僕の恋人

　時短料理が続きます。


絶対に焦がさないように見守りながらの調理ですが、すでに内臓処理済みの物を買って来るのでこの時短はありがたいです。
煮付けるにつれてヒレが跳ね上がり、なかなか恰好の良い魚です。

野球から帰る夫を待って大型スーパーへ出向きました。
目的のタオルの購入を済ませて、階下の食品売り場をざっと覗いて見る事にしました。
用の無い時は車で待っている夫ですが、今日はぴったりと私に付いて来ます。
途中で理由が分かりました。
お酒のアテが欲しいのですね。刺身コーナーで「うまそう・・・」とＪがつぶやきます。
ブリのトロ身を見つめています。
「Ｊさん、これは値引もないから、こちらにしましょう」と言って、お隣の鮮魚売場で眠っている魚を見せました。
今日の支度を準備中での外出でしたが、車を出してくれたので大サービスです。
三割引きの「がしら」を（笑）、帰るやいなや煮つけました。

ブリトロの刺身五切れとほぼ同額になりますが、この五尾は値打ちがありました。
ちびりちびりと楽しそうです。

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