kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

介護の日々を詠む

2011年06月30日 | 日記
        

   「年寄りは 生きてるだけで 為になる」 主治医の言葉に 卒寿を生きる

        

   べっぴんさん 笑顔見たさに 撫でる頬 いつしか母に はじらい戻る
         
            

   不慣れなる 清拭終えし 我が耳に すみませんねと 妻はかぼそく
                      
                            …NHK介護百人一首より…
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おかえり 佑ちゃん!

2011年06月29日 | 日記
          
 左脇腹の筋挫傷で戦線を離れていた斉藤佑樹が、札幌ドームに戻ってきた。
52日振りの復帰登板だったが、7回7安打4失点、プロ入り初黒星を喫した。
「おかえり佑ちゃん」プラカードがドームを埋めたが、5回表ロッテ打線に捕まり
復帰勝利投手は成らなかった。しかし立ち上がりは先ず先ずだし、6回と7回は
何とか押さえて無失点。一方ハム打線が振るわず、1点を返すのが精々だった。
正直なところ、まさかロッテに二連敗とは…情けない。
まぁ勝負は勝ったり負けたり時の運。負けて覚える野球かな…
故障上がりの小谷野も、漸く勘が戻ったか当りが出てきた。
佑ちゃんも焦らず調整して、次回の登板時には納得できる投球をして
 明日の先発予告は、ダルビッシュ有。
  ダルビッシュ 斉藤 飯山 石井 
  武田 中田 大野 
『ゆう』&『しょう』、縁起の良い名前が揃う、日ハム・ファイターズ 
今年こそ優勝日本一を、期待していますよぉ
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kimitsuku版 名画ベストテン

2011年06月28日 | 日記
          
 昔から映画ファンを自認するkimitsukuですが、最近はTVかDVDが多くなり
映画館へ足を運ぶことが少なくなりました。
直近では4月に札幌シネマフロンティアで観た、『我が心の歌舞伎座』…かな
こんなじゃ、映画ファンの名も返上しなくちゃ…かも。
 それでも、懐かしい映画や新しい話題作がTV放映されると、思わず画面に
引き込まれ、夢中になって見入ってしまいます。
老後の楽しみに購入した大型TVが、映画館に劣らない迫力で臨場感たっぷり。
 つれづれなるままに…なに毎日つれづれしてますが…、今までに観た映画を
振り返ってみました。これもアンチエイジングのひとつです。
こんなとき便利なのが『キネマ旬報』。映画評論家や文化人、ファン等が選んだ
過去の名画ベストテンが並んでいます。
 2009年に設立90周年を記念して選定された、膨大なデータベースの中から
選んだkimitsku版 名画ベストテンは…これ
          
 先ずは洋画部門から
  1位  アラビアのロレンス     1963年製作 イギリス映画
  2位  禁じられた遊び        1953年     フランス
  3位  十二人の怒れる男      1959年     アメリカ
  4位  ベニスに死す          1971年    イタリア
  5位  戦場のピアニスト       2003年    フランス・ドイツほか合作
  6位  シンドラーのリスト       1994年    アメリカ
  7位  第三の男            1952年    アメリカ
  8位  ニュー・シネマ・パラダイス 1989年    イタリア
  9位  ダンス・ウイズ・ウルブズ  1991年    アメリカ
  10位  愛を読む人           2009年    アメリカ・ドイツ合作

 他にも、戦場に架ける橋・モダンタイムス・運動靴と赤い金魚・ローマの休日・
男と女・ドクトルジバゴなど、心震わせた名作がまだまだ山積み。    
            
 洋画ファンだったので、邦画はあまり観ていないのですが…
     1位  七人の侍      1954年
     2位  人間の条件    1959年
     3位  砂の器        1954年
     4位  二十四の瞳    1954年
     5位  飢餓海峡      1964年
     6位  また逢う日まで  1950年
     7位  おとうと         1960年
     8位  赤ひげ       1965年
     9位  たそがれ清兵衛 2002年        
     10位  駅・ステーション  1981年

      
 
 特に邦画は古い作品が多いですね。最近の映画には付いていけない…
洋画邦画に関わらず、恋愛ドラマやホームドラマ、ミュージカルものは少ない。
この傾向は性格的に、どうなんでしょう。しみじみ…とか、ほのぼの…ムードは
やや苦手かも… ちょっと心配…

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小笠原・平泉が世界遺産に

2011年06月27日 | 日記
        
 パリで開催されているユネスコで、『平泉』が世界文化遺産に登録された。
前日の『小笠原諸島』に続く快挙で、東北大震災で被害を受けた岩手県のみ
ならず日本中が喜んだ。これから被災地復興のシンボルになりそう。
 平泉は12世紀に藤原氏が築いた黄金郷。義経や弁慶の伝承が残る史跡も
多く、歴史好きなkimitsukuも二度訪れたことがある。
        
 今回、登録されたのは藤原氏四代が眠る「金色堂」はじめ、無量光院跡、
毛越寺、観自在王院跡、金鶏山の各史跡。浄土思想や仏教と自然崇拝の
融合、日本独自の庭園美が評価されたという。
                        
 しかし先日のニュースで、イタリア・ポンペイ遺跡が崩壊の危機と聞いた。
イタリアは、国家財政の悪化で修復費用も人材も不足しているとの話だった。
中国・万里の長城も、崩壊が進んでいると聞いている。
地震で崩れ去ったイラン・バム遺跡の修復も、なかなか進んでいないとか…。
 現在911ある世界遺産(文化遺産704、自然遺産180、複合遺産27)のうち、
危機的状況にあるのは36箇所と、危惧されている。人類が共有すべき顕著な
普遍的価値を持つ、文化・自然・景観を後世に伝えて行くことが求められる。
 震災以降、半減した観光客を呼び戻すため平泉は知恵を結集して欲しい。
また世界遺産指定により自然破壊が懸念される小笠原諸島は、いつまでも
現在の豊かな景観を残しつつ、人類と共存する知恵を示して欲しい。
 先人たちが現在に伝えてくれた素晴らしい文化や自然を、今度は私たちが
子供や孫に残し伝える番なのです。

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函館・東北チャリティプロモーション in 大通公園

2011年06月26日 | 日記
        
 大通公園で開催された、『函館・東北チャリティプロモーション』に行って
来ました。東日本大震災復興事業として週末2日間に行われたイベントは
多くの市民で賑わっていました。
 『ともに立ち。ともに歩む。』をテーマに、函館と東北6県が新たな『絆』を
結ぼうと企画されたそうです。
        
 kimitsukuお目当ては、青森・八戸の重要無形民族文化財「えんぶり」観賞。
馬頭を現わす兜をかぶり、農機具「えぶり」を手に持ち、畑を鋤く動作を踊る。
豊作を祈願する祭りとして800年の歴史を持つ、力強く勇壮な舞いでした。
        
 子供たちが踊る『祝福芸』。愛らしい衣装に優雅な舞い、台詞まで入って
本格的なエンターテインメントでした。
         
 今日のランチは、函館・大沼牛のローストビーフサンドを頂きました。
たっぷり入ったローストビーフに、びっくり。ご馳走さまでした。
他にも牛タン弁当や稲庭うどん、八戸せんべい汁など各地のB級グルメが
人気のようで、中には行列が出来るテントもあって…。
 さて我が家の夕食は、「いちご煮」を使った炊き込み御飯と、せんべい汁に
決定です。些かでも被災地支援になったでしょうか…
こんな形でも協力出来て、何となくホッと心温まる&美味しい一日でした。
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アカシアの花が咲いて

2011年06月25日 | 日記
        
 6月の札幌の街はアカシアの白い花が咲いて、甘い芳香に包まれる。
明治時代に渡来した時にはアカシアと呼ばれたが、後に本来のアカシアが
輸入され、区別するためニセアカシアと呼ばれるようになったと言う。
何だかインチキ詐称めいて気の毒な樹木だが、北原白秋の『この道』や
西田佐知子『アカシアの雨がやむとき』、石原裕次郎の『赤いハンカチ』も、 
札幌をロマンティックに歌ったアカシアは、全てこのニセアカシアのこと。
 ニセでも何でもアカシアが咲くこの季節、風にハラハラ舞い落ちる小さな
花のシャワーを浴びて歩くのが好きで、思わず知らず気分は西田佐知子

                  

          アカシアの雨がやむとき   作詞:水木かおる

     アカシアの雨に打たれて このまま死んでしまいたい
      夜が明ける 日が昇る 朝の光の その中で
       冷たくなった 私を見つけて あの人は
        涙を流して くれるでしょうか
 
      アカシアの雨がやむとき 青空さして 鳩が飛ぶ
       むらさきの 羽の色 それはベンチの 片隅で
        冷たくなった わたしの抜け殻 あの人を  
         探して遥かに 飛び立つ影よ
                   

 陰々連綿と続く“恨み節”。西田佐知子の気だるい歌唱が何とも魅力的で、
今も季節限定で思い出す、懐かしい一曲です。
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有翔コンビで優勝だぁ!

2011年06月24日 | 日記
       
 今日から再開したプロ野球リーグ戦。日ハムは3ゲーム差のソフトバンクを
追う首位攻防戦。勿論この大事な一番は、エース・ダルビッシュの登場です。
8回まで1失点13奪三振と好投すれば、中田が8回の満塁に二塁打を放って
2点追加。約束通り、有が投げれば翔が打つ…強い有&翔コンビで、こりゃ
間違いなく今年は優勝だぁ。ゲーム差を2に減らして、襟首を掴んだも同然。
明日は勝 ケッペル、行け行けドンドン行くときゃドンドン行きましょう

                    
 
 1年前の6月24日、FIFA南アフリカ大会で日本チームはデンマークに勝って
ベスト16入り、決勝リーグに進出したのだった。kimitsukuこの試合をクロアチア
景勝地ドブロブニクでTV観戦し、同行ツアー客はハイタッチで喜びを共にした。
あの試合では、本田・遠藤・岡崎が見事に決めて3点を奪い、こりゃベスト8も
夢じゃ無いかも…なんて思ったけれど、世の中そんなに甘くなかったわねぇ。
 甘いも、苦いも、酸っぱいも、人生を豊かに味つけするエッセンス。
良い時もあれば、上手くいかない時もある。山頂もあれば、谷底だってある。
も人の世も、みんな一緒よね。有も翔も、みんなも心ひとつに…ね。
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『ベニスに死す』 美の化身タッジオに魅せられて

2011年06月23日 | 日記
          
 久しぶりに映画『ベニスに死す』を観た。1971年にR・ヴィスコンティ監督が
製作した作品で、原作はドイツの文豪トーマス・マン。
老境に差し掛かった高名な音楽家が、静養のため訪れたベニスで美少年に
魅せられ、蔓延していたコレラに罹患して命を落とすストーリーだが、如何にも
頽廃美の具現者ヴィスコンティ監督らしい、妖しい美しさに彩られている。
 以前テレビ放映された際に一度観ていたが、いま再び観てみると、受ける
印象がかなり違うことに気づく。美少年タッジオに魅惑される主人公の心境が
痛い程よく分かる。それって…もしかして…やっぱり…
          
 とにかくタッジオが美しい。永遠の…、究極の…、比類なき…、美の化身。
ドイツの名高い音楽家にストーカー紛いの行動を取らせる、神秘的な魅力を
放つ美少年。T・マンの原作によれば、タッジオは、“金髪で、整った蒼白い顔、
端正な鼻、優しい口元、彼の顔は高貴な時代のギリシャ彫刻を想起させた。
その優美さは魅力に溢れ、自然にも造形美術にも存在しない完璧さ。
上体の姿勢、白い靴の運び、それは優美そのもので、軽やかに自信に満ち、
優しさに溢れていた。子供らしいはにかみ、エロス像のような愛くるしい首、
思索的な眉、こめかみと耳には直角に垂れた巻き毛が覆っていた”…と。
         
 ヴィスコンティ監督は、タッジオを探してヨーロッパ数カ国を旅し、遂に
スウェーデンでイメージ通りの少年を見つけた。
当時15歳だった、ビョルン・アンドレセン。原作では12歳だったタッジオを
15歳に変更してでも、監督はこのビョルン少年に固執したのだろう。
確かに完璧な美少年、映画とは別に『タッジオを探して』という、30分の
ドキュメンタリーフィルムが残っているらしい。
何故かヴィスコンティ監督が、音楽家アッシェンバッハに重なって見える。 
          
 この15歳の少年とは思えない妖艶な頽廃美は、ヴィスコンティが作り上げた
マジック…。初老の主人公アッシェンバッハが、虜になるのもよく分かる。 
原作から引用すると、“少年タッジオはアッシェンバッハの前に現れ、彼を死を
もって完結する人生の昇華へと導く”とあり、“生の象徴であり、頽廃的な美の
象徴でもある”と、記されている。
 製作後にヴィスコンティ監督は、この映画を「真実と想像の平衡を保ちつつ、
リアルでありながら同時に幻想的に描いた、美しい悲劇の物語」と述懐したそう。
愛する少年の姿を遠く眼で追いながら息絶えた主人公の、『究極の美』への甘く
激しく切ない妄執…化粧が剥げ落ちたグロテスクな顔に浮かぶ、悦びと苦悶。
 全編に流れるマーラー作曲のアダージェットと共に、海辺でのラストシーンが、
深く印象に残る『ベニスに死す」。映画好きkimitsukuの、お勧め作品です。

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ウォシュレットトイレの話

2011年06月22日 | 日記
        
 介護福祉を学ぶ学生たちが、先週から施設実習を行っている。
その巡回指導の中で、様々な学生からの疑問に答え、アドバイスするのが
目下のkimitsuku先生の仕事。施設実習では、移動介護を始め食事や入浴、
排泄などの介護業務を体験し、幅広い知識と技術の習得が求められる。
 ある男子学生と排泄介護の話をしているうち、ウォシュレットトイレとビデの
話になった。学生の質問は「ウォシュレットトイレに、ビデという機能が付いて
いるのは何故か…」。その辺りの話題には些か詳しいkimitsku先生です。
元々フランスやイタリア、スペインなどで使用されたビデの歴史と効用について
ルル説明、ビデとはその形態と使用法からフランス語で『子馬』を意味すること。
現在ウォシュレットトイレの洗浄機能に「おしり」「ビデ」があるのは、シャワーの
当たる場所が微妙に違い、元々ビデが持っていた機能を併設した…と説明。
勿論、学生にはもう少し詳しく具体的に話したけれど此処に書くのは一寸ネェ。
学生は納得したようだから、多分よく分かったのでしょう。

                  

 でも最近は、ヨーロッパのホテルでビデを見掛けなくなったように思う。
海外旅行大好きkimitsukuの携帯必須アイテムは、おしり清浄用スプレー
これが無くっちゃ海外旅行は楽しさ半減、異文化体験もトイレ文化だけは別
清潔&快適な日常生活を謳歌している身としては、ウォシュレットトイレが無い
暮らしは一日も我慢できない。コピー上手な日本人が、アメリカ商品を改善し
広く一般家庭にも普及させた温水洗浄便座が、他の国で普及しないのは…謎。
 学生の思い掛けない疑問に悪戦苦闘しながら、だから介護って面白い。
kimitsuku先生は、今日も颯爽と…巡回指導に走り回っています。
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クロアチア旅行から一年

2011年06月21日 | 日記
      
 昨年の今頃は、憧れのクロアチアを旅行していた。バルカン半島に位置し、
古くからローマ帝国やオスマン帝国の侵略を受け、近世に入っても統合や
分裂の歴史を持つ国。国土は九州の約1,5倍、その60%が森林の緑豊かな
国だった。僅か一週間程度の旅だったが、あの美しいアドリアンブルーの空と
荒々しい石灰岩の岩山、大切に保存されている自然と文化遺産の数々。
そして何より印象的な紺碧のアドリア海。まるで絵葉書のようなと形容される
クロアチアは、期待した以上に美しい国だった。
厳しい辛い歴史の痕跡を、そこ此処に残しながらも人々は復興を遂げていた。
       
 『アドリア海の真珠』と賞賛されるドブロブニク旧市街も、復元された赤い
瓦屋根が6月の太陽に輝き、爽やかな風が通り過ぎていた。
あの美しい街は、今日も多くの観光客たちで賑わっていることだろう。
 3月の大震災と原発事故で傷ついた被災地の人々にも、必ず元の自然
豊かな、人情あふれる生活が戻ることを信じたい。
度重なる地震と民族紛争から再生したクロアチアに学び、頑張ろう。

     
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