画・名作・駄作を問わず、もう手当たり次第でしたね。
『二十四の瞳』を初めとする木下恵介の映画、『七人の侍』などの黒澤作品、洋画では壮大な歴史スペクタルや
小粋なフランス映画が好きでした。『風と共に去りぬ』、『禁じられた遊び』、『誰が為に鐘は鳴る』、『ライムライト』
映画が娯楽の主役だった時代でした。思い起こせば現在のkimitsukuの中身は、あの頃に仕入れた雑学が元になっているかもねぇ～。
　最近では映画はＴＶで観るものになりましたが、時には映画館の大スクリーンで楽しみたいと出掛けることもあります。劣化した古い映画が最新技術で甦り新たな感動を得たりして…かつての映画少女が変じて映画オバサン健在な～り。
　　　　　　　　　　
　そんなKimitsukuが、昔も現在も最も好きな映画が1962年製作のイギリス映画 『アラビアのロレンス』です。
1957年に『戦場にかける橋』を完成させたデヴィッド・リーン監督が、32歳の舞台俳優ヒ－ター・オトゥールを抜擢して作った歴史映画でした。ロレンスのドラマチックな生涯、オトゥールを始めとする俳優たちの好演技、映像美
音楽などなど映画の魅力が最高の形で盛り込まれていました。時代が移り変わり価値観も大きく変化した現代に在っても、色褪せない稀有な映画作品だと思います。
　ピーター・オトゥール（1932年8月2日ー2013年12月14日）は、『冬のライオン』や『将軍たちの夜』などシリアスで重厚なドラマから軽妙なコメディ作品まで熟す演技で、1996年の『おしゃれ泥棒』ではオードリー・ヘップバーンの相手役を楽しそうに演じていましたっけ…。永年の功績に対して2003年にアカデミー名誉賞が授与されましたが
2013年12月14日、81歳で死去。今日は5年目の命日に当たります。映画大好きオバサンKimitsuku、謹んで哀悼の意を表して合掌を…。

今年の漢字

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　 　　　 　誰もが納得、今年の漢字は 『災』でした
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　願わくば『災』い転じて『福』と為らんことを…