kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

メッセージ・イン・ア・ボトル

2011年07月30日 | 日記
          
  時折りGyaoを開いてみると、『儲けもの…』に当たることがある。
 今回ご紹介するのは、1999年製作の『メッセージ・イン・ア・ボトル』。
 亡き妻に宛てたラブレターを瓶に入れて海に流した男と、海岸で瓶を
 拾った女のラブ・ストーリー。
 アメリカでベストセラーになった小説の映画化で、豪華なセットも無く
 低予算で製作した…と思われる…、大人の愛の物語だった。
  最近あまり見掛けなくなったケビン・コスナーに惹かれて、2時間の
 パソコンGyao映画を楽しんだ。ケビン・コスナーは、1990年『ダンス・
 ウイズ・ウルブズ』や、1992年『ボディガード』が代表作。
 如何にもアメリカンヒーローらしい、素朴で渋い男っぽさが魅力の俳優、
 かつてのゲーリー・クーパーを彷彿とさせるタイプかなぁ…。
 2年前に死んだ妻を諦めきれず、新しい愛にも臆病な男を好演している。
 父親を演じたポール・ニューマンもベテラン役者、いい味が出ていた。
  近頃は映画よりも、サッカーや野球などのスポーツ中継に眼を奪われ
 がちだったけれど、たまにはこんな“おとなの恋愛映画”も宜しいわねぇ。
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真夏の夜のページェント

2011年07月29日 | 日記
        
  札幌の真夏の夜を光で演出するページェント、豊平川花火大会。
 今年もまた我が家では、ベランダの特設観覧席から観賞しました。
 些か伸び過ぎたヒメリンゴの枝が邪魔だけれど、木の間隠れに観る
 花火もなかなか風情があり、乙なもの。
  を手に、涼風に吹かれつつ夏の夜のひと時を楽しみました。
        
 ご他聞に洩れず北海道も景気低迷が続き、昨年まで2回あった花火大会は
今年は今夜の1回だけのようです。3週連続で行われた時代もあったのに…、
漆黒の空を焦がす色鮮やかな光の美しさが、いっそう身に染みて一瞬の輝きを
しみじみ愛でたことでした。
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ロンドンオリンピックまで1年

2011年07月28日 | 日記
          
 4年に一度のオリンピック大会。次回は2012年ロンドンで開催される。
7月27日の開会式まで、あと1年。先日のNHK『ラジオ深夜便』レポートによると
ロンドンでは開幕1年前のセレモニーが盛大に行われ、カウントダウンの時計が
「365」を示すと、人々の熱狂は最高潮に達したと伝えていた。
 残念ながら惨敗に終わった北京オリンピック、1年後のロンドンはどうでしょう。
          
 日本では、東京と札幌・長野で夏冬3回の大会を開いている。
1964年東京オリンピックの年に長男が生まれ、1972年札幌オリンピックでは
スキージャンプやアイスホッケーを楽しんだ。1998年の長野は、家族旅行中
オーストラリア・シドニーでTV観戦。日本選手の勝敗はニュースに流れず
帰国後の総集編で確認した。その2年後の2000年、シドニーオリンピックで
高橋尚子が女子マラソン初の金メダルを獲得したニュースは、北イタリアで
聞いた。観光バスの中は、バンザーイの大歓声。
 昨年のFIFA南アフリカ大会は、クロアチア・ドブロブニクでベスト16入りを
聞いて旅仲間とハイタッチ。旅先で聞くJAPAN勝利は、一段と晴れがましい。
さぁて来年7月ロンドンオリンピックのニュースは、何処で聞いているでしょう。
ロンドンまさかぁ…、もしかしてモンサンミシェル…いいわねぇ。

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実現するか?ザックJAPAN:ウルグアイ

2011年07月27日 | 日記
            
 日本サッカー協会によると、「ザックJAPAN」が強化試合の対戦相手として
ウルグアイ・チームにオファーする方針とか。凄~い凄すぎ~
最新のFIFAランキングで、16位の日本が5位の王者ウルグアイに挑戦
 互いに日程が詰まっているので実現するとしても来年になるらしいが、勿論
お待ちしますとも。昨年のアルゼンチン・ペルーに続き、南米サッカー再挑戦。
攻守バランスが取れたウルグアイに、「ザックJAPAN」は、如何に戦うか
フォルラン&スアレスの強力コンビに、どう対抗するか、興味は尽きない。
                       
 「なでしこJAPAN」の優勝に刺激を受けた、「ザックJAPAN」。
より高みを目指して、南米チャンピオンにいざお手合わせ。
 
  

 昨日はオリックスに競り負けした、日ハムファイターズ。
今日は今季最多の18安打13点で圧勝した。稲葉・小谷野・大野に続いて
強力助っ人「スケさん」が満塁ホームラン。いやもう調子づいたら強い強い。
29日からソフトバンクと3連戦夏の陣。
に…も、嬉しい悲鳴のkimitsukuであります。

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再会…『木漏れ日の家』にて

2011年07月26日 | 日記
         
 今日は『木漏れ日の家』にてボランティア。昼食時のひと時、施設実習中の
学生やホームヘルパー研修生に、コーヒーなどサービスするのが仕事です。
「こんにちは、お邪魔します」。車椅子を押した男性が訪れました。
昨年も一度お逢いしている、施設入所されている叔母を訪問した甥さんです。
学生時分に随分お世話になったのに、横浜在住なので年に一度しか来れず
申し訳なく思っている…、前回そんな話をされていました。
 久しぶりに逢われた叔母の、すっかり弱々しく頼りなげな様子に心を痛めて
いました。趣味も多く明るかった叔母が年老いた姿にショックを受けたよう。
もっと好きなことをさせてあげたい、好きなものを食べさせてあげたい、施設は
有難いけれど制限が多く自由が無いと、残念そうな口振りでした。
甥にとっても自分の老いが身近に感じられ、切ない胸のうちを吐露したものと
思われました。
福祉施設入所者の安全安楽と自由、リスク管理、ご家族の想い…etc。
一緒に話を聞いていた若い学生にとっても、将来への指標となる体験だった
ことでしょう。誰もが直面する老いの暮らし、自由で安心な老後の日々。
「今度いつ来てくれるの」、甥の手を放さずそればかり口にする老婦人を見送り
ながら、自分自身の老いを考えさせられたことでした。
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コパアメリカ2011  ウルグアイ優勝!

2011年07月25日 | 日記
          
 やったぁやりましたぁ、ウルグアイ アルゼンチンで行われていたサッカー
コパアメリカ2011で、kimitsuku念願のウルグアイ優勝が実現しましたぁ。
昨年の南アフリカW杯で4位になった実績を、見事に証明したってことでしょう。
6大会振り15回目の優勝を飾ったウルグアイは人口300万人余り、ブラジルと
アルゼンチンに挟まれた小さなサッカー王国です。
          
 パラグアイとの決勝戦で2ゴールを決め、歓喜するディエゴ・フォルラン。
祖父も父もサッカー選手という家に育ち、親子三代にわたりコパアメリカで
優勝できたことが嬉しいと、誇らしげにコメントしていました。 
               
 ウルグアイの攻撃二枚看板、若いスアレスと実績充分のフォルラン。
この二人が上手く機能し合って予選リーグから立ち上がり、頂点まで導いた。
シーズン中、スアレスはイギリスで、フォルランはスペインでプレーしているが
いざ代表戦となると呼吸もぴったり、互いを生かすプレーをする。
ややもするとブラジルやアルゼンチンは個人の技量に頼る面が多いが、ウル
グアイはチームワークで勝負する。日本サッカーにも通じるものがありそう。
           
 優勝が決まり、かたく抱き合うフォルランとスアレス。
「素晴らしい仲間と偉業を達成できて嬉しい。我々は優勝に相応しいチームだ。
この日の為に選手、スタッフが団結して頑張ってきた。ウルグアイサッカーの
歴史に名を刻んだことを誇りに思う」。試合後のフォルランの言葉にkimitsukuも
感激し目頭ウルウル。サッカーって、スポーツって凄いパワーを持っている。
 『なでしこJAPAN』の世界一に負けず、『サムライJAPAN』も頂点を目指して
頑張れぇ~
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オールスターゲーム2011

2011年07月24日 | 日記
   
             
 7月22日から、名古屋・千葉・仙台で開催された今年のオールスターゲーム。
日本のプロ野球を代表する64人の選手が、その持てる技を競った真夏の競演、
今年はパ・リーグの2勝1敗だった。
 特に24日Kスタ宮城で行われた第3戦は、東日本大震災からの復興を目指す
東北の野球ファンを喜ばせたことだろう。球場には被災者3000人、復旧作業に
当たっている自衛隊員1000人が招待されたとのこと。
被災地の皆さんも、選手たちのプレーを通して勇気を得たことと思う。
東北楽天の田中将大はじめ、由規、ダルビッシュ、摂津、江尻などが登板して
力いっぱいの好投でファンを沸かせた。
人気者・日ハムのルーキー斉藤佑樹も1イニング投げて無失点、初めてのオー
ルスターゲームを楽しんだよう。
                   
 お祭り済んで日が暮れて…、さぁまた熾烈なリーグ優勝争いが再開する。
日ハムも頑張っているけれど、ソフトバンクも負けないんだよなぁ。
29日から始まる夏の陣・3連戦。昨日の友は明日の敵
野球って、スポーツって素晴らしい。『心ひとつに 』、みんなで頑張ろうね.。
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グレタ・ガルボの恋文…ストックホルム幻想

2011年07月23日 | 日記
           
 今夜のBSプレミアムは、歌舞伎役者・坂東玉三郎が、ストックホルム出身の
グレタ・ガルボの足跡を辿るドキュメンタリー番組だった。20世紀初めハリウッド
映画界で活躍し、今も伝説の女優と名高いG・ガルボ。
ガルボに共通点を感じるという玉三郎が、今回初めて明らかにされたガルボの
恋文17通やガルボを知る人々を取材して、彼女の真実を解明しようとしていた。
 豊かで美しい北欧ストックホルムの自然の中、玉三郎が紐解くミステリアスな
ガルボの生涯に、驚きを禁じえなかった。若くして映画界を引退し、故郷に帰る
こともならず謎多い生涯をアメリカで閉じた往年の女優を、痛ましく悼んだ。 
玉三郎の抑えたナレーションも良かったし、マーラーのアダージョットも物悲しく、
緑したたる森の墓地に眠るガルボに捧げられたオレンジ色の薔薇に、玉三郎の
想いが伝わってきた。自らも歌舞伎の女形役者として生きる玉三郎の、永遠なる
美しきものへの憧憬が感じられる、上質なドキュメンタリーであった。
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郷愁…幼き日のコケコッコ花

2011年07月22日 | 日記
        
 今の季節、何処の庭先や道端にでも咲いている、「立ち葵」の花。
純白や淡紅、濃赤、青紫など、ちょっと派手目な背高のっぽの此の花が
「立ち葵」という立派な名を持つ花と知ったのは、かなり大きくなってから。
子供の頃には、「コケコッコ花」と呼んでいました。
小学校への行き帰り、此の花を見つけると花びらを毟って鼻のてっぺんに
貼り付けて遊びました。たぶん鶏のトサカに似せて「コケコッコ花」と呼んだ
ものでしょう。一緒に遊んだ明子ちゃんや義雄くんを懐かしく思い出し、ほの
ぼのと郷愁を誘われる「立ち葵」です。
        
 よく時代劇に出てくる徳川家の家紋は「双葉葵」。葵は古来「あうひ」と呼ばれ
「逢う日」に掛けて和歌に詠まれたとのこと。『枕草子』や『源氏物語』に出てくる
賀茂神社の挿頭(かざし)葵は、双葉葵を指しています。
『枕草子』の清少納言が、この2種類の葵を取り上げて書いていました。
 
  葵、いとをかし。神代よりして、さるかざしとなりけん、いみじうめでたけれ。
  もののさまも、いとをかし。唐葵、日の影にしがたいてかたぶくこそ、草木と
  いふべくもあらぬ心なれ。  (唐葵とは、現在の立ち葵のこと)


 平安の才女たちにも愛された「立ち葵」を、コケコッコ花と称して鼻上に飾った
幼い日々が、懐かしく甦る盛夏の一日でした。
       コケコッコ 幼きあの日に 戻りたい 
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アジサイの季節

2011年07月21日 | 日記
         
 7月も中旬、札幌はアジサイの季節を迎えました。鮮やかなブルーやピンクの
球形の花々が爽風に揺れています。
アジサイには梅雨空が似合うのでしょうが、北海道のアジサイは専ら青空の下、
カラフルな七変化を楽しませてくれます。
         
 1911年のベニスを舞台にした映画、『ベニスに死す』。
豪華なホテルのロビーにアジサイが美しく飾られ、華やかでありながら何処か
儚い幻想の世界を象徴しているかのよう…。
あの輝かしい少年の美も永遠のものではなく、ひとときの幻影に過ぎない。
アジサイの花言葉は、“移り気”、“高慢”。
R・ヴィスコンティ監督が、初老の音楽家アッシェンバッハとタッジオが出会った
ホテルを、華麗なアジサイで飾った意図は何だったのでしょう。

                   

小野小町の作
 …花の色は 移りにけりな いたずらに 我が身世にふる ながめせし間に…

アジサイを詠んだ訳ではないだろうが、何故かアジサイを思い浮かべてしまう歌。

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