














真夏の札幌を駆け抜ける北海道マラソン、今年も熱い戦いが繰り広げられました。現在、北京で開催中の
世界陸上大会の男子マラソンも期待して観ましたが、日本代表の二人は残念な結果に終わっていました。
今回の北海道マラソンは、北京陸上の影響で世界クラスの選手は出場しておらず、誰が優勝しても不思議
ない本命不在の状況だったようです。その中で優勝したのは藤原 新 でした。足の故障で暫く低迷していたが
今回、一般参加ゼッケンをつけて走る姿は、矢張り断トツで力強く美しいフォームは未だ健在でした。
おそらく北京を走った藤原正和や前田和浩のレースを複雑な想いで観ていたと思うが、その悔しさをバネに
北都の街を疾走したのでは…

かつて箱根駅伝6区の山下りで活躍していた千葉健太も、実業団のユニフォームで走り、結果12位でした。
最近の日本男子マラソン界には若い選手が少なく、駅伝経験者の大迫や設楽兄弟も中長距離に的を絞って
います。確かにアフリカ勢との絶対的な身体能力差には、どう足掻いても…と寂しい限りですが。
宗兄弟、瀬古、中山、谷口、森下など、キラ星の如く輝いていたマラソン王国ニッポンが懐かしい~

来年のリオや5年後の東京で、颯爽とマラソンロードを走る日の丸ランナーの雄姿を観たいものです
