


水無月の 夏越の祓 する人は ちとせの命 延ぶといふなり
『夏越しの祓』とは、古くから旧暦6月末日に半年のケガレを祓い、残り半年の健康を祈願する神事で
厄落としの方法として「茅の輪潜り」や「人形流し」が行われてきたそうです。また「水無月」という菓子や
「夏越し飯」で夏バテを防ぐ知恵もあったとか…。神仏を敬い災難を怖れた農耕民族の風習が現代にも
伝わって、此処までの半年間に犯した罪や穢れをチャラにして、新たな心で後半を迎える除災行事

意味合いがあるのでしょう。日頃の罪トガを振り返り、殊勝な心持ちに立ち返ってみるのも必要なこと。
さて此の半年を思い返してみると…まぁ感じるところは多々ありますが「過去の失敗には目を瞑り前進
あるのみ」Kimitsukuですから終わった事はあれこれ悔いても仕方ない、取り敢えず今夜は「夏越し飯」…。
ところで「夏越し飯」は、邪気を祓う栗や豆などの雑穀ご飯に、茅の輪をイメージした旬の夏野菜の丸い
かき揚げを乗せ、百邪を防ぐという生姜を効かせた、おろしだれを掛けたものだそう。
暑さで食欲が無い時には、さっぱり風味のドンブリメシが食欲をそそるかも~







これから迎える夏本番、体調管理に注意して予想される猛暑の夏を乗り切りましょう。