今年は昭和で言うと98年とか‥あぁ「昭和は遠くなりにけり」ですねぇ。
『昭和のほどよい暮らし』著者の岸本葉子さんより、少し年長のKimitsukuにとって
昭和と聞いて思い出すのは、表紙に中原淳一の絵が描かれていた雑誌の数々。
「ひまわり」や「ジュニアそれいゆ」など、夢見る瞳の乙女たちに
自分を重ねて‥いい時代でした。
年齢の近かったM叔母の影響で、早くから欧米の恋愛映画や文学に親しみ
おとなびた少女期を過ごしたように思います。
また父がハイカラ好みで、テレビやステレオも早くから購入し
中学1年の授業で「家に洗濯機がある人」と聞かれ
挙手したのはクラスで2人だけ‥なんてこともありましたっけ。
数年前に母が亡くなった時、義妹と遺品整理をして
馴染み深い食器を幾つか貰い受けました。
現在、形見として大事に使用していますが
まさに昭和のモノらしく、丈夫で実用的
肉じゃがを乗せても、野菜サラダを盛り付けても
それなりに見栄え良く、美味しそうに見えます。
亡き母の手料理を思い出しながら
さて今夜は何を盛り付けようか‥考えているところです。