kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

映画『ブロークバック・マウンテン』

2013年01月31日 | 日記
             
 2005年のアメリカ映画 『ブロークバック・マウンテン』に、感動しました。
1936年夏の牧草地で知り合ったふたりの青年の、20年に及ぶ人生の物語。
孤独で多感なふたりが隔絶された大自然の中、心を通わせ愛し合うように…。
男同士の愛が認められない時代、ふたりは結婚し子どもの親となってからも
互いに忘れられず年に数回、秘められた時間を過ごす。
社会の価値観から外れた人生を送らざるを得なかったふたりの、心の軌跡。
痛々しく切ない愛の物語が、美しいカメラワークの大自然と共に描かれる。
            
 ゲイのカウボーイの話と評判になったらしいが、単にそれだけに止まらず
深く重いテーマを持つ映画です。父と息子の確執、時代の変遷についていけ
ない男の生き方、社会的マイノリティの疎外感など、どこか今の世にも通じる
人生の問題を提起しているような…、kimitsukuお勧めの一作です。

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トレヴィの枯泉…?

2013年01月29日 | 日記
                                 
     
                          
     
 ローマ随一の観光名所『トレヴィの泉』が、大規模な修復工事をするそう。
1762年の建造で老朽化が激しいため、2015年まで約20ヶ月かけて噴水や彫刻、
背後の建造物の清掃や修復を行うとのニュースを耳にした。
 もしかして3月のイタリア旅行では、水が無い『トレヴィの枯泉』状態かも…
何も今じゃなくても良いのにタイミング悪過ぎ~、修復中も観光客に公開する
らしいが、無粋な足場や垂れ幕なんてガッカリだわぁ
 長い歴史を持つ建造物は、時の流れと共に老朽化・劣化が避けられない。
前に訪れたトルコのアヤ・ソフィアでも、シチリアのアグリジェント遺跡でも、アル
ハンブラ宮殿でも修復作業が進められていた。モザイク壁面を修復中の若者が、
キュートな笑顔で「ハ~イ」なんて挨拶してくれたっけ…。
 それにしても、あの壮大で華麗な『トレヴィの泉』に流れる水が無かったら、背中
越しにコインを投げ入れるったって、何ともサマにならないよねぇ。
まあ商売上手なイタリア人…、そのあたりは上手く解決するでしょうか。
7週間後には再びコインを投げ入れて、再々回のローマ訪問を願うとしましょう。
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またひとり…

2013年01月27日 | 日記
             
 先日72歳で逝去した名横綱の大鵬に続き、またひとり角界の人気者・高見盛が
今場所限りで姿を消した。仕切りの際に、気合を入れる独特のパフォーマンスは、
まるで機械仕掛けのロボットのようで、何とも言えない愛嬌があった。
また勝負を終えて引き上げる際に、あまり喜怒哀楽を見せない力士が多い中で、
勝った時には上を見上げて胸を張り、いっぽう負けた時には今にも泣き出しそうな
表情で…、とにかく面白く愛らしい『お相撲さん』だった。
若貴時代後の角界を盛り上げた力士のひとりで、勝っても負けても一生懸命な取り
組みに、ファンは暖かい拍手を送っていた。
 今後は親方として後進の指導に当たるそうだが、強いばかりでなく人間性で多くの
相撲ファンに愛される『お相撲さん』を育てて欲しい。
 高見盛関、14年間の土俵人生お疲れさま&愉快なロボコップ振り楽しかったよ。
相撲ファンのひとりとして、これからも応援していますよ~。
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頑張ってま~す

2013年01月25日 | 日記
            
…猫はコタツで丸くなる…じゃないけれど、寒くて長い北海道の冬。
どうしても暖かいストーブの近くで丸くなって過ごしがち。大福餅を食べて甘酒を
飲んでTVとお友だち、こんな生活してたらそりゃ下半身デブにもなりますよねぇ
 TVで有名女優が「下半身ダイエットに効きますよぉ…」とPRしていた健康器具
「本当かいナ…」、はなはだ疑問ながら早速NET購入して試してみました。
人間は足腰から衰えると聞くけれど、知人が冬道で転倒したとか階段を踏み外した
とか身近な具体例を聞くと、そろそろkimitsukuも用心しなくちゃ…
 1回60秒、足を滑らせるだけだがこれがなかなかキツイ。普段ほとんど使わない
大腿内股筋を鍛える、最初は20秒で「あ痛たたぁ…」ギブアップ。
あまり頑張って筋肉痛になってもと、現在は1回30秒を1日3~4回ペースで試して
います。この位なら何とか続けていけるかも~。
 春先にはPR通りの、下半身エクササイズ美脚美人に変身することを夢見て…
頑張りま~す。でもその前に、大福餅&甘酒を少し控えなくっちゃねぇ
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ショック×ショック!!

2013年01月23日 | 日記
                    
                   
 1月も下旬、正月ボケしている頭を殴られたようなショック…、なんでぇ…
なんで糸井なのぉ~、日ハムの大事な中軸バッターを何故トレードに…
珍しく穏やかだった水曜日の午後、突然に襲った電撃ニュースにパニック状態。
糸井を出すなんて駄目だよぉ~、思わず右手に持つPCマウスに力が入った。
無意識のうちに力んだのだろう、左手の堅焼き煎餅をバリッと…。
あらっ口の中に何やら異物感…、気付くと前歯の一本が…無いっ
ショック×ショックで、すっかり落ち込んでしまったkimitsukuでした。
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寒い夜には鍋料理…!(^^)!

2013年01月22日 | 日記
 寒い日が続き、このところ我が家の夕食には頻繁に鍋料理が顔を出します。
豆乳鍋、キムチ鍋、海鮮鍋、チーズ鍋などなど。有り合わせの材料でも多くの
具材がミックスして絶妙なスープが出来上がり、熱々をフーフーしながら舌鼓。
作る手間も要らず後片付けも簡単と、手抜きkimitskuにぴったりの鍋料理。 
 寒い夜の鍋料理はサイコーだけれど、今まで味わった世界の鍋メニューを
思い出してみると…
             
 2001年スペインで頂いたパエリア、エビやイカ、野菜類を炊き込んだサフラン
風味ライス。サングリアで乾杯したのも懐かしい猛暑アンダルシアの思い出。
楽しかったバルセロナの街歩き、また再びの機会を…。念ずれば叶うべし。
             
 2002年の中国旅行で頂いた火鍋。2種類のスープで肉や野菜をシャブシャブ
して食します。赤いスープが激辛で、涙を拭きつつ何杯もお代わりしてしまいました。
古都西安名物の餃子鍋、大小さまざま10数種類の餃子が圧巻でしたねぇ。 
             
 2005年のモロッコで味わったタジン鍋クスクス。小粒パスタに肉じゃがを乗せた
ような…何故か田舎の母を思い出させる、優しく懐かしいモロッコ料理でした。
今日もジャマエルフナ広場は不思議な混沌の中、人々で賑わっていることでしょう。
             
 2007年のイランで頂いたアーブグーシュト、小さな壷に入った羊肉と野菜の
これも鍋料理の一種…、麗しき古都イスファハンの名物料理でした。
厳しい戒律が生きるイスラム国家ですが聞くと見るじゃ大違い、面白い国でした。
             
 2011年スイスを旅した際に頂いた、本場アルプスのオイルフォンデュ
ゴロンゴロンの牛肉や野菜を金串に刺して揚げ、好みのソースをつけて頂きます。
チーズフォンデュも美味しいけれど、此方も癖になるスイスメニューでしたわぁ。
                     
 さて春のイタリアでは何食べよ…、今年も食い意地だけは健在なり…   

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心の闇…他人事じゃない広島の事件

2013年01月19日 | 日記
             
 広島のナーシングホームで起きた高齢者殺人事件。21歳の女性介護福祉士が
職員間のストレスが原因で、その職員が担当する高齢者のベッドに火をつけ焼死
させた…とか。詳細は分からないが、実におぞましく痛ましい事件が起きた。
若い女性に巣食った心の闇。誰に相談するでなく、日頃の鬱憤を寝たきりの弱者に
向けたとは…、哀れとも卑劣とも未熟とも、何とも言葉にならない。
 今までも時折りニュースになった、介護施設での事件事故。
根底にあるのは人間関係や仕事の悩み・ストレスであり、相談相手がいないこと。
これは現代社会全体の様相で、何も介護施設に限ったことでは無いとは思う。
 しかし個人や職場の問題だけでも無いだろうし、人間の耐性が弱化しただけでも
無いと思う。いつの世も生きることは難しく、それぞれ人間が抱える心の闇は深い。
 今回の事件は、自分は関係ない大丈夫と言い切れない人が多いのではないか。
心身を消耗させて退職する多くの若い介護福祉士を見ていて、とても『他人事じゃ
ない』と身震いしてしまったkimitsukuでした。
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ダイヤモンドダスト・シャワー

2013年01月17日 | 日記
             
 連日マイナス気温が続く厳寒の札幌です。今朝9時に外出した際、この冬初めて
ダイヤモンドダスト(細氷)を見ました。よく晴れた空からキラキラと舞い落ちる細氷
シャワーを浴びて、雪国に住む醍醐味を味わいました。大気中の水分が昇華して
出来た氷の結晶が漂いながら降る様子は、言葉に出来ない幻想的な美しさです。
 1月も中旬、札幌の大通り公園では“雪祭り”の準備が着々と進んでいます。
北海道各地でも寒さを逆手にとって、“氷濤祭り”や“凍れフェスティバル”などなど、
遊び心いっぱいのイベントが予定されているようです。オホーツク沿岸でも例年より
2週間早く流氷が接岸し、砕氷観光船ガリンコ号が出番を待っているとか…。
 着膨れファッションで除雪に精を出す毎日ですが、気持ちまでクールダウンせず
やがて訪れる春を待ちますかぁ…
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小熊秀雄の詩 『青年の美しさ』

2013年01月14日 | 日記
           
               青年の美しさ


     新しいものよ、あらゆる新しいものよ、
      正義のために生れた さまざまな形式を わたしは無条件に愛す、
     然も、君が青年としての情熱をもつて ふりまはす感情の武器であれば
      それが如何なるものであらうとも 私はそれを愛し、信頼す。

     私はおどろかない、君の顔に よし狡獪な表情が現れようとも
      私は悲しまない、君の行動に臆病さがあらうとも
     若し、それが君を守るものであるならば、ましてや君の若い厳粛さと
      青年の勇気は なんと新しい時代の 蠱惑的な美しさをもつて
     相手に肉迫してゐることだらう。

      青年よ、我々は環視の只中にある、あらゆるものに見守られてゐる。
     熱心に祈りの叫びをあげながら 現実のつらさに
      眼を掩つてゐる 君の老いたる父や母にもー、
     吐息を立てゝゐる兄や妹にもー、これらの身近なものは君を守る
      だがとほくのものは ただおどおどとしてゐる許りだ。

     信じたらよい、君は夢の中の物語りをもー。
      君のみる夢のなんと喜びに みちた感動の彩りをもつものよ、
     我々は知つてゐる 青年は青年の夢が 
      どのやうな性質のものであるかといふことを。

     ふるへよ、君の肉体を、護れ、君の感情を
      そして君は入つてゆけ もつとも旋律的な場所へ、
     老いたるものにとつては 苦痛の世界であるが
      我々青年にとつては 感動の世界である処へ。

    

   今日は『成人の日』。新しく122万人余がおとなの仲間入りをします。
  今朝の北海道新聞に掲載されていた小熊秀雄の詩の一部分を読み、
  全文を知りたいと思いNET検索してみました。
  小樽生まれで旭川ゆかりの小熊秀雄。39歳で夭折した詩人の代表作です。

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♪ FRAGILE ♪ 聴き比べ

2013年01月12日 | 日記
               
               『FRAGILE』 by 2CELLOS
 このところ好んで聴いている2チェロズ 初めて聴く曲が多く新鮮に感じます。
ファーストアルバムに収録されていた『FRAGILE フラジャイル』も、魅力的な曲。
FRAGILEの意味は、壊れやすい・脆い・儚い…。繊細で浮遊感が漂うメロディが
心に響くのでしょう。原曲はイギリスの人気アーティストSTINGの大ヒット曲。
“人間はなんと脆い存在なのか、僕たちはなんと儚い存在か”というメッセージが
もの悲しく伝わってきます。2チェロズは原曲の雰囲気を大切に、二つのチェロを
絶妙に呼応させて、自分たちの『FRAGILE』を聴かせてくれます。
ロック調2チェロズもCOOLだけれど、クラシック調のこんな曲も素敵ですねぇ
              
               『FRAGILE』 by STING
 因みにSTINGの『FRAGILE』は、こちら
2002年冬季オリンピック・ソルトレイク大会の開会式で、ご存知の世界的チェリスト
YO・YO・MAと共演した時の映像です。
 STINGで思い出すのは、以前トルコを旅した時に聞いたガイドの話です。
エフェソス古代遺跡・円形劇場で開催された、STINGコンサートに殺到した観客で
貴重な大理石遺跡が壊されたそうで、それ以降コンサート開催は禁止に…。
STING人気の程が偲ばれる話です。
 冬の夜長、暖かな orと共に、ふたつの『FRAGILE』聴き比べは如何でしょう。


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