kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

年の暮れ

2013年12月25日 | 日記
                

     隔てゆく 世々の面影 かきくらし 雪と降りぬる 年の暮れかな

                                     …新古今集 藤原俊成女…

                         
 今年も残り僅かになりました。この時季になると心に想い浮かぶ、新古今集の和歌一首
…過ぎ去った様々な想いを振り返ると甦るあのことこのこと、そのすべてを覆い包むように白い雪が
舞い落ちる年の暮れ…、平安女性の情念のようなものを感じさせて好きな歌です。
この雪は晴れ渡る明るい空から降っているのか、それとも夜の暗い空から降っているのか…なんて
想像するだけでも楽しいことです。
                        
 札幌は積雪20センチ、ホワイト・イルミネーションが美しく映える年の暮れを迎えました。
この一年間、拙いお喋りブログにお付き合い頂き有難うございました。心より感謝いたします。
 どうぞ良いお年をお迎え下さいませ そして来年も宜しくお願いいたします。
                 
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⁂⋆ 2013年 ⋆⁂⋆ 今日で仕事納め ⋆⁂

2013年12月20日 | 日記
                
 今日の介護認定審査会で、2013年の仕事はすべて終了しました。やれやれ、お疲れさま  
誰も褒めてくれないので…、自分で自分に惜しげなく沢山の を贈りました。大甘っ
これって心理学でいう「ストローク・バンク」なのよね。その気・やる気・モチベーションを上げる為、
他者の心に働き掛けることを「ストローク」と言います。このストロークには2種類があり、認める・
褒める・労うなどはプラスのストローク、注意する・叱る・貶すなどはマイナスのストロークになります。
このストローク・バンク(胃袋)のストック(認め)が少なくなってきた人は、やる気が下がり自信を無く
してしまうことが多々見られます。人は認めて褒めて伸ばせ…、と言われる由縁でしょう。
かくして自分に甘いkimitsukuは、常に“愛のストローク”で胃袋を満たして明日へ立ち向かうのです。
 島倉千代子が歌っていましたよね、「ねぇ…人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ…
さぁ、来年も頑張っていろいろ咲き乱れるわよぉ メデタシ・メデタシの今年の〆となりました。
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ピーター・オトゥールの死を悼む

2013年12月16日 | 日記
             
                                 『アラビアのロレンス』
 遂にこの日が…、健康を害して演劇界を引退したピーター・オトゥール死去のニュース。
世界映画史上、燦然と輝く名作『アラビアのロレンス』で名を成したオトゥール、81年の生涯でした。
デヴィッド・リーン監督『アラビアのロレンス』は、砂漠の美しさと印象的な音楽、そしてオトゥールの
狂気を秘めた青い瞳が強烈に残った映画でした。後年モロッコを旅した時、岩山のロケ地を遠望し
大感激したものです。最近TVで聞く何かのCM「映画は人生で出来ている。人生も時々、映画で
出来ている」ってホント共感しちゃいます。昔も現在も kimitsukuの人生は映画と共に…でしょうか。 
                 
 重厚なロレンスの4年後に撮影された『おしゃれ泥棒』は、オトゥールのコメディアン振りが楽しい
映画。オードリー・ヘップバーンとの共演で、長身痩躯の二人が狭い倉庫の中で互いに長い手足を
持て余すシーンなど、随所に笑いを誘われる軽喜劇でした。その後、67 『将軍たちの夜』、68 『冬の
ライオン』、69 『チップス先生さようなら』、87 『ラストエンペラー』などに出演していました。
 “人生は短し、されど芸術は長し”は、古代ギリシャ賢者の言葉だそうです。今夜は、『ロレンス』と
『おしゃれ泥棒』を鑑賞しつつ、名優ピーター・オトゥールに感謝し冥福を祈ると致しましょう。
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ヨハネス・フェルメール

2013年12月15日 | 日記
                    
 12月15日は、『真珠の首飾りの少女』で知られる画家、ヨハネス・フェルメールの忌日です。 
17世紀のオランダに生きたフェルメールは、43年の短い生涯で35点ほどの作品を残しました。
絵画の多くは窓から差し込む光を受けて佇む女性像で、不思議な静けさに包まれています。
その代表作が1665年頃に描かれたとされる、『真珠の首飾りの少女』でしょうか。
                   
 その絵画を題材にして作られたのが、2003年の映画『真珠の首飾りの少女』です。
初めて観た時にはモデルの少女によく似た女優が居たことに驚き、フィクションとは知りつつも
少女と彼女の美しさに絵心を触発される画家との、秘められた恋物語に惹かれました。
フェルメールの生涯は謎が多いようですが、此の絵には何かドラマを感じさせる雰囲気がある
のでしょう。フェルメールを演じているのはコリン・ファース。その後、『シングルマン』『英国王の
スピーチ』と話題作に出演して、アカデミー主演男優賞にも輝きました。kimitsuku的には、断然
『シングルマン』がお勧め。しんねり&じっとり耐えるオトコが似合う、コリン・ファースです。
                   
 『牛乳を注ぐ女』も、大好きな絵、フェルメールらしい静謐な光景に静かな感動を覚えます。
水差しから注がれる牛乳の白さが印象的な美しい絵画を、自分の眼で確かめてみたい。
そんな想いでいつの日か、フェルメールが生きたオランダ・デルフトを訪れたいと願っています。
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(^^♪ 2CELLOS LIVE AT ARENA ZAGREB (^^♪

2013年12月12日 | 日記
   
                         
                 2CELLOS LIVE AT ARENA ZAGREB
 待望のDVD、『2CELLOS LIVE AT ARENA ZAGREB』を手に入れました。実は、初回盤は
映像が良くないと聞いていたので購入を躊躇していたのですが、改良盤が出たと知り迷わずNET
ショップで購入。昨年6月、2CELLOSの故郷クロアチアのザグレブアリーナで収録したライブ映像
そして臨場感あふれる20曲が入っています。二人が2年前にデビューした時から、此のアリーナで
演奏するのが夢だったそうで、その夢を叶えた喜びが映像からも伝わってきます。
 オープニング曲は静謐な「ベネディクトゥス」、続いてルカ・スーリッチが名曲「エレジー」をソロ演奏
次いでステファン・ハウザーが、「ガブリエルのオーボエ」と「オブリビオン」を情感豊かに奏でます。
実はkimitsuku、極言すれば此の「オブリビオン」が聴きたくて今回のライブ盤を買ったようなもの
そのくらい思い入れが深い曲目なのですワしっとり切ないメロディーが心に沁み込みます。
最近フィギュアスケートでも、この曲を使用する選手が多いらしく時折り耳にすることがあります。
 勿論ロック好きな彼等らしく、デビュー曲「スムーズ・クリミナル」を始め、「地獄のハイウェイ」や
「約束の地」など代表曲が次々と演奏され、これぞライブ盤熱狂的な会場と一体感を味わえます。
二人が選んだチェロの魅力を、もっと多くの人に知って欲しくて始めたという超絶ロックチェロ演奏。
2CELLOSの魅力はライブにあり…確かに 3月の札幌初ライブが待ち遠しいこと
 お勧めの「オブリビオン」など幾つかの収録曲を聴くことが出来ます、どうぞお楽しみ下さいね。
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!(^^)! 『BOLERO』 現代文明に感謝感激 !(^^)!

2013年12月10日 | 日記
     
                     
 NHKプレミアムで放送された、『Proms2013 ラストナイトコンサート』は見応えがありました
毎年8月にロンドンで行われるクラシック音楽祭で、1895年が初回という伝統的な音楽イベントです。
遥か遠いロンドンの華麗な雰囲気を楽しむことが出来て、現代文明の有難さに感謝感激しました。
主会場アルバートホールの他に、何ヵ所かで中継され大勢の観客が共に楽しんでいた様子。
 “Proms=プロムナード”、小路を散策するように気軽にクラシック音楽を…と始まったそうですが
肩肘張らずリラックスして、ワーグナーやヴェルディを聴けるなんて本当に素晴らしいことです。
後半にチャールダッシュやミュージカル曲もあって、親しみやすいプログラム構成。最後には観客も
総立ちで国旗を振りながら国歌大合唱、如何にも英国らしい華やかなイベントでした。
 番組の最後には、パリオペラ座バレエ、「火の鳥」「ヌアージュ」そして「ボレロ」が放送されました。
何と何と…あの『Bolero ボレロ』ですよ~ん
                  
                  『Bolero』 by Jorge Donn
 「ボレロ」といえば、今は亡きジョルジュ・ドンが踊った『愛と哀しみのボレロ』でしょう。
大昔に観た映画自体は記憶も朧になったけれど、ラスト15分のバレエ場面は鮮明に覚えています。
とにかくエネルギッシュで美しく、神がかり的なジョルジュ・ドンのダンスに圧倒されたものでした。
今回は現在パリオペラ座でJ・ドンの後継者と言われる、ニコラ・ル・リッシュが踊っています。
独創的なラヴェルの曲にベジャール振付けのダンス、その魅力を表現する人間の身体の美しさ。
無我の境地で妖しく激しくリズムに合わせて動きを繰り返し、汗ばみ紅潮するダンサーの身体。
久し振りにYOUTUBEでJ・ドンやR・ヌレエフの画像を検索して、溜め息・吐息でした
 ホント現代文明って便利で有難い…ロンドンもパリも30年前のバレエダンサーも、一瞬のうちに
共感できて感謝感激&至福の時間を過ごしましたワ。

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サッカーW杯2014ブラジル大会一次リーグ組み合わせ決定

2013年12月07日 | 日記
                     
    
 来年6月12日に開幕するサッカーW杯ブラジル大会一次リーグ組み合わせ抽選が行われた。
各地の予選会を勝ち抜いてブラジルに集結した32ヵ国が8グループに分かれ、各グループの上位
2チームだけが決勝トーナメントに進むことが出来る。この時点でベスト16が出揃い8→4→2→
7月13日に優勝を決めて、世界一の勇者に与えられるワールドカップを高く高く掲げるのは…
                 
 抽選の結果、我らがザックジャパンは、コロンビア・ギリシャ・コートジボアールと同グループに…、
いずれも南米・欧州・アフリカを代表する強豪国で、この中で上位二つに残ることは簡単ではないが
日本チームの総合力・組織力を生かしてリーグ戦を勝ち抜き、何とかベスト16進出を…
 前回の南アフリカ大会は16止まりだったが、ブラジルでは更にしてベスト8を…ってことは…
ひゃぁ~、ウルグアイ・イタリア・イングランドあたりと対戦するんだぁ、面白そうじゃないのぉ~
ブラジル大会のスローガン 『ALL IN ONE RHYTHM   みんな ひとつの リズムで 』
この精神で世界の頂点へ挑戦だぁ 、頑張れザックジャパン
 でもねぇkimitsukuの本心は…、幾つになっても&いつの世も、オンナゴコロは複雑なのよぉ
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(^^♪ ミッシャ・マイスキー♪ チェロ・リサイタル (^^♪

2013年12月04日 | 日記
     
                       
 “チェロの詩人”と呼ばれる世界的チェリスト、ミッシャ・マイスキーの2年振りに札幌で行なわれた
リサイタルを堪能しました。チェロの音色が好きで、今まで地元の札響では何度か聴いていますが、
何処がどうと上手く説明できないけれど、矢張り何か違った…かも。
 普段クラシック音楽はゴメンナサイのkimitsukuが、今回どういう訳か、これまた決してクラシック
好きとは言い難い友人と連れ立って、札幌コンサートホールkitaraへ。
 ピアノはリリー・マイスキーの父娘共演とあって、会場は熱心なマイスキーファンで盛況でした。
演奏曲目は、バッハの『無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調』、シューマン『民謡風の5つの小品集』、
シューベルト『アルペジオーネ・ソナタ』、ドビュッシー『チェロとピアノのためのソナタ』でした。
 どの曲もミッシャ・マイスキーの静謐な雰囲気と相まって、深い瞑想世界へ誘われるような弦の
響きでした。休憩を入れて2時間ほどの演奏後、鳴り止まない拍手に応えて更に5曲を聴かせて
くれました。その最初の曲がカザルスの名曲『鳥の歌』。思わず「うわぁ…」と心ふるえて…。
続いて、シチュドリアン作曲『アルバニ風のスタイルで』、ファリャの『火祭りの踊り』、ブラームスの
『ひばりの歌』、そしてシュトラウス『朝に』など、短いながら渾身のチェロを奏でてくれました。
   
 芳醇なチェロの音色に酔い痴れた、初冬のミッシャ&リリー・マイスキー父娘リサイタルでした。
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12月の札幌は光あふれて

2013年12月01日 | 日記
                     
 今日から12月、いよいよ2013年も最終月となりました。札幌の街はホワイトイルミネーションで
美しく輝いています。まだ雪はチラッとしかありませんが大丈夫、間もなく本格的な白銀の街に
変貌することでしょう。「師走‐しはす」、「極月‐ごくげつ」、「限月‐かぎりのつき」また「春待月」と
様々な異名を持つ12月、一年の〆の月として新しい年へ向けてしっかり心身を整えなくっちゃ…。
            
 恒例のクリスマス市も始まりました。年々賑やかで華やかなイベントに成長しているようです。
日曜日の午後、会場には「ホワイト・クリスマス」や「オー・ホーリーナイト」が流れ、一段とムードを
盛り上げていました。これから札幌の街には冬を楽しむ若者や、家族連れの笑顔が溢れます。
 年末に凸凹母娘旅を予定している身としては、早目に年末年始の準備に取り掛からなくちゃ…。
ところでタイでは何やら反政府運動が起きているそうな…いろいろお国の事情があるのでしょう。
此処は『マイペンライ』精神を発揮して、タイ旅行が安全で楽しいものになるよう祈りましょ


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